> しかし1回目から例題を解けることは少なく、
当たり前です。
世の中そんなに甘くありません。一度聴いてすぐに解けるようなら数学科はちょっと無理だけどそれに近い力があると思います。
使っている教材のレベルが高すぎないでしょうか。
学校で授業を受けていないなら、まず教科書レベルが抜け落ちていると思いますが如何でしょう。
青チャート黄チャートは、教科書レベルは一応聴いたことがあるくらいは前提になっていると思います。
まず教科書レベルを丁寧に解説してある参考書をすべきです。(授業がないのだから)
その上で青や塾をやった人が東大でしょう。
もう少し丁寧に書くと、
まず基礎を身に付けなければいけません。
基礎を身に付けるというのは例題の解説やその前の説明などを読めばよいのではなく(解らないでしょ?)、解らないながら基礎問題を演習してみて、まず手が動かせて、それでもう一度説明を読んで解るかどうかだと思います。
たぶんそれも一度では解らないので、忘れた頃に同じ問題を解き直すとかなり定着します。
基礎から簡単な応用までを同じ問題を解き直すことで定着させましょう。
その中に、公式やら定理やら基本的な解法パターンが含まれていますので、それらがいつでも取り出せるように整備しておいて下さい。
料理で言うと包丁の使い方やフライパンの使い方や火のつけ方水の出し方に相当しますので、それらが自由に取り出せるようになっていないと、入試標準問題レベルより上は原理的に不可能なはずです。ただし天才は除きます。
英語で言うと、単語や基礎的な英文法に相当すると思います。
これらが欠けていれば英文は読めないでしょう?
それと、基礎→応用→解らなくなる→基礎→応用→ は当たり前ですので恐れずに何度も繰り返して下さい。
繰り返しているうちに、ここまでは解っている、で、ここは?となり、理解もスピードも上がってくるでしょう。
ここまでが十分できているのなら、応用力について悩むべきですが、本当に教科書レベルが「身に付いて」いるでしょうか。
通過しただけではダメです。
本当に応用力の問題であるなら、青や黄チャートをやり込んで、解法パターンを徹底的に身に付けるのがとりあえずは良さそうに思いますが。
応用問題を解いて、その基礎のところが解らないなら基礎が抜け落ちています。
解答解説を見て、あぁこれを使うんだったか、なら、基礎が定着していない可能性があります。ある程度は仕方ありません。
解答解説を見て、この難しいテクニックは知らない、のは、応用テクニックの問題ですので、その問題で身に付けることでしょう。
これは仕方ありません。
問題を見ても解答解説を見ても何の事やらさっぱり、なら、基礎の所から理解ができていないのだろうと思います。まず簡単なところができて理解できるように。それから徐々に難しくしていって下さい。
模試や青が解けない場合、どのパターンが多いですか?
ある教材の解説が解らないときは別の教材で調べましょう。
参考書は一冊とは限りません。調べ物用なら何冊あっても良いです。
解らないところができたら、大きな書店で色々立ち読みして下さい。
その際、毎度この教材の解説が解り易い、という物があれば買ってくると良いでしょう。
世界史のことは知りませんが、まず大まかなことが把握できているでしょうか?
いきなり枝葉末節に手をつけるのではなく、全体が網羅できていますか?
教科書を通読して、穴だらけで良いからまず全体を把握しておく。
それからもう一度通読してもうちょっと細かく把握していく。
教科書がだいたい把握できたなら、もうちょっと細かいことが書いてある教材へ、じゃないかと思いますが。(世界史で受験していないし理系なので判りませんが)
東大だから青チャート、東大だからZ会ではなく、まず身の丈にあった教材を使い、それを終えてしまいましょう。
それらをこなした上での青やZです。青やZだけやればよいわけではないし、そんなことは不可能です。
お礼
遅れて申し訳ありません。 非常に参考になりました。 自分の実力を把握して基礎からじっくり取り組むようにします。 本当にありがとうございました!