マスコミは自分自身を民主主義や自由主義の守護神のようにたてまつりますが、実際にはそのようなことはありません。
マスコミの至上命題は「いかに儲かるか」です。
新聞なら購読者数、週刊誌などの雑誌なら発行部数、テレビなどは視聴率。これをいかに上げるかが大事で、それ以外に興味がありません。
だって、マスコミはあくまで「民間企業」なのですから。赤字なら倒産するし、マスコミ関係者だって儲かっていい給料もらって、いい生活をしたいでしょうから。
では、なぜ「鈴木バッシング」などが起きるかというと、日本人の国民性が大きく関わってきます。
日本人の多数は、人の足を引っ張ることに生き甲斐を感じる嫉妬心の強い国民性です。
努力して成功した人を見たとき、日本人は「がんばって素敵なこと」だとは思いません。
「うまいことやりやがって」とか「なんぼ儲けているんだ」とか「なんとかアラを探して、ひきずりおろそう」とか考えます。
日本人は噂話が好きですが、どんなに良い事をしても噂にならず、悪い面ではたとえ嘘の話でもすぐ噂で広がるのがいい例です。
なんとしても儲けたいマスコミは、このような国民性に反応しないわけがないです。
日本開催のW杯で世界の注目を集める中で、最初のゴールを決めた鈴木は当然ヒーロー扱いを受けるでしょう。
そうすると日本人の嫉妬心にメラメラ火がつきます。
その嫉妬心を煽るような記事を書けば売り上げアップは間違いありません。
マスコミは嘘でもなんでもいいのです。「時の人」は日本人の嫉妬心の対象で、バッシング記事は売り上げに貢献するのです。
日本人みんなが、そのようなバッシング記事を「買わない、見ない、聞かない」ならば、自然とバッシング記事はなくなります。
お礼
とても勉強になりました、ありがとうございます。 今まで、というか今でも、好き勝手なことを書くことが多いマスコミがあまり好きではありません。けれども、そういった記事に反応して、しかも信用してしまいがちな自分(日本人)の性格も否めなくて、あぁぁぁって感じです・・・。 なんかすごく考えさせられました、改めてありがとうございました。