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美しくて怪しい雰囲気の美学が感じられる映画
- 怪しい美しさと残酷さを含んだ妖艶な映画を探しています。
- 映画の設定や物語が美学のために狂っているような雰囲気が好みです。
- ジャンルはオカルト、ホラー、サスペンス、ミステリーなど幅広く検討しています。
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こんにちは。 人それぞれ感じ方が違うと思うのですが、私が美しさと残酷さを含んだイメージを持った映画をいくつかあげます。 「狼の血族」 ある少女の夢の中の物語で、おとぎ話のようなダークで美しいシーン、狼男にまつわるさまざまなエピソード。 妖艶と残酷が共存している感じがあります。 「インタビューウィズヴァンパイア」 (ご存知かもしれませんが) トム・クルーズ、ブラッド・ピットが怖いくらいに美しいヴァンパイアを演じています。
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- coqlo
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>怪しい美しさとか残酷さを含んだ感じ このフレーズに、「薬指の標本」が思い浮かびました。 小川洋子さん原作の同タイトルの小説をフランスで映画化されたものです。 ・事故で薬指を失った美しい少女 が ・「永遠に遠ざけたいと思う品々」が持ち込まれる標本室 ・どんなものでも標本にすることができる標本技師 に出逢い、物語は進んでいきます。 現実感があるようでない、童話的なのに残酷な世界、可憐で美しい少女に潜む耽美で官能的な空気、を楽しめると思います。
- wai2010
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>美しく妖しい雰囲気で残酷さ含んだ感じの妖艶な映画。 「血とバラ」はそのものです。 吸血鬼カミーラをベースにした映画で(モンスター映画ではありません。)作品全体に朕美な雰囲気が漂い、女性同士の恋愛に似た人間関係も出てきます。 映像自体も美しく、確か近代フランスあたりを舞台としていたように思います。 「テス」(79)も、当時、19才で15の時から監督のロマン・ポランスキーの愛人だったというナスターシャ・キンスキーが主演しています。 この作品中、主人公のテスは神々しいまでに美しく、もし現代なら違った人生を送れただろうにと不幸のどん底にあえいでいます。 中世ヨーロッパの風景が美しく、ナスターシャ・キンスキーと共に映像美を高めています。
- t78abyrf9c
- ベストアンサー率47% (3029/6402)
古い映画(1950年)ですが、「サンセット大通り」はいかがでしょうか。 他の方が推薦してらっしゃる「マルホランド・ドライブ」は、↑の映画のオマージュだと言われてます。(リンチ自身も認めているそうです。) http://www.geocities.co.jp/Hollywood/5710/sunset-blvd.html 既にご覧になっている際は、ご容赦ください。
NO.6です。先程は見当違いだったようですみません。 懲りずに再度挑戦ということで(笑) 『奇跡の海』 監督 ラース・フォン・トリアー 主演 エミリー・ワトソン 個人的にこの監督の作品群は苦手なのですが、この映画には愛する夫のために自己犠牲というある種の美学に自らを陥らせ崩れ去っていく妻の姿が描かれております。その姿には狂気を含んだ残酷さが感じられますが・・・・。 おまけで 『タイタス』 シェークスピア原作、アンソニー・ホプキンス主演の異色の作品。次期国王の弟側に点いた為がためにローマの英雄であったA・ポプキンス一族が受ける仕打ちは残酷以外の何者でもない こんな所で如何なもんでしょう・・・ でも、『パヒューム』とは雰囲気が違うか・・ あー、なんだか、書いているうちに今回も討ち死にっぽいニオイが・・・(冷汗) 今回も的外れだったその場合、わざわざ長文のお返事は結構ですので懲りない私に「今回も残念」とだけいただければそれで満足です!(笑)
お礼
そんなそんなせっかく回答いただいたのに(笑) 奇跡の海、私ラース監督作品群、実は苦手なのですが苦手な割にほとんどみております、こわいもの見たさってやつで…(笑) ダンサーインザダークなんかは嫌いなんですが、奇跡の海は逆に凄すぎて食い入るようにみた記憶が…(苦笑) あれくらいまで己を貫くのも凄いですよね。 「タイタス」は難しそうかな、なんて思ってストーリーをみてみたのですが、復讐劇だそうで! 個人的に復讐もの好きです~。 こんな質問してこんな回答すると、人格疑われそうですが…(笑) 残酷なまでの復讐劇、みてみたいです! ありがとうございました!
不条理な世界観と耽美的な映像が融合したような作品がおこのみなのでしょうか? それならば、イーサン&ジョエルのコーエン兄弟作品なんかは如何でしょうか? ・バートンフィンク ・ファーゴ ・バーバー など、 彼らが紡ぎだす独特の雰囲気を持ったストーリーと耽美的な映像はお求めになっているものに近いような気が致します。個人的には彼らの最高傑作は「ミラーズクロッシング」だと思っているのですが、若干、前述の作品とは雰囲気を異にするかもしれません。 マフィア物の作品ですが、その全編に溢れ出すダンディズムと映像美はまだ未見ならば、一見の価値ありだと思います。 あと、 ・セル という映画が非常に不思議な世界観を持った映画だったように記憶しております。 お求めの作品と違っていたらすいません。
お礼
オススメありがとうございます。 やっぱり伝わりにくいですよね…(泣) 特別映像美、をもとめているわけではありません。 不条理な世界観、というよりも、美しさと残虐さが共存、みたいな感じでしょうか。それも不条理のひとつではありますが、不可思議な世界観というよりはどちらかというと個人の「美の追求」にともなう周りの生命的な犠牲みたいなものがみたいのかもしれません。わかりにくいですね、すみません…(汗) 現代的なものより少し古典的な雰囲気のあるもののほうが条件にあうかもしれません。 「セル」「バーバー」「ファーゴ」は鑑賞済です。 「ファーゴ」はよく不条理作品としてオススメにあがっていたので期待しすぎていたのか、ちょっと希望のものとは違いました。 セルの不思議な映像美は確かにちょっと似た感じがあるかなと思いますが、もう少し現実にありそうな残虐さという感じです。 やはり「パフューム」のような感じのものは少ないのでしょうか。 難しいですね(汗)
- blazin
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僕もデビットリンチ監督のマルホランドドライブはお勧めです。 解釈よりも脳の奥のほうで感じるとなんだか不思議な世界観にはまります。後はアトムエゴヤン監督のスイートヒアアフターがお勧めです。 ストーリーを書くとうまく伝わらないんですが、ある町に来た弁護士の目から見たその町のゆがみや人間関係が静かに描かれている不思議な後味のある作品です。お勧めですね☆
お礼
マルホランドドライブ、人気ですね。期待が高まります! スウィートヒアアフターは、イアンホルムが弁護士ででている作品ですね。 あれもとっても独特でしたよね! 残念ながらあの作品はあまり好きにはなれなかったのですが…。 ありがとうございました。
- jack-meg
- ベストアンサー率0% (0/9)
パヒューム、見ました! おもしろかったです。 美しくて怪しい雰囲気といえば、ずばりデビット・リンチ監督です! とくに『マルホランド・ドライブ』や『ロスト・ハイウェイ』がおっしゃる雰囲気が強いと思います。
お礼
ありがとうございます。 デヴィッドリンチ監督、有名ですけど作品はブルーベルベットしか見たことないんです。ブルーベルベットも独特でしたね。 あの作品に限ってはあまり好みではなかったのですが、 マルホランドドライブは有名なので見よう見ようと候補にいれているのですが未だ未見です。 そういえばデヴィッドリンチ監督はXJAPANの曲のCM撮影の監督を手がけた事がありました(笑) そういう意味では自分好みな作品もありそうです。 期待してぜひ見てみたいと思いますw ありがとうございました!
No.1です。 そうですね、愛憎劇というより平たく言うと変態の物語(直接的な性描写はむしろ少ない)ばっかりを挙げてしまったみたいです。(アルモドバール作品はは変態とは言いたくないのですが。) >愛や恋愛といったものをあまり含まず、、自分なりの孤独や美学をもつような主人公が自分の内へ内へとはいっていくような孤独や残虐性といったなかに美しさを感じるようなものを描いたようなもの ということですが、辛うじてこの点をクリアできるのは「豚小屋」くらいでしょうか。ただし、美しいかどうかというと(カメラと男優は美しいけれど)フツーの美しさではありません。ある意味、政治的な映画でもあり、パゾリーニの中でも難解な作品になると思います。 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD12174/index.html 超有名なヴィスコンティの「ベニスに死す」は、美少年に惹かれる心情を恋愛ととるのか、美への傾倒ととるのか・・・また、主人公の孤独をどこまで残酷とみなせるか・・・解釈によって大いに異なると思いますが、一応挙げておきますね。 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD12255/index.html ヨーロッパらしい濃厚な倒錯感はまったくありませんが、少女趣味が行き着くところまで行き着いてしまうのが ピーター・ジャクソンの「乙女の祈り」 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD10977/index.html 二人の少女だけが共有する乙女の世界を、極彩色で描いて、ピーター・ジャクソン(「ロード・オブ・ザ・リング」等)の悪趣味が混じった技巧がみられます。「パヒューム」や「アザーズ」とはかなり違う雰囲気なのでお探しの傾向ではないかも知れませんがご参考まで。
お礼
豚小屋、あらすじをちらっとみました。あらすじからして凄いですね!(汗) ちょっと興味があります。 でもレンタルやでどのジャンルにあるのかしら・・けっこうレンタルの店をくまなく回るタイプなのですが、このタイトルにであったことがないような気がします。みてみたいなあ。 「乙女の祈り」 PJ監督はかなり好きなので、これも見ました。 独特の世界観ですよね。確かに悪趣味監督(笑)ですが、美と残酷といういみでは雰囲気はとってもありますよね。なかなか凄い作品だと思います。 クリスティーナリッチも雰囲気ありますよね。
- nemosan
- ベストアンサー率22% (582/2598)
直接的な表現は皆無ですが… 『エコール』 http://www.amazon.co.jp/dp/B000MQ3UM2 人形アニメですが… 『ストリート・オブ・クロコダイル』 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD16165/index.html
お礼
ありがとうございます。 エコールのあらすじとジャケットにちょっと興味がわいいたので探してみたいと思います。 こういう感じの作品を探すと、どうしてもエロティシズム抜きでは難しくなってきますね。
クラシックな定番ではルイス・ブニュエルはいかがでしょうか? 「小間使の日記」「昼顔」「哀しみのトリスターナ」・・・等々。 http://movie.goo.ne.jp/cast/51776/index.html ねっとりとした官能の世界です。 残酷がもう少し前面に出ると、スイスのダニエル・シュミット。 「ラ・パロマ」「ヘカテ」 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD11069/index.html http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD11449/index.html 最近の作品では、ペドロ・アルモドバールの「バッド・エデュケーション」がお気に召すかもしれません。 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD36286/index.html あと、ヴィスコンティの「地獄に堕ちた勇者ども」 リリアーナ・カヴァーニの「愛の嵐」 ベルナルド・ベルトルッチの「暗殺の森」 パゾリーニ「豚小屋」 などもチェックなさってはいかがでしょうか?
お礼
沢山のオススメありがとうございます。 リンク先を見させていただきました。人間関係というか、愛や恋の愛憎劇、性的描写の多い官能、という感じの多いものになるのでしょうか?違ったらごめんなさい。 補足としては愛や恋愛といったものをあまり含まず、、自分なりの孤独や美学をもつような主人公が自分の内へ内へとはいっていくような孤独や残虐性といったなかに美しさを感じるようなものを描いたようなものが見たいと思っていますがこの中のものはそういった感じはありますか?
お礼
「狼の血族」は初めてききました。 「インタビュー~」はみた事がありますが、面白かったです。 言われるまで思いつかなかったですが、いわれてみたらこの作品はかなり当てはまると思います! 希望する条件(美の追求のための生命的犠牲、とか孤独など)にかなりはまりますよね。 そういう意味では前回答者さまのお礼に書いた「現実的」というのでなくてもファンタジー要素が強くてもむしろいいのかもしれませんね。 もうひとつのオススメ作品も期待して探してみます! ありがとうございました!