内断熱/外断熱ということは、RCでしょうか?
RCであれば地域に関係なく外断熱をお勧めします。というか、内断熱の
工法ってほとんどないのでは?
木造住宅における充填断熱/外張り断熱ということでしたら、的確な回答
あるいは正解というのは今のところ存在しないのではないでしょうか?
建てられる方それぞれで価値観が違うので、長所短所の重み付けが違って
きてしまいますからね。
ご注意いただきたいのは、RCの内断熱/外断熱の議論を、短絡的に木造
住宅にもそのまま持ち込んで「充填断熱は最悪」と判断される方がたまに
いらっしゃいますが、RCと木造では大きく考え方を変えないといけない
と言うことです。よろしければ、参考URLもご覧ください。
という訳で、以下「自分だったら」ということで書かせていただきます。
自分だったら充填断熱工法にします。ただし、断熱材はウール系ではなく
ボード系のものを使います。
◆外張り断熱にしないのは次の理由からです
◇九州でしたらさほど熱柱の問題は気にしなくてよいと思う
◇それよりも外壁の垂れの問題のほうが気になる
◆ウール系の断熱材を使わないのは
◇ウール系ではしっかりとした防湿をしておかないと壁体内結露が心配
◇ウール系では施工が非常に難しく、よほど経験と技術のある作業員が
施工しないと、壁の中でだんだん断熱材がずり下がってきてしまう
※信頼のある業者さんであればこの2点は問題ありませんが、なかなか
本当にきちんと施工できる業者さんは少ないと聞きます。
あと、もし火山に近い地方であれば高気密化し、第3種ではなく、第1種
方式の計画換気を行います。
◆高気密化するのは
◇火山灰が入ってくるのが嫌で、あまり窓を開けていたくないだろうと
おもうため
◆第1種換気方式にするのは
◇第1種方式であれば、給気側に空気清浄フィルターがついているため
ちなみに当方、東海地方在住のため、九州の事情はよくわかりませんが、
(「だったら答えるな」と言われそうですが・・・)想像して書いてみました。
もしご参考になれば幸いです。
(自分だったら、ということなので「自信あり」にさせてもらいました。)
お礼
早速のお返事、ありがとうございます。 今回質問の対象は、木造住宅のことです。 ところで“熱柱の問題”とは、どういったことでしょうか? なにぶん素人ですので、すみませんが、お教えください。 あと、充填断熱で使用する、グラスウールの施工が難しいと あるのですが、どう難しいのでしょうか? 施工しているところを見た感じ、しっかり、打ち止めてやる だけではないのですか?