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オーディオの音質決定要因は?教えて下さい。
オーディオや電子工学は全くの素人です。 5~6年前にアンプ、CDデッキ、カセットデッキ、FMチューナー、スピーカーをそれぞれ単体で約40万弱で買いました。しかし、どうも当初から音質に対して不満をもっています。つまり、今一音質が良くないと思うのです。 たまたま、大阪の日本橋で中古のオーディオ販売店の店頭で流れている曲の音質が誠に良く、ますます自分のオーディオに対する不満が増幅してきました。時にはもっと安いコンポの方がいい音だなあと感じるときがあります。全くの素人なのですが、少し、こだわるところがあり、この分野の専門家の方に是非教えていただきたいのですが、音質を一番左右するものは何なのでしょうか?少し理論的に教えていただけませんでしょうか?
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まず何を根拠に音が良いとか悪いを決めるかですね。 一般的に音が良いとか悪いとかいわれるのは自分の理想に合った音が すれば良い音、合わなければ悪い音と判断されているようです。 つまり、“このギターはこういう音がするはずだ”と無意識に判断し、 耳から入ってきた音と比べているのです。それがどうか判断した結果が 良い、悪いと決定しているのです。 しかし、この判断方法は間違っています。本当の意味で良い、悪いは 電気的歪みがあるか、ないかがまず重要なのです。この電気的歪みが あるとジャンルによってはメリハリがあって音が大きく聞こえるとか ギターの音がシャープに聞こえるなどよく感じることがあります。でも クラシックのような生音を再生すると弦楽器が硬くソプラノ歌手が五月蝿く 聴こえたりします。そうすると一般的にはこのオーディオはロックには最適 だと評価されるのです。はたしてこれが正い判断なのでしょうか? 答えはイイエです。 本当に良いオーディオはどんなソース(音源)でも色をつけて再生しては いけないのです。ありのままを再生しなくてはいけない。これが本当に 良いものとなるのです。クラシックを聴いてもロックを聴いたも演歌でも 良いとね。もちろん元の音源が悪い場合は駄目ですよ。 音質を一番左右するものですが、やはりアンプでしょう。 日本ではアンプはどれも同じだからスピーカーで決まると思われています。 まあそれもそうでしょう。日本のメジャーメーカーのアンプはどれも酷いの ばかりですから、そのように思われるのもしょうがないでしょう。 ですが、本当はアンプが80%近く音質を握っています。スピーカーをいかに 正しく駆動するか、これが重要なのです。アンプが良ければどんなスピーカーでも正しく駆動します。 最後にまとめますが、自分の好みの音色=高音質ではないということです。 音色はあくまでもソース(音源)に期待することであり、基本的にオー ディオに音色を求めてはいけません。あくまでもオーディオは入ってき た信号を増幅してスピーカーから音を出すだけなのです。これが究極の 良質なオーディオなのです。 参照URLのアンプはメジャーではありませんが、究極のアンプを目指して 完成したものです。プリマスタリングスタジオでも使われるほどの信頼が あります。覗いてみて下さい。
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- abichan
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>音質を一番左右するものは何なのでしょうか?少し理論的に教えていただけませんでしょうか? 物理的特性のお話でしょうか。しかし普通は物理的特性をもって「良い音」とは定義しません。「良い音」とは「感覚的なもの」と思います。したがって人それぞれです。「良い音」の定義は非常に困難です。好みの問題が大きいのです。「歯切れがよくパンチのある音」が良いとか「シットリと耳に優しい音」が良いとか「バランスのとれた音」が良いとか「あくまでも原音に忠実な音」が良いとか人それぞれですから。 しかも、papigonさんのように各機器を40万円以上でそろえているケースはなおさらです。 >時にはもっと安いコンポの方がいい音だなあと感じるときがあります。 メーカーがそろえるシステムコンポは音バランスを考えて作られています。したがってあるレベルバランス以上に感じ取れるでしょう。 papigonさん位お金をかける(羨ましい!)ようであれば、音の個性はスピーカー45%、アンプ35%、入力系20%くらいの関係で音に個性が出るでしょう。これは小生の主観における関係比率です。当然各機器の特徴に基づき組み合わせも重要です。スピーカーはジャズ系趣向で、アンプはクラッシック趣向ではせっかくひとつ一つが良くても結果バラバラでダメです。やはり相性は非常に大事です。この辺は人間関係も一緒かな・・・(オット横にそれました)。 入力系はコストパフォーマンスを考えた場合、かける金額の割りには音に変化は見られにくいように感じます。 ご自分の「音」に対する嗜好を鑑み、実際にご自分の耳で聴いての購入をお勧めします。 購入検討時は秋葉原(東京)、日本橋(大阪)の大手量販店に視聴室があるので聞き比べると違い(個性)がはっきりします。参考にされると良いですよ。特にスピーカー・アンプは一度ターゲットとしたメーカーの視聴室で聴くのが良いです。 ご自分のよくお聞きになるCDを大手量販店視聴室にお持ちになり聴くのも良いですね。ご自分の「音」に対する嗜好がわかるようになりますので。 因みにわたしは昔アルテックのA7というスピーカーとタンノイに共感しました。アンプはマッキントッシュ、アキュフェーズかな・・・。お金も無いし、買いませんでしたよ! また、A7を普通の家で鳴らすにはムリがありますので。念の為。やはり好みの問題ですねこの辺は・・・。 わたし現在はお金の関係からオーディオへのこだわりからは撤退し、6.5万円のCD・MDラジカセでBGMとして鳴らして満足してます。下手なシスコンより心地よく・バランス良く鳴ってくれています。
お礼
大変詳しい解説を早速に有難うございました。長年のご経験だからこそのアドバイスもあり大変参考になりました。心より感謝致します。
- inaken11
- ベストアンサー率16% (1013/6245)
下手の横好き的な回答ですが・・・ 聴いている場所というか、部屋の構造でもずいぶん変わります。 以前住んでいたフローリングの部屋でステレオならしていたときは、響いてよく聞こえたのですが、畳の部屋に引っ越したら、同じオーディオセットでもなんかモサモサした音になりました。 壁、床、天井の反響音もこだわりだせば無視できなくなります。
お礼
ご自分の経験の中からこそのアドバイス有難うございました。大変参考になりました。以前私の友人でオーディオのために家を建て替えた奴がいましたので、その事を思い出しました。
- papamama777
- ベストアンサー率21% (23/107)
スピーカーです。 値段は関係ありませんが、大きくて高価なほうが音源に忠実に再現されます。 それ以外では好みと耳の問題。 機械的なことでしたら、 スピーカーコードを抵抗の少ない太いものにするとか __変化がわかる程の耳かどうかも問題ですが・・・。 アンプも高価なほうが確かにいいのです。 が、アンプだけ高価でもダメだし、スピーカーばかり高級でもダメだと思います。 アンプとスピーカーの組み合わせだけでも、安いのにいい音が出ることもあります。聞く音(音楽か、それ以外か)によっても全然違いますから。 結局お金をかけていろいろ試さないと好みの音にはならないようです(-_-;)
お礼
私のような素人にズバリ端的な回答をいただき何かスッキリしました。勉強代も必要だという事だなあと思いました。有難うございました。
- oanus
- ベストアンサー率13% (27/197)
音質を左右するのは90%以上スピーカーです。 スピーカーには好みによって堅い音、柔らかい音、これは好みによって違います。 まず好みのスピーカーを選んでください。高いからいい音ではなく、好きだからいい音を選んでください。 後の10%はアンプと入力系統です。 今でもアナログのプレーヤーに真空管アンプがあるのは、それなりに良さがあるからです。 必ず自分の耳で聞いて判断してください。
お礼
ありがとうございました。オーディオ専門店の方もスピーカーが音質を左右するとはおっしゃっていたのですが、それを裏打ちしていただいたようです。
お礼
大変詳しい専門家でいらっしゃる事を感じるご説明でホントに有難うございました。オーディオはド素人ですがコンピューターの仕事をしていますのでどうしても論理的な思考をするのですが、Schultzendorffさんのご説明も論理的で私には良く理解の出来る構成でさすがだなあと思いました。又分からない時ご教示ください。有難うございました。