私立医科大学の在学中の留年率について
私立医科大学での在学中の留年率に関して質問します。真剣です。
私は現在(2011年4月)、私立医学部に在学している学生です。その大学ははっきりいって、そんなにレベルの高い大学ではありません。国家試験合格率も毎年最下位を争うような大学です。
そんな大学の悲惨な現状を書き綴ります。
私の通っている大学は、留年率が非常に高いです。おそらく私立医学部の中でもトップの留年率を誇るでしょう(誇れることではありませんが)。私と同じ学年では(まだ学生生活6年間の半分も経っていない)、今年3割程度の学生が留年しました。また、6年生の卒業試験では国家試験合格率を良くするために(名目上)、6年生の半分位の人数の生徒を毎年留年させます。さらに、これからは学内試験合格の基準が今までよりも高くなり、さらに留年率が高くなることは避けられない状況です。
では、なぜこんなに自分の大学の医学部生を大量に留年させるのでしょうか。
留年率を高くしている理由は、大学側の表向きの説明だと、学生の勉強を促すためだそうです。このことは学部教育に携わっている、お偉い教授がいっていたので間違いありません。例えば、学内試験合格の基準を高くすれば、生徒は一生懸命勉強して国家試験合格率が上がる、といった具合です。
確かに、学生は留年したくはないために、前よりも一生懸命勉強するでしょう。しかし、現状は、毎年そんな高い留年率を誇りながらも、国家試験合格率は一向に上がっていないのです。つまり、留年率を高くするだけでは、国家試験合格率向上には全く効果がないといっても良いでしょう。
国家試験合格率には効果のないこと位、教授たち位の知能があれば簡単に理解できるはずですが、なぜ大学はさらに留年率が高くなるような制度を一方的に打ち出したのでしょうか。
答えは簡単です。金(かね)です。学校側は生徒を金としか見ていません。その決定的な証拠があります。
昨年(2010年)の5月、私は、先ほどの学部教育に携わっている、お偉い教授の講義のときに耳を疑うような言葉を聞きました。その教授はこう言い放ったのです。
「今年、君たちの学年は30人(学年の3割程)くらい落とします。」
まだ試験も何も実施すらしていない段階でこの発言には正直びっくりしました。こういう大学だったんだと初めて知るとともに、悲しみや怒りがこみ上がってきました。しかも、その年は本当にその数だけ落ちました。
結果はおろか、試験すら行っていない状態で留年する人数を指定している学校はどう考えてもおかしいです。生徒を留年させて金を巻き上げているようにしか思えません。
弱い立場の生徒に対し、強い立場の学校がアカデミック・ハラスメントをしているとしか思えません。生徒に全ての責任を押し付け、学校は全く改善の姿勢が見られません。真に国家試験合格率を上げたいならば、教授たちの分かりにくい授業を改善したり、分かりやすい講師を呼んだり、教育システムを見なおしたりして、学校自体を根本的に見なおすべきだと思います。私たち生徒は良い医学教育を受けるために学校側に多額の金を払っているのです。生徒には良い授業を受ける権利があり、学校側には良い授業を行う義務があります。留年率を上げて生徒から金を巻き上げる義務なんてありません。
しかし、このことを学校に直接言うわけにはいきません。学校に直接文句を言うと即留年させられそうで怖いです。
そこで質問です。
(1)私立医学部の留年率はどのくらいなのでしょうか。大学名・学年別に教えていただきたいです。
(2)このようなことを摘発するにはどのような機関に相談すればよろしいのでしょうか。もはや手の打ちようがないのでしょうか。もし、良い方法がありましたらご教授願います。
(3)その他アドバイスがありましたらお願いします。
お礼
回答ありがとうございました。