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受験生のレベルは下がってますか?
数十年前の受験生と比べると明らかに受験生のレベルが下がってるし、問題も簡単になってるといわれてますが実際はどうなんでしょうか?賢い人はいるのでしょうが全体的に下がってるということなのでしょうか?皆さんはどう思いますか?
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高校で英語を教えています。明らかにレベルは下がっています。全体的に下がっていますが、上位層も下がっています。またものを考えない生徒や学習意欲のない生徒も増えているのは、他の方がおっしゃるとおりです。 私が受験生だったのはもう30年くらい前ですが、その頃の英文解釈の英文はとんでもなく難しかったです。ラッセルが読めて当たり前という時代でした。Z会の通信添削を受けようと思い見本をやってみましたら、まったく歯がたたず別の通信添削にしたくらいです。私の通っていた学校は学年の半分が京大、残りの半分が東大に行くような進学校でしたが、私だけでなく皆難しいと言っていました。英語もそうですが、特にZ会の国語は史上最強でした。 Z会の営業の方が来られたので、「昔は週3回もあって問題も難しかったですね」という話をしますと、「今あんなことをしたら人が集まりません」と言われました。 現在東大や京大、また医学部に行くような生徒も教えていますが、私の目から見てこの程度の英語力で本当に通るのかと思うような生徒が現に合格しています。仮に当時の受験生と今の受験生が同じ問題を解いて勝負するようなことがあれば、偏差値の平均はぐっと開くと確信しています。Z会の旬報が今でも残っていれば具体的な英文をお示しできるのですが、残念です。 手元に昔私がZ会で挫折して乗り換えた「オリオン」という通信添削の英文を集めた「思考訓練の場としての英文解釈」という本の中から、昭和44年(1969年)の問題を引用します。 American writers seem even more exurberant and less restrained by a respect for words than English writers. (中略)the exaggerated style and the crude colours of the popular journalist are as frequently due to vanity as to sheer inablity to state information clearly and straightforwardly. まさに知的格闘技であります。
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- minato-125
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昨今は現役の合格者の割合が多い大学が多かったのですが、数十年前は浪人後の合格者の割合が多い大学が多かったです。その頃は受験人口が多く、浪人生も40万人いたのです。 つまり、競争相手が多かった事からいわゆる偏差値がトップレベルの大学もそうですが、それ以外の大学も昨今よりは合格が難しいように思いますし、現役生が一番大変だった頃でもあります。 因みに母校は代ゼミの偏差値(といっても、今と数十年前の偏差値は単純には比較は出来ませんが)では4つも下がりました。恐らく現在の母校の合格者はその当時に受験をしていたら大半が不合格のように思います。 問題のレベルは募集定員以上の入学志願者がいれば落とす必要もないでしょうし、もしレベルを落とすとすれば、入学志願者がかなり減少してきている、もしくは定員に満たさないといった大学に当てはまるかもしれませんね。
- johnyangel
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教育に携わっていますが、答えだけ書き込めばいいという生徒が増えているというのは実際のところ、思いません。逆に最近の子は、”なんでその勉強をしなければいけないのか?”ということをちゃんと説明しないと、勉強したがらなくなっています。特に、数学(数3C)や理科(物理を筆頭に)などは、昔のように授業だからやりますといってもやる気を起こさない生徒が非常に増えているように感じます。 医学部に受験生が殺到する反面、全体としては理科や数学離れを起こしているのは”医学部にいきたいから数学をとる”という生徒は増えつつ、そうじゃないなら理科も数学もやりたくないという生徒が圧倒的に増えているのは、親たちの大学卒業後の姿をみて”なんとなく勉強するのは嫌だという考えがもう浸透してしまっているのだといえます。頭ごなしに勉強させることはもう難しくなっていますがそれは大学がどうのレベルというよりは社会や、大人の責任であると考えます。
- a-saitoh
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レベルは下がっていますね。 1つには18才人口が減った分、ということもありますが。たとえば、18才人口が300万人近くいたころ、東大に入るには上位0.1%に入るトップ成績が必要でした。今では上位0.15%に入っていれば入学できます(単純計算ですが)。ここで受験生全員が東大に手が届かなければ京大を選ぶという単純なモデルで考えてみましょう。以前は受験生のうちトップ0.1%~0.2%の学生が京大に入っていたのに今ではトップ0.15%~0.3%の学生が京大にはいるということになります。もし学生のレベル分布が変わらなくても京大にとってはトップクラスの学生のレベルが下がったようにみえます。以下同様に、ランクの低い大学ほど、人口減により学生のレベル低下は大きく現れます。 ペーパーテストの点数以外の、勉学の意欲とか知的好奇心とかいう全般レベルで言うと、かなり悪くなっています。答えが出ればそれで良くて、なんでそうなるのかを探求したいと思う学生が減っています(成績に関係なく)。 たとえば、「塩水100gあります。・・・・あーでこうで・・・塩は何グラム入っているでしょうか?」という問題があったとします。計算して150gという答えが出たときに、それをそのまま回答欄に書いてしまう、ということを考えてみてください(実際にはもっと難しい問題ですよ)。「塩水全体の重さより計算で出た塩ほうが重いからこれはどこかでミスしている」という発想がないのです。こまったものです。このような学生は旧帝大にも居ます。頭は良いけど知恵がないといいますか。
- johnyangel
- ベストアンサー率23% (142/594)
最上位のあたりは変わらないと思います。 たとえば医学部とかは十数年前に比べて子供が半分近くになっているのに受験者が増えています。あと東大とか京大とかも決して入りやすくなっていません。あからさまに学歴が欲しい人が増えているのかも。 明治~くらいからだいぶ入りやすくなっていると言われますがやっぱり明治もまだまだ難しいですね。学生が、団塊jrの世代とちがって”しょうもないところにはいきたくない”という気持ちが更に強くなっているようにも思えます。大学全入とかいうからなおのこと良いところに入りたくなる気持ちも分かりますし、、。ただ問題自体の傾向は変わってきていると思います。簡単か難しいかより、たとえば英語ならリスニングがセンターにとりいれられたり、、、内容そのものが変わってきているんでしょうね。
- tomokio
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二極化していると思います。 進学校にいってる人に限って、学校へついて行く為に、塾や家庭教師などを利用します。 やらない人はとことんやらなくても、競争率がさがっており、どこかへもぐりこめるので安心しているように思います。
- kasutori
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全体的に質が下がったのではなく、受験生の数が減っている為だと思います。その為に全体的に倍率が下がってますね。中堅校では僕が知っている時代に比べ格段に下がっている大学もありますね。中には全入という有り得ない大学もあります。でも、一部上位の大学はそんなに変化ないですね。若干、偏差値が下がってますけど。問題のレベルに関しては比べた事がないから判りかねます。 高校などはゆとり教育の影響で、本来中学校でやるべき事が高校へ行ったり、全く削除されたりという事があるみたいですね。