私自身も中学受験体験者でもあり塾業界に身を置いています。受験校を本格的に検討する時期に入りお悩みは尽きないかと思われます。
質問に質問で返すのは申し訳ないですが、お子さま自身はどちらの学校に興味がおありなのでしょうか?学校を見学されたり、塾から生徒さん向けに様々な学校を紹介する資料などお子さんなりに感じた経験からピンときた学校を優先に考える方がいいかと思います。
正直塾業界も高偏差値のお子さんにはいわゆる御三家など言われるような超難関校に挑戦してもらい合格実績を伸ばしてもらいたいので、届きそうなお子さんには高い学校を勧めます。しかし私が知ってる範囲で、いろいろ見てきたけれど、雰囲気などから自分は偏差値的にはもう少し下のA中に行きたいに行きたいと最後まで意志を貫いたお子さんがおられました。塾としては惜しくはあるのですが、実際6年通うのは親御さんでも塾関係者でもなくお子さん自身です。お子さんなりにピンと来たところを優先的に考えられてはいかがでしょう。
また、もしお子さまの気持ちとしてどちらでもいい。。。といった状態で曖昧ならば当面はレベルの高い方を模試などの目標として学習を進めていったほうが張り合いも出てよいかと思われます。ただし、そろそろ過去問に手を付け始める頃でしょうが、どうしても決め手に欠けるなら出題の形式などからお子さんにとって取り組みやすい方の学校を選んでみるというのも有りです。似たような偏差値の学校でも出題の傾向は戦沙万別です。どの科目も論述が多いような学校もあれば、単答式で問題量が凄く多くスピードを求められるような問題を作る学校もあります。ここまで受験勉強を積んでくれば自分なりに得意・苦手な紋だいけ講も見えてきているはずです。実は私自身もかつては最終的に過去問の傾向でほぼ同レベルの学校2校から受験校を決めました。私の場合国社>>>>理数とあまりにはっきりしていたので、国語が論述が多く手強い学校を敢えて選び社会も穴埋め選択問題よりも説明問題が多い問題の学校を選びました。問題のタイプの相性によってはもしかすると偏差値が高い学校の方がそのお子さんにとっては解きやすいことだってあり得ます。偏差値2~3の範囲で迷われていてどうしても親子共々判断の決め手に欠けるなら過去問から考えるというのもありです。
ところでもし塾に通っておられるのでしたら、塾の担当者と面接はなさいましたか?親子共々迷われていて右家庭内でまとまらないということでしたら、一度塾の担当者に相談されてみてはいかがでしょう?担当者がこれまで送り出してきた生徒さんにこれまで数字的にあるいはお子さんのキャラクター的に似たタイプのお子さんを多数見てきているはずです。私が志望校を変えたきっかけは親が塾で面接を受け、塾のスタッフからお子さんにはこちらの学校の方が学校の雰囲気としても受験傾向としても合いそうと紹介され6年の土壇場で変更しました。受験日まで学校にも足を運んだこともないというまま面接なども受けたので非常に心配でしたがなんとかなりました。第三者の視点というのも迷われているのでしたら参考にされてみるのも良いかと思います。
長くなりましたが少しでも参考になれば幸いです。
お礼
有難うございました。今から、偏差値を下げた学校に決めてしまうと、やはり勉強をやらなくなってしまいそうですし、おっしゃる通り、当面は高く目標をもって、そして、過去問の傾向を見て、決めたいと思います。