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大学院について
今、大学2年で栄養学を勉強しています。 私は、医学や薬学に興味があり、大学院に行きたいのですが、 医薬系の大学院への進学は可能なのでしょうか? それとも栄養学系の大学院にしか行けませんか? もし行ける場合、大学院の試験に専門科目がありますが その科目は独学しないといけませんよね。 もしよろしければ、どなたか回答よろしくお願い致します。
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- NinNintac
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No.2の回答者です。 質問者さんは現在2年生で4月から3年生ですか?それとも4月から新2年生になられますか? どちらにせよ大学2,3年生で、しかも他分野の研究について「これがやりたい!」と 心に決めている方は少ないでしょう。 仮にいたとしても、その研究についての本質を理解しているのか疑問です。 (勿論、自分で最新の論文を読んで勉強してる方もいるでしょうが) ですからNo.2で「具体的にはどういった分野~」と聞いた私が言うのも変ですが、 今の段階でやりたい研究分野が未決定でもまったく問題ありません。 むしろ「私は絶対にこれがやりたい!」「この研究が面白い!」と 研究分野についての知識も経験も浅いうちから決めつけて、 視野を狭くする方が問題になると思います。 やりたい研究分野が未決定なことに不安がることはありません。 研究と言うのはよほどその分野に精通している方でない限り、やってみないと その研究の面白さとはわからないものです。 例えば医療・バイオの分野で言えば、癌やアルツハイマーの治療、 または再生医療などは一般の方(その分野について素人の方)でも それなりに関心を持つ分野であり、解明される事で医学の発展、 そして社会への貢献が期待できる分野であることは誰の目からみてもわかります。 ではその研究の現状は?どこまでが実現できていて、どこまでが未解決なのか、 具体的にどうような実験をしているのか、問題解決のため今後どういった研究が必要なのか、 などは、ある程度その分野の研究を知る人でなければわかりません。 研究には必ず目的(=ゴール)と背景があります。 一般の方や勉強不足の学生は目的だけを見て「この研究は面白い」と考える方が多くいます。 ですが研究の面白さはその背景、 ・何故この現象が分からないのか、 ・今までこの分野の研究者達は問題解決のためどんな試行錯誤をしてきたか、 ・そして現段階でどこまで分かっているのか、 などを理解することで ・では自分はこう考え、この実験をして解明してみせる、 と考える事、またうまくいかなかった場合、 ・何故うまくいかないのか、 ・では次はこうしたらよいのではないか、 と試行錯誤することにあるとも言えます。 ですが勉強不足な方は背景を理解するまで至らず、 研究の面白さを分かっていないのにもかかわらず、研究分野を決めてしまいがちです。 研究の面白さを理解するためには、基本的な(ここでは教科書的な意味で) 知識を幅広く持つことが必要です。 もし質問者さんが、他分野ということもあって自信がないとしたら、 今は教科書的なことを勉強するに限ります。 バイオ系でしたら生物化学・分子生物学・遺伝子工学などは必須でしょう。 栄養学学科ですと遺伝子工学などは完全な独学になるでしょうから、 難しいと言わざるをえません。 ですがバイオ系の大学院『試験自体』は、そこまで難しくはありません。 大学院にもよりますが、専門科目は何題かあるうち、 自分が解答できそうなものを選択する、というのが普通です。 むしろ英語がしっかり出来ている方が重要で、 二次募集では英語と面接だけの大学院が多いです。 英語の文章もよほどの難関大でない限り、日本語でも分からない 難しい論文のようなものは出ないと思います。 ある程度専門的な用語には日本語訳が載っていることが多いでしょう。 とは言え、まったくバイオに関する英単語を知らないのでは難しいですが。 管理栄養士の国家試験はいつ頃にあるものなのですか?大抵の理系の 大学院試験は7月~9月までが一次募集、それ以降は二次募集になります。 三次募集までやっている所では3月に試験がある大学院もあります。 国家試験の勉強と平行して他分野の勉強をするのは大変厳しいでしょう。 どうしても難しいなら、英語と面接だけの二次募集を狙うのもいいでしょう。 勿論、難関大の二次募集は倍率も高く、一次募集よりも難しいかもしれません。 また専門科目の代わりに面接となりますから、それなりに配点は高くなります。 ただ上記の通り、研究とはやってみないと、その分野に精通していないと 面白さなんて分からないものです。 有名な大学の研究室では、いかにもすごい事をやっているように研究を紹介していることがややありますが、 本気で研究すればどんな分野でも面白いものです。 ある程度設備が整っており、潤沢な研究資金があれば困る事はありません。 むしろ重要なのは教授や教官方の人柄などです。 (性格が合うか、懇切丁寧に教えてくれるか) もし博士課程まで進学するのであれば、大学院大学をお勧めします。 大学院大学は大学(学部)がなく、大学院研究科・またはその専攻だけが存在し、 多くの大学院大学では修士1年の前期に授業や実習をし、夏頃に研究室に 配属されます。 他分野から進学するのであれば、その分野の授業や実習を経験できること、 また授業等で教授や教官の人柄をある程度知ってから研究室を選べる、 などの利点があります。 さらに学部が無い=内部進学者がいないので、試験も合格しやすい のも特徴です。 今は東大や京大、阪大などにも、学部の無い生命科学系の大学院研究科 があります。勿論、学部が無いとはいえ、東大の大学院研究科には 東大の他学部(例えば理学部や農学部)から進学する人もいるでしょうが、 比較的入りやすいと聞きます。 質問者さんの期待する回答とは直接関係ないことまで書いてしまい、 長文になり、失礼しました。 質問者さんが今後、自身の将来を考える上で参考になればと思います。
- NinNintac
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私は栄養学についてはまったくの素人なので分かりませんが、 生物学や化学の基礎の講義はあるのでしょうか? 大学院やその専攻にもよりますが、日本の大学院重点化の政策もあって今は 他分野の方でもその専攻に入りやすくなっています。 入試における医学・薬学系専攻の専門科目と言っても、 基礎的な(臨床・応用に対しての基礎と言う意味で)問題を出す大学院もあります。 実際、理学部の化学系や生物系から医薬系の大学院に 合格する人はいます。 ただ、質問者さんの場合、 >>医学や薬学に興味があり と記述されてますが、具体的にはどういった分野の研究に 興味があるのですか? 臨床か基礎か、だけでもいいのでお答えいただけませんか。 他分野から『大学院の』医薬系の専攻を目指すのであれば、 恐らく基礎研究だと思われますが、基礎研究であれば 何も医薬系でなくても生命、バイオ系も考えてみたらいかがですか。
医薬系の大学院への進学は可能ですが、医師国家試験、薬剤師国家試験の受験資格は、もらえません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 それは承知しております。 ただ、あたしは管理栄養士の国家試験も受けるつもりなので、それと平行しながら勉強しないといけないのですがやっぱり大変ですよね。。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お返事遅くなってしまい申し訳ありません。 生物学や、基礎化学、生物化学などは1年生の時に単位を取りました。 私は基礎の方に興味を持っています。 バイオ系は特に興味がありますが、くわしく何を研究したいなど、まだ決定していません・・ こんな甘い考えでは大学院進学は無理でしょうか。。 ある家から近い公立の栄養系の大学院を調べてみたのですが、そこはバイオ系の研究もしているみたいなので、栄養系の大学院も考えようと思っています。