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手塚治虫先生について色々知りたいです。
手塚治虫先生について色々知りたいです。 たとえば (1) ライバルはいたのか (2) なんで神様といわれるのか (3) 最後のヒット作品は何か (4) もし先生が今現在、ご存命ならエヴァや鋼の錬金術師などの作品を 見て、どのように思われるか。 (5) もしご存命なら、ゲーム製作(ビジュアルノベル系)なども手がけ ていたか (6) 現在、全ての作品を読むことができるのか (7) 萌えブーム全盛の現在、先生がご存命ならやはり萌え漫画を描くの か。 先生のことなら、何でも知りたいです。なにとぞよろしくお願いします。
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- asagumo
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遅レスながら手塚ファンなので私も答えたいです。 (壱)大御所なら石ノ森章太郎先生、横山光輝先生、松本零時先生、 大友監督など。 なかには作家の三島由紀夫や交流もあった黒沢監督などとも関わりが あります。あと意外にもジョジョの荒木飛呂彦先生。人ではないですが 海外のアニメ作品、晩年の作品を見る限りアメコミも重視してたようで。 (弐)やっぱり知名度が国産アニメ第壱号の鉄腕アトムによって 一般化したことが大きいと思います。あと、他の漫画家からの神格化や 漫画界での歴史人物という地位もあるからだと思います。しかし、 長く連載の続いた作品やアトム以降の人気アニメがあまりなかったことから 作品としての人気はやはり他の漫画家よりも劣っていると思います。 鉄人28号やヤマトに対抗しようとしたSF作品もあったりします。 やはり連載が長く続けられないことと長編ストーリーが出来なかった ことが作品人気の得にくい現状だとも思います。 神格化はおそらく日本で漫画を発明した。というイメージが大きいこと が結論です。 (三)人気も含めればやはりブラックジャックだと思いますね。 火の鳥はそれほど当時は震撼してなかったそうですし、 漫画の評判も自分の周りでもブラックジャックが一番高いです。 本当に晩年に書いたものならば三つめがとおるも結構人気がありますよ。 その他は当時10万部売れた新宝島なんかもそうです。 (四)私が思うにエヴァには絶対に大きな影響を受けると思います。 物語の後半の主人公や世界が破綻していく描写は手塚作品でも多く 見られる現象で、あのような映画的な描写は何かを感じると思います。 ハガレンは知っているので書きますが、今映画公開しているどろろなんかは 体を取り戻すため妖怪と戦う主人公百鬼丸と賢者の石を手に入れて、 腕と弟の体を取り戻そうとするエドワードとは共通点がけっこうあったりします。(弟分であるどろろや父親や母親が関係しているところなど・・・) 以外とどろろはその後の犬夜叉などの冒険ストーリーマンガには大きな影響をあたえていたりもします。 (五)エッセイや晩年の短編を見る限り、ゲームは多分嫌いだと思います。 後に出てくるコンピューターを使ったアニメや漫画などが出てきても 手書きの漫画には及ばないなどと言ってたりもしています。 1985年への旅という短編が近年の手塚先生を知れるおすすめの作品 なのでもし文庫などで見つけたら是非呼んでみてください。 おそらくゲームは敵を倒すようなことが嫌なんでしょうね。 ノベル系はすぐには関わらないでしょう。 (六)ほとんど読めます。ただ一部封印されたブラックジャックの話や 連載後描き直されて元のものが読めないなどと言うことがありますが べつにたいしたことではありません。 (七)ぶっちゃけ言います。もうあるんだなこれが・・・・。 70年代にロマンポルノが流行った時代にやけっぱちのマリアという いわゆる学園ラブコメを出しちゃっています。紹介ページ→http://www1.odn.ne.jp/cjt24200/yamada/text/q/index2.html これは少し男女交流のためにもなる本で私の友達に貸したところ 意外と評判が高かったです。今なら深夜アニメに出来そうなんですがねェ。 もう一つ、プライムローズという今で言うファンタジー系の 手塚先生には珍しい作品もあります。ヒロインのエミヤは今で言う 萌えの入ったお色気のある感じの美少女で元強戦士であったジンバと 共にグロマン帝国を倒すため旅をする話なのですが、あまり人気がなかったようで最後の終わり方はなんだか切ないです。。。 http://ja-f.tezuka.co.jp/manga/sakuhin/m102/m102_01.html もし今の時代に手塚治虫が生きていたとしても生きている頃に書いていたような画風は正直今の人には受け入れがたい人も少なくないでしょうし、 古風な考えや描写は晩年の作品にも残っているのを見る限り漫画を 連載し続けるのは限られたジャンルの中でしか出来ないことも考えれます。 あと、自分の作品に頑固で流行に左右されやすい人でもあったため 新たなヒットが出せるかどうか・・・。 ・・・とまあざっとこんな感じです。長ったらしい文章でホント すいません。。。これを機会に色んな手塚作品を読んでくれると とてもうれしいです。 まあ仮に先生がオタクとメイドさんとのを描いたとしても 結ばれない愛に苦しむオタクの主人公を描写すると思うんですけどね。
- astute_2wd
- ベストアンサー率36% (182/503)
答えられる物だけ 2.結末がアンハッピーエンド(主人公の死、世界の破滅など)のストーリー漫画を最初に確立したことが評価されています。 3.ヒットの程度によりますがブラックジャックですね、以降爆発的に売れた作品はなかったと思います 4.自分の漫画より売れる作品には嫉妬するようで、公の場で「僕の漫画のほうが上だ」「こんなのは漫画じゃない」のような中傷発言をすることも少なくなかったようです。 ガンダムについてもちょっと批判的なコメントをしていました。 6.原稿が残っていない物、雑誌の廃刊や打ち切りなどで中途半端で終わった物、今出回っているリニューアル版の元になった作品、現在の規制では出版できない物など、読むことが出来ない作品もあります。 7.絵柄が今風でないのでそういうように見えないかも知れませんが、 ロリータ、獣娘(ネコミミなど半獣人の女の子)、フェチなコスチューム(下着並みの露出度)など萌え的なテーマの作品は既に描かれています。
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回答ありがとうございます。 悲劇多いですよね。先生の作品には。でもガンダムなんか、よく似てると思うんですけどね。でも先生は戦闘のシーンはあまり書いていないのでああいうのは嫌いなのかな。
- nemosan
- ベストアンサー率22% (582/2598)
ライバルは河島光広や福井英一さんでは? 連載当時は、読者の人気投票で負けて悔しがってたそうです。 http://homepage3.nifty.com/koberandom/sanntyo-saisai-9.html 「まんがの神様」自体が手塚漫画『がちゃぼい一代記』の登場人物で、 作中の「手塚治虫」が神様に出会って人気漫画家になった話、を描いたから(笑) http://ja-f.tezuka.co.jp/manga/sakuhin/m073/m073_01.html 存命中の最後のヒット作品は『アドルフに告ぐ』ではないかな。 社会派の大人向け漫画として新聞でも取り上げられていたので…。 http://www.ebookjapan.jp/shop/title.asp?titleid=368 どのように思われるか? は分かりません。 自分ではゲームや小説は作らないでしょう。 全集ならあります。 過去の作品の中には、すでに「萌え」要素が含まれてたのでは? と思うけど。 猫や兎耳の少女などは定番キャラだったし、『リボンの騎士』は元祖ツンデレだし…(笑)
- 参考URL:
- http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/%BC%EA%C4%CD%BC%A3%C3%EE/detail.html?LINK=1&kind=epedia
お礼
回答ありがとうございます。 歴史に消えたライバルたちがいたんですね。全然知りませんでした。 手塚先生の大人向け漫画はあまり好きじゃなくて(かなり精神的に弱いので)、アドルフに告ぐも図書館で少しだけ読んだんですけど、きつかったです。今、新世界ルルーを読んでるんですけど、この時代の手塚先生の作品が一番好きです。なんか映画を見ているみたいでワクワクします。 先生は生前、コミケに行きたがっていた聞いたことがあります。先生の好奇心の強さならゲーム制作に関わっていたかもしれませんね。 動物や昆虫の擬人化キャラって、結構先生の作品に出てきますよね。あれもやっぱり先生が元祖なのかな。私の手塚作品一の萌えキャラはユニコに出てきたドラコです。あのバカで甘えん坊な性格がなんともいえません。
- masato-okw
- ベストアンサー率14% (26/176)
(7)萌え…についてですが、手塚の作品自体に萌えがたくさんあると思いますよ。ピノコしかり和登さんしかり…十分萌えです。「萌え」に特化したものは描かないでしょうね。ストーリーに重きを置いてますから…でもそこかわ湧き出る萌えは感じ取れると思いますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 あずまんが大王みたいな日常生活の中にある萌えを表現した漫画のことです。萌えに特化した作品って奴ですね。 もし先生が存命なら、アトムの日常とかピノコの日常を描いた作品とか作ったりしたかもしれませんね。
1 いません。 2 当時、漫画は、とても低く見られていました。漫画とは、黙って親に捨てられても文句を言えない低俗な文化で、電車で、大人が漫画を読むと、嫌な視線を送られるものでした。 先生は、漫画に市民権を与えました。 3 この時期漫画から、離れていたので、よく知りません。 4 もちろん、認められるでしょうし、適切な評価をされるでしょう。 5 さぁ。先生の好奇心は、かなり近い人でも読み切れないとのことでした。 6 それは、なさるでしょう。 7 ある程度認めると思います。 日本のアニメーターがまともに食えないのは、先生のせいです。 先生は、ウォルト・ディズニーと同程度の才能を天から与えられたのに、世界を対象にディズニーにはなられませんでした。 私は、こんなにファンなのに、アトムの漫画を集められません。 医者の免許を持ちながら、ガンで、死ぬって、先生らしいです。 ペーパードクターの不養生。
お礼
回答ありがとうございました。 今、私たちが堂々と漫画を読めるのは先生のおかげなんですね。 毎日のようにアニメが見れるのは先生のおかげなんですね(製作者の方には申し訳ありませんが)。
- akira-45
- ベストアンサー率15% (539/3495)
大阪府豊中市岡町生まれです。その地のスーパーの一角に資料館があります。
お礼
豊中にあるんですね。近いので近日中にも見に行こうと思います。ありがとうございました。
- mshr1962
- ベストアンサー率39% (7417/18945)
(1)当時だとライバルというより仲間でしょうね。 (2)アニメーションの手法を確立したからだと思いますけど (3)最後の方の作品は「火の鳥」じゃないでしょうか?結局未完ですが... (4)(5)はさすがにわからないのでは?もっとも面白がるとは思いますけど... (6)いくつか差別表現の問題で、自ら没にした話があります。 (7)裸のシーンは結構あるので、描かれたかもしれませんね。 手塚氏の資料に関しては手塚治虫ワールドをみればかなり載ってます。 http://ja-f.tezuka.co.jp/ 手塚治虫記念館 http://www.kyoto-station-building.co.jp/kyototezuka/index.html
お礼
回答ありがとうございます。 最後のヒット作品は火の鳥だったんですね。 早速サイト拝見いたしました。 ありがとうございました。
- Frock04
- ベストアンサー率32% (85/262)
>(1) ライバルはいたのか 常に実力ある人をライバル視してたようで、若き日の石森章太郎さんをわざわざ仕事場に呼んで、「僕、君の○○って漫画嫌いだから」みたいなことを言ったそうです。嫌いではなく、嫉妬にちかいもんらしいですが。
お礼
回答ありがとうございます。 結構、負けず嫌いだったんですね。現在なら誰がライバルになるのかな。
お礼
遅レスながら手塚ファンなので私も答えたいです。 (壱)ジョジョの作者は意外でしたw (弐)やっぱりアトムですか。たしかに手塚先生の長期連載物は少ないですよね。でもそのおかげで、400以上の先生の作品を読めるのでそれはそれでうれしいかも。 (三)やっぱりブラックジャックですか。でも実はまだ私は読んだことありません。つい最近はまるまでは、ユニコ(小学校1年生版)ぐらしか読んだことなくて。最近、手塚治虫漫画全集を集め始めたので、ブラックジャックも見たいと思います。三つ目は子供のころアニメで見たことあるような。ぜひ手に入れなければ。 (四)私が思うにエヴァには絶対に大きな影響を受けると思います。 物語の後半の主人公や世界が破綻していく描写は手塚作品でも多く 見られる現象で、あのような映画的な描写は何かを感じると思います。 ですね。まだ手塚先生の作品は30冊ぐらいしか読んでいませんが、ほとんどの作品が完全懲悪型ではなく、種族間、文明、家族の争いを描いているような気がします。悪には悪の言い分があり、悪になる理由があった。正義といえども全て正しいというわけではない。これを昭和の20年代、ディズニー調の絵で実践していた手塚先生はすごいと思います。あと、作品のほとんどが最終的には悲劇として終わる。これは、当時としてはすごいことだと思います。 どろろですか。まだ見てないんですよね。昔は妖怪マニアで妖怪辞典とかいっぱい買っていたのに、つい最近映画化されるまで全然知りませんでした。そうなんですか、ハガレンとよく似てるんですね。 (五)ひぐらしの世界観なら先生もかなり食い付くと思うんですけどね。個人的には、かなり衝撃的な作品でした。関係ないですけど、罪と罰の斧を振りかざしている主人公の挿絵はレナ以上に萌えますw (六)いま全集を集めているので、できれば全集で全部読めればうれしいんですけどね。 (七)何かの本で読んだのですが、元々漫画は萌えが主体であったが、手塚治虫の登場により萌え漫画は駆逐されストーリー漫画が主体となった。また、ライトノベルも手塚の登場により駆逐され、少年雑誌から姿を消した。現在の萌え漫画、ライトノベルの大躍進を見ると、やっぱり時代はループするんだなあとつくづく思います。