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なぜ「こども料金」「学生割引」があるの?
交通機関に限った事ではないですが、なぜ「こども料金」「学生割引」があるのでしょうか? 割引をする合理的な理由があるのでしょうか? それとも、政策上の方針に過ぎないのでしょうか? 子供は占有面積が少なく、車体への負担も少ないなどの合理的な理由から割り引いているのであれば、身長や体重が大人並みの子供を割り引く理由はどこにあるのでしょうか? また、経済的に豊かではない子供や学生に安価な移動手段を提供するのが目的なのであれば、低所得者等への割引が無いのはなぜでしょうか? さらには、合理的な理由が無くても政策上の理由から鉄道会社が恣意的に割引を設定できるのであれば、「女性(男性)割引」などを設定しても問題はないのでしょうか? よろしくお願いします。
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>政治的な配慮なのですか、それとも経営上の戦略なのでしょうか? 質問・回答を見るにそういった区分にこだわられているようですが、 個人的には、そのどちらでもなく、ただのその当時の常識・価値観 だったのではないかと推測します。 子どもは何事につけ、「一人前」ではなかったのです。 経営戦略とか、政治的判断とか小難しいことを考えるまでもなく、 子どもを大人と同等に扱うこと自体が当時の非常識だったのです。 今であれば、少子化対策として、子どもを育てることにできるだけ お金がかからずにすむような政策や、子どもが利用しやすくすることで、 親や祖父母まで一緒に利用してくれる、という営利的判断もあり得る・・・ というか、その類の策略無くして子ども料金設定などあり得ない、 というところかと思いますが、過去のことを、今の価値観で判断してみても、 あまり意味はないように思えます。
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- boyonboyon
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交通機関に子供料金があるのは、本来「小学生くらいまでは大人の付き添いで乗るのが普通だから」という考えからです。歴史を60年も遡れば、小学生以下の子供が一人で電車に乗って出かけることなど考えられないことでしたから。 つまり、子供は正規料金を払う大人のお荷物として半額を支払うということなのでしょう。実際、大きな荷物を持ち込むときに支払う料金は、大人料金の半額(つまり子供料金と同額)ですから。 交通機関に学生割引があるのは、本来「学生は働けないから」という考えからです。たとえ低所得者であっても、真っ当に勤めている人がアルバイト程度しかできない学生より所得が少ないとは考えられなかったからです。現在では、働きたくても真っ当に働けない人が居る一方で、株取引やオークションなどでがっぽり稼ぐ学生も居たりしますが、それでも、平均的に見れば労働者と学生では収入に格段の差があります。 それと忘れてはいけないのは、交通機関の学生割引は、本来は遊びには使ってはいけないということです。学生割引証は、課外活動や就職活動や親元を離れている学生の帰省や親の旅行の随伴の場合しか発行しないことになっています。「友達と遊びに行くときに学割で」というのは本当はNGなのです。ですから、「金もないのに電車に乗らざるを得ない時に、少しでも負担を軽くしてやろう」という割引なのでしょう。
お礼
ありがとうございます。 「付き添いだから」「収入を得ることが困難だから」という面を考慮するということは、一種の政治的配慮と言うことですね。
- nebnab
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中国では身長でこども料金になるかどうか決めています。 1.4mがボーダーだったかな?(数値はうろ覚えです) トピ主さんと同じ合理的な考えですね。
お礼
ありがとうございます。 身長で線引きするのも合理的ですね。
- gootaroh
- ベストアンサー率47% (396/826)
私も同様の疑問を持っており、いつか質問しようと思っていました。 回答になっていないかもしれませんが、体験談を少しだけ。 「学生割引」について、大学4年生のころ、就職も決まり個人旅行(海外旅行)をした際、「国際学生証」というのを作りました。これを持っていると、多くの国において交通機関とか博物館とか美術館などで学生割引が受けられるからです。 理由は、「学生さんはこれからの人なので、若いうちに多くの物を見聞することが、将来の糧となり、その糧を将来社会に還元してくれればうれしい、それと所得もないだろうから安価にしておく」と多くの国で考えられているからだ、というようなものだった気がします。 外国では、国によっては今でも学生はエリートの卵ですからね。日本でも少なくとも戦前はエリートの卵でした。そういうエリートの卵たちの当時のフトコロ状況と将来性を買って優遇し、学生側もそれに応えていた(将来社会還元していた)時代の名残ではないでしょうか。 もしそうだとしたら、ひるがえって現代の学生は・・・、となると、少なくとも「社会還元」という意識を持つ学生は皆無に近いかもしれません。 子供料金はまた別の理由でしょうが、残念ながら存じません。以上、ご参考まで。
お礼
ありがとうございます。 将来への還元を期待してということは、一種の政治的配慮と言うことですね。
- tyoto
- ベストアンサー率35% (46/130)
一概に政策上の理由のみとは言えないのではないでしょうか。経営上の理由と考えられます。 こういった2重価格はミクロ経済学の理論を用いて説明出来ます。 これは両者の需要曲線の傾きが違うことを利用しています。 両者の価格を差別化することにより、利潤が最大化されます。 つまり同一価格にするよりも、両者の価格に差をつけた方が売上げがあがるんです。
お礼
ありがとうございます。 経営上の戦略ということですね。
- jasko
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半人前割引だと思います。 元々、子供は所得がないし、大人よりも体が小さいから、大人と同じ料金を設定すると苦情が出るわけでしょう。中学生以上は大人料金を取っているのは、中学生になると大人波の体格の子もいるからでしょう。最近の小学生は体格がよくなってますが、さすがに大人に見える小学生は少ないでしょう。中学生で線引きがあるのは子供の大人に見られたいという意識をうまく利用していると思います。「小学生料金に扱われるのは嫌だ。」という中学生らしい感覚が効果を挙げている気がします。 亭所得者に対する割引はあってしかるべきでしょう。ですが、税務署が有効なパスを発行してくれれば、いいですけど、そうでない場合は低所得なんだか、ケチなんだか見分けが付かず、改札口で余計な仕事が増えてしまいます。故意に給食費を払わない親もいるそうですから、厚かましい人たちを選別することが難しくなります。 入場料を子供料金分安くしても、親もついていき、散在すればより大きな経済効果を生みます。女性料金は飲み屋とかにはありますが、要するに集客効果を上げるためでしょう。美人割なんてのもあっても当然かもしれません。その女性目当てに男性客が繰るならば効果満点のはずです。合理というよりも合利的なものなのかもしれません。
お礼
ありがとうございます。 合理的な理由が前提にあるものの、実務上困難な部分もあるため、実際の線引きはそれとは異なることもあるということですね。
- yama_x
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いつの時代かは分かりませんが、もともと、子どもが主体的に 移動その他サービスの享受にお金を使うことが想定されていなかった ころに、そのような料金体系が確立したのではないでしょうか? 大人が行きたい、行かなければならない所に、お荷物的に 連れて行かねばならない、そんな状況で正規料金を出さなければ ならないのもちょっと・・・というのが利用者・運営者共にあったの ではないかと推測します。 最近は、特に日常の使用では、あえて子ども料金がある必要性が あるのかはわかりませんが。 ちなみに行ったことはないでうろ覚えですが、たしか閉園した セサミプレイスなどは子どもが主役で親は付き添い、ということで、 子ども料金の方が高い、という設定がされていたように思います。 映画館や飲み屋さんでも女性限定サービスなどがありますが、これに 集客UP以外の目的や、合理的な根拠があるかというと・・・ 交通機関はいろいろ法の制約がありますので、その他の業種とは 一概に比較は出来ないと思いますが。
お礼
ありがとうございます。 経済力を考慮すると言うことは政治的な配慮なのですか、それとも経営上の戦略なのでしょうか? 確かに、国営に近い交通機関と民間企業のサービスを一概に比較はできませんね。
子供は経済力が無いでしょ 親が子供におつかいを頼むときに頼みやすいでしょ 学生は金が無いですよ 最近は高齢者(老人)割引も多いですね 女性割引はナイスミディパスなどもあります、成人男性が一番高くて不公平だと思いますが 低所得者への割引は少ないですが、障害者割引、介護割引などはあります。
お礼
ありがとうございます。 経済力を考慮すると言うことは政治的な配慮なのですか、それとも経営上の戦略なのでしょうか?
- aiueo2
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女性割引はありますよ。 ナイスミデイパスがそうです。 私は男性差別と感じています。
お礼
ありがとうございます。 ナイスミデイパスの存在は知りませんでした。
お礼
ありがとうございます。 過去の子供料金という概念が、現代にそのまま受け継がれているということですね。 経営上のメリットなどは「効果」にすぎず、設定当時の「目的」では無いということですね。