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各国の人々の家に対するお金のかけ方を知りたい。

海外で生活している(していた)方やご存じの方に教えて頂けたらと思います。 日本では、持ち家志向が強く、ひたすらお金を貯めて、旅行やその他の人生の楽しみは二の次というような印象を持ちます。 また、何ヶ月かで建ってしまう物なのに、やたらと高額です。 そこで、もう少し、広い視野に立って考えたくなり、海外の人の家への意識がどんな感じで、また、全資産というか、貯蓄や収入からのすると家への配分はどの程度なのか、是非とも国の名前を挙げて教えて欲しいと思うのです。 どうぞ、よろしくお願いします。

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  • milky2222
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回答No.1

アメリカ人も持ち家志向は強いですよ。 持ち家率は60~70%と聞いています。 アメリカでは、きちんとした収入の証明があれば、比較的簡単に家が買え(ローンの支払額が毎月の収入の30~40%以下であり、10~20%の頭金さえ用意できれば、住宅ローンの審査は大体通ります)、固定資産税やローンの利子が税金控除になるので、早い目に家を買いたい人は多いです。 数年前までは、ちょっと田舎に行けば1000~2000万円で一軒家が買えたので、若い夫婦は共働きして頭金を貯めて住宅を買いました(今は住宅バブルでかなり値上がりしてしまい、ちょっと難しいですが)。 手に入れた一軒家は、家具を飾り立てて磨き上げ、芝生を植え、日曜大工でせっせと直し、ペンキを塗り、念入りに手入れします。その熱意はすごいもので、プロ並みの大工道具を揃え、週末は家の手入れや修繕に費やすのが楽しみのようです。 このタイプのアメリカ人は、趣味は身近で金の掛からないもの(アメリカのゴルフやテニスは、どこでもあって廉価で庶民が楽しめるスポーツです)、バケーションは家族でキャンプやアウトドア、お金の掛かる旅行は老後の楽しみとして、海外旅行はおろか自分の住む州から殆ど出たことのない人も多いです。 ただし、アメリカ人は、一生のうち3回買い換えると言われてます。 結婚後の夫婦2人のアパートか小さな家、子供ができたら大きな一軒家、引退後のアパートの3回です。 そのため、住宅の流通は盛んで、築40年の中古でも手入れさえされていれば新築と値段はそれほど変わりませんし、住宅価格は時々停滞していますが、全体的には右肩上がりです。 そのために、お父さんは日曜大工でせっせと手入れをし、売却時に少しでも多くゲインを得ようとするのです。 また、アメリカは、借金やローンがあって一人前という消費文化ですから、貯蓄高は異常に低く、働き盛り世代は家のローンや生活費で収入の大半は消えます。 その代わり、若い頃から投資信託や株式投資、不動産投資に熱心です(国から貰える年金額が低いせいもありますが)。 子供が巣立った後の大きな家を売却して残ったお金と年金と投資の取り崩しで、夫婦二人で老後を過ごすというプランの人が多いです。 参考になりましたでしょうか。

kobitoo
質問者

お礼

とても参考になりました。 家への熱意はもちろんの事、家族のバケーションの事なども参考になりました。 我が家には、小学生の子供がいるので、アメリカでは、既に大きな一軒家の世代に入っていて、この点も驚きでした。 中古でも、手入れをすれば、新築と値段がそれ程変わらないというのは、木材の良さに日本との違いがあるのでしょうか。日本は、地震がありますから基礎に関しては日本のが上なのでしょうが。日本は白ありもいますね。 とはいえ、日本でも、そのうち、中古市場見直しもおこってくるのかもしれないですね。 住宅への意欲とお金のかけようは(私の周りを見渡すと、借り入れの為に、返済額は倍近くになってふうふう言っている)旅行なども最低限にして、人生の楽しみにかけるお金をかなり家に回しているように感じます。 時々、ふっと、もっと若いうち(上の説明を読ませて頂いて、そう若くない事がわかりましたが(^^;))は他にお金をかけて人生を豊かに過ごした方がいいのでは?こんな事は、日本だけ?と思っていました。 なので、そこら辺も踏まえた回答参考になりました。 もう少し、他の国の事情も知りたいので、しばらくして、締め切らせて頂きますね。

その他の回答 (2)

noname#24898
noname#24898
回答No.3

カナダに住んでいます。 ここでは家を買うために働き、住宅ローンを返済するために働くのが 大多数の平均市民だと思います。乳幼児をかかえている若い家族でも大きな 家に住んでいるのにはびっくりさせられます。毎年いくつかの医療法人等が資金集めのために宝くじを発行しますが、1-3等は必ず住宅です。 もっとも私のような者が仮に当たったとしても、維持費だけで生活費が無くなるような家ばかりですが。 当地で最近問題になっていることはここ10年の低金利のために不動産 ブームとなって住宅価格が北米でもトップクラスになってしまい、 住宅の持ち主の中に”house rich, cash poor”が増えていることです。 私の家は築38年ですが、近隣ではそれとはわからない築100年の家を いくつも見ることが出来ます。もちろん木造です。 日本は新しい物を次から次へと作っていかないと成り立たない社会構造に なっているからでしょう。家もすぐ取り壊して中古住宅の価値がなくて 困りますね。 ここでは住宅市場は中古が主体ですから、自分でやるか専門家に頼むかは 別にして、改造、修理に毎年かなりの費用をかける人が多いようです。特に 台所、浴室にはお金をつぎ込みますね。 大学進学率は日本のように高くないですが、親がお金がなくて大学生の 中には自分で費用をまかなっている人も少なからずおります。(もちろん 借金で、卒業後働いて返済する) 旅行について言えば、最近の調査でパスポートの保有率についてありました 米国人20%、カナダ人40%、ドイツ人90%だそうです。残念ながら 日本人については不明です。

kobitoo
質問者

お礼

お礼が大変、遅くなってましいました。参考になるお話有り難うございました。 私は、まだ、家を購入していないのですが、賃貸とはいえ、充分な広さがあり、今後、家を購入するかどうか検討しています。 日本は中古の価格が安いような気がするのですが、耐震や余り手を入れていない中古物件がほとんどなので、どちらがお得かは微妙かもしれません。 あれこれかんがえているうちに、他の国の人も日本の人と同じように家に多大な費用をかけているのかと思うようになりました。なんとなく、家よりも生活の質とのバランスを大事にして、趣味や個人の楽しみ、家族とのつながりの為にお金を使っているような気がしたので、もう少し、大きな視野に立って考えてみたくて質問してみました。 ところが、どの国の人も家にお金をかけているんですね。 おまけ。 アフリカに旅行に行った時、マサイの人たちは、牛の糞を固めた家に住んでいました。 でも、現金収入はほとんどありませんから、こちらも似たようなものですね。

  • MrCandy
  • ベストアンサー率39% (87/222)
回答No.2

No1の方と同じアメリカ在住です。 ほとんど同じ印象です。 アメリカでは一般的に月収の35%ぐらいまでの家賃の家を借りられます。ローンの返済金額の上限も同じです、これから逆算すると年収の6-7倍の家を買うことが出来ます。その地区の家の値段が分かれば大体その地区の人の年収が分かると言われています。 小学生程度の子供のいる家は別として、子供が高校生以上か独立している場合、その家は非常に綺麗に整理整頓され、美しく飾りつけられています。家に行くとその人の教養や趣味のセンスが分かる感じがします。 キッチンもピカピカで、趣味の良ティーカップが並んでいたりします。家の中あちこちに鉢植えの花や、観葉植物が置いてあったりします。趣味のよい絵や家族の写真が壁や棚などあちこちに置いてあります。庭はもちろん手入れが行き届いています。 どこの家に行っても、映画に出てくるような家と言うか写真集に載っているような家ですね。初めていくと、なにか生活感がなくて少し異様な感じを受けますね。

kobitoo
質問者

お礼

アメリカというと、ヨーロッパと比べて、消費大国で家も安く、なんとなく、使い捨ての意識の高く、家の中もごちゃごちゃした印象でいましたけど、そうではないのですね。 日本は、買ってしまうと、その後は、右肩下がりに家の外も中も物であふれ出し、なんだか、ぼろぼろになっていくイメージがありますが、アメリカの方々は、凄いですね。 地区の値段で年収が。 というのは、そういえば、本の中でも、作家さんが、主人公のサクセスストーリーを描いていくのにも、地区の名前を出したりしていますね。 私は、まだ、土地も持っていないのですが、日本の土地も上がりそうですね。私の実家の辺りは、かなりこの3年位でも上がっていて、3年前に買った友人達を羨ましく思っています。 今は、違う土地に来ているので、買えないですが。

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