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ハード・カバーのカバーの端の切り落とし
新品のハード・カバーを買ったときに気づいたことなのですが、同じシリーズの本なのに、カバー上辺の両端を斜めに切り落としているものと、真っ直ぐその切り落としがないものがあります。後で気づいたのですが、全く同じ本でもそのカバーの切り落としがあるものと無いものがあります。 これはどういう意味なのでしょうか。小さなことですが、よろしくお願いします。
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素晴らしい、すごい観察力ですね。決して「小さなこと」ではないと思います。通常あり得ないことですから、何かあると考えてしまいますよね。 「カバー上辺の両端」が、ブックジャケットの両端を意味しているのであれば、その斜めのカットは、ご存知のようにその部分を折れにくくするための加工ですね。私の記憶が間違っていなければ、斜めカットは70年代後半頃から時折見受けられるようになり、80年代に入ると多くの出版社がそれを行うようになりました。 直角のままですと本の開閉時や出し入れ時にカバー(ブックジャケット)のその部分が引っかかり、傷みやすくなります。 ただ、今でもあえて断裁していない本もありますが、同じシリーズでまちまちなのは、単に加工ミスだと思われます(あるいは経費削減で裁断料をケチったのかも)。 取り外しのできるブックジャケットには何ら作為的な行為はないものと思われますが、それでもすごい秘密が隠されているとしたら、 すごく興味深いことですね。
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- knk
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考えられるのは、重版が掛かった時に何らかの理由で付き物(カバー・帯など)の仕様が変わったことですね。 また、版が同じでも、一度出版社に戻ってきたものを改装して再び書店に出す場合にはやはり付き物を取り替えるので、同じような結果になります。 確かに、上辺をカットしてあった方が、多少カバーの装丁ががずれていてもあまり気にならなくていいですよね。
補足
>>また、版が同じでも、一度出版社に戻ってきたものを改装して再び書店に出す場合にはやはり付き物を取り替えるので、同じような結果になります。 これは考えつかなかったので驚きでした。なるほど、再販制度の中ではそのようなこともあるわけですね。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 まさか歴史にまで触れてくださる方がいるとは思わなかったのでほんとうにうれしいです。またよろしくお願いします。