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日本ってそんなに子育てがしにくい国ですか?

初めて質問させていただきます。40代女性です。 先日の「女性は子どもを産む機械」発言(私はこの発言の前後も真意も、きちんと把握しているつもりですが、便宜上このように書かせていただきます)について、こちらのサイトをはじめインターネットで多くの書き込み・意見交換がありました。 その中で、特に女性の側から「日本はどう考えても子どもを育てにくい国だ」とか「そんな発言をする前に、子どもを産もうと国民に思ってもらえる環境作りをしろ」といった意見がとても多いと思いました。しかし正直、それって一種のワガママと思えてなりません。 日本が子どもを育てにくい国だと思う方は、一体どの国を引き合いに出されておっしゃっているのでしょう?また、国民に子どもを産もうと思ってもらえる環境作り、なんて政治でどうこうできない部分もあると思うのですが、具体的にはどんな環境が提供されれば国民は満足するのでしょう? 質問とはあまり関係ない私ごとですが、私は日本とアメリカで子育てを経験しましたけれども、色んな意味で日本のほうが遥かにラクでした。福祉制度や社会保障も日本のほうが豊富でした。そんな経験から、日本という国が子育てをする環境として著しく劣っているとはとても思えません。 皆様のご意見をお聞きできればと思います。よろしくお願いいたします。

みんなの回答

回答No.6

こんにちは。 私は子育てしにくい国だと思います。 制度というよりは、人の考え方としてが大きいです。 私の理想としてはデンマークでしょうか。女性が働きながら今のところ少子化を食い止めている国です。 所得の65パーセントは税金で持っていかれてしまいますが、将来の年金の額が違うので、貯金は必要ありません。 誰も文句は言いません。 大学まで学費は無料 病院も無料 子どもに年間20万円支払われる 夫婦で完全に育児を分担(育児休暇も半分ずつとる) 幼稚園などに3ヶ月以上入園を待たされると国を訴えることができる 残業がない これをやろうと思うと、相当のお金もかかると思います。が、一番重要なのは人の考え方だと思うのです。 妊婦さんに電車で席も譲らず、ベビーカーを押している人を助けるどころか邪険にする。 働いて子どもを育てている女性に「夫の甲斐性がない」「子どもより仕事が大事」という見方をする。 女性は妊娠したら、酷ければ結婚したら会社を辞めなければいけない。 そんな何世紀前か分からない次元のレベルの話しでは、お話しにならないと思います。

FRANZIA
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 デンマークはじめ、北欧諸国の福祉制度はとても立派ですが、武田龍夫さんという方の『福祉国家の闘い』という本を読んでから、日本で言われるほど良いものではないのだな、と思いました。 女性の社会進出については、もちろんこういう時代ですし、当然守られるべき権利ですが、上のお礼にも書いたように、私は子どもには母親が必要だと考えるタイプの人間なので、正直あまり実感として強く問題意識をもてません。 欧米の、「出産後も女性が社会復帰ができる社会」について、あまりにも良い面ばかりが強調されすぎているような気がします。実際は、子どもに常に寂しい思いをさせることも覚悟しなくてはならないし、夫婦のコミュニケーション不足から離婚を引き起こすこともあります。 反論みたくなってごめんなさい。ご回答は参考になりました。 ありがとうございます。

回答No.5

日本が他の国に比べてどうかはよくわかりませんが、具体的な環境作りについては思い当たる点がいくつかります。 私の会社でも子育てしながら仕事を続ける事ができるような環境を整備しつつあります。 そういう意味で会社の姿勢は肯定的なところもあります。 ある程度規模が大きい会社になると対外的な目を意識しての事であって、本気で制度を運用しようとしているのか疑問を感じる点があります。 実際、仕事に制度を利用している例もありますが、かなり少数です。 その原因は、制度があってもまだまだ本人の負担が大きい事と、わがままさせてもらってるくせにという周囲のある意味冷たい態度があるからではないかと感じます。 実際、その女性の事をとにかく批判する人がいます。 しかしそれは制度を利用している事に対しての発言(普通はそんな制度は使わないものだという発言)だったり、どうも言いがかりにしか思えないものもあったりします。 子どもができたんだから辞めたらいいのにという個人的な価値観から来る発言です。 あとは(残業しない日があるのを見て)楽してるように見えるんでしょうか。 職場の足手まといな存在として見る人もいます。 しかし、会社全体を見渡すと仕事の能力もさまざまで、子育てしながら働く人よりも生産性の低い人は実際存在するのですが・・。 自分より弱い立場の人を批判して憂さを晴らしているように見えます。 私は同性だからという訳ではありませんが、同じ職場で働く仲間として努力しようとしている人にもう少し温かい対応ができないのかと感じる事が多いです。

回答No.4

日本が他の国に比べてどうかはよくわかりませんが、具体的な環境作りについては思い当たる点がいくつかります。 私の会社でも子育てしながら働き続ける事ができるような環境を整備しつつあります。 そういう意味で会社の姿勢は肯定的なところもあります。 それはある程度規模が大きい会社になると対外的な目を意識しての事で本気で何とかしようとしているのかと疑問を感じる点があります。 実際、仕事に熱意のある女性がその制度を利用して子どもがいても仕事を続けている例もありますが、かなり少数です。 その原因は、制度があってもまだまだ本人の負担が大きい事、あと、わがままさせてもらってるくせにという周囲のある意味冷たい態度があるからではないかと感じます。 実際、その女性の事を甘えてると批判する人もいます。 しかしそれは会社の制度を利用している事に対しての発言だったり、どうも言いがかりにしか思えないものもあったりします。 おそらく、子どもができたんだから辞めたらいいのにという個人の価値観から来る発言です。あとは(残業しない日があるのを見て)楽してるように見えるんでしょうか。 職場の足手まといな存在として見る人もいます。 私は同性からというより同じ職場で働く仲間として努力しようとしている人にもう少し温かい対応ができないのかと感じる事が多いです。

FRANZIA
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 私は正直、子どもには母親が必要だと考える古いタイプの人間なので、文中にある「子どもができたんだから辞めればいいのに」と思う派かもしれません ^^; 私のような人間が、仕事に意欲のある女性にとっては少子化を引き起こす一原因なのかもしれないですね。 反省します。

回答No.3

仰るとおり、日本人はワガママだと自分も思います。 ただ、アメリカの子育てについては良くわかりませんが、 「日本の方が子育てをしやすい」とは珍しいな、と 思いながら拝見しました。 自分的に「子育てがしにくい」という意見が挙がるのには 2点、原因があると思います。 ひとつは、日本では周囲の協力が得られにくいということ。 例えば(スペイン在住の知人によると) 電車の中で赤ちゃんがぐずりだした時、 ヨーロッパなどでは隣の席に座った見ず知らずの人が あやしてくれたり、お菓子をくれたり。 日本のように「うるさいな~」と言う目で睨まれたり、 車内が険悪な雰囲気になることも無いそうです。 もうひとつは(最初にもありましたが) 日本人が世界一ワガママなこと。 他の国のいいところばかりをごちゃまぜに取り入れた挙句、 身の丈を遥かに超えたワガママ人種になってしまった。 結婚しても「生活の水準を落としたくないから子供はいらない」と DINKSを選ぶ人もいますし。 ネットショップなどでも世界のブランドがズラリと並んでますよね。 日本人がワガママ人種になってしまった事については 国・個人それぞれに責任があると思いますが、 この2点からの脱却が、少子化対策のカギでしょう。 (勿論、本当に貧しい方には補助を重点的に与えることも必要です)

FRANZIA
質問者

お礼

とてもご丁寧なご回答ありがとうございました。 アメリカでの子育ては、やはり学校の送り迎えが一番大変でした。治安、治安といいますが、なんでも法律を制定するのは簡単です。でも、それだったらそれこそ「学校へのピックアップ時は一定時間会社を離れても良い」ぐらいの法律もほしいものです。でないと、共働きは結局シッターを雇うなどけっこうな出費がかさむのです。 あとは基本的にアメリカじたい社会保障の貧弱な国です。医療保険さえ、民間のものしかありません。よく言われることですが、貧乏人を見捨てながら繁栄している国なんです。日本がどんなに絶望的な国でも、政治が絶望的でも、アメリカみたくならないでほしいと思っていますが、近頃の動きを見ると怪しいですね・・・・。 こういう話題だと「良い比較例」の国としてアメリカが代表的にあがりがちですが、ハッキリ言うと雲泥の差で日本の勝ちです。ですが、回答者さまもスペインの例で挙げてくださっている通り、周囲の協力に関してはアメリカも悪くはありませんが・・・・。ただ、これってそれこそ政治がどうこうできるものでもないような。 ともあれ、日本の政府もマスコミも、他国に比べ優れた制度があっても広報が本当に下手だと思います。 長文になってしまい申し訳ないです。 ご回答、本当にありがとうございました。

  • fatspider
  • ベストアンサー率14% (10/70)
回答No.2

システムだけでなく、その中身なんですよね。 アメリカはは人間の住むところではありませんから論外ですが、日本はシステムの形式を見るだけでは決して子育てをしにくい環境ではありません。しかし、実際にその中身は? アメリカのように軍国主義を念頭に置いた政治改悪が進められる中、明らかに教育が変な方向に変えられようとしている(これを否定する人には、「寝ぼけているのか?」と問いたい)し。今現在の学校教育の現場も明らかに「おかしい」です。今の十代や二十代の学生たち、正直、「恐ろしく」思いますよ。素行の悪さ、頭の悪さ、道徳心の無さ... これはもちろん政治だけでも学校教育だけでもなく社会全体の「病気」だと思います。こんな病んだ社会で子供を育てたくない、と思うのはごく普通だと思いますね。私も2人の子供がいますが、上の子が中学に入るまでには海外脱出を計画しています。幸い、私の場合国際結婚で子供も重国籍でその計画はわりと難易度が高くなく実行が出来そうなのですが、ただ、「逃げる」ような形で移住ってのは正直気分がよろしくないです。 ただ、さまざまな面を見てもこの国はもうダメかな、と思う事が毎日のようにあります。

FRANZIA
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 とてもご丁寧にお答えいただいておいて、反論するわけではないけれども、若者のマナーの悪さなんていつの時代も言われてきたことだと思います。日本の社会が病んでいる、というのはおおむね同意ですが、どの国だって住んでいる者の中には「病んでいる」という見方をされる方だって多いと思います。 あんまり大人が新世代にむかって日本を絶望的だと煽り過ぎるのも問題な気はします(問題提起や議論は必要ですが) 回答ありがとうございました。

回答No.1

今の少子化の流れを政治の力だけでは食い止められないでしょうね。 日本が子育てをしにくい国だとは思えません。 教育、経済、交通機関、医療、福祉など進んだ国です。 子供を安全に健康に育て、充分な教育を与えられる 環境は整っているでしょう。 でも子供を育てるには、経済的、精神的、そして労力も とほうもなく負担しなければなりません。 今の日本の夫婦には、それほどの負担をしても それに見合うほどの喜びや幸福を得られないと 考える傾向にあるんではないでしょうか。 子供を育てても、その子が大人になって希望に あふれて幸せに生きていくだろうと想像しにくい 社会です。 結婚して子供を育てるのは当然だという世間からの プレッシャーも小さくなってきています。 結婚にしても同様に、それによって得られるものより 失うものが大きいと思う人が多くなっていると思います。

FRANZIA
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 そんなに日本の未来は暗いですか。 あまりにもマスコミがネガティブに語りすぎているきらいがありますね。

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