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火災保険料の取り過ぎについて
もう一つハッキリしない話で恐縮ですが。 知人の話ですが、最近損保会社が「火災保険の保険料を取り過ぎていたから」といって、10数万円返却してきたということです。 過去10年分くらいの取り過ぎがあったと言う話です。 保険会社は最近保険金の未払いで騒がれているものですから、自分の火災保険の保険料についてもチョッと心配になってきました。 (Q1)火災保険の保険料は、最初保険屋さんが計算をして、その通りに支払いましたが、この保険料計算の正確性について保険会社ではチェックしないのでしょうか。 (Q2)火災保険は1年契約でやっていますが、保険料の計算はその都度行っているものではないのですか。というのは、最初間違っていたら、そのままずっとということはあり得ますか。 (Q3)「自分の火災保険料は大丈夫なのか」と自分が入った保険屋さんに聞くのもナンなので、可能であれば自分で計算してみたいと思いますが、素人でもできますか。計算のための参考URLがあれば、教えてください。 なお、知人の住宅も私のも、普通の庶民の戸建て住宅です。
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1.保険料の計算そのものはチェックされますが、加入した保険金額が 正しいかどうかまではチェックしません。 例えば分譲マンションのローンを組んで、長期の火災保険に加入しても、 共有持分まで保険金額に入れてしまうと、管理組合が加入の保険と重複 してしまい、超過保険となります。 これらは今保険会社が調査して、超過部分を返還しています。 更に2×2工法での建物などはB構造料率適用が出来る場合が多いのに、 C構造の料率をとっている場合も相当多く出ており、保険料の返還を しています。 2.1年ごとでも、最初に通ってしまうと毎年惰性でそのまま継続の場合 が殆どです。 3.自分での計算は難しいので、別のプロ代理店に計算して貰うか、ここで 詳細にご自宅の場所や構造、建築年、保険の種類、特約の種類などを記載すれば計算できます。
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- umigame2
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要するに保険料の取りすぎというものは、構造級別の判定ミスによるものが殆どです。 先日話題になったのが、ツーバイフォー住宅の保険料の取りすぎですが、ツーバイフォー住宅で省令準耐火構造に該当すれば、C構造でありながらB構造の安い保険料率が適用されるというものです。(地震保険はC構造の保険料) もし、建築中であればツーバイフォーか木造軸組みかがはっきり分かりますし、パンフレットや設計書で確認することもできますが、中古で購入した物件であれば建物内部を見ただけでは分かりません。 また、ツーバイフォーであっても省令準耐火に該当しないものもありますので、代理店が見て確認するだけではきちっと分からないというのが現状です。 火災保険の場合、構造級別が明らかでない場合は劣級でとるほうが無難ですので、BかCか分からなければとりあえずC構造でとってしまうということはあります。 また、外壁の全てがALC版で出来ている場合は、木造であってもC構造ではなくB構造になるのですが、これを知らない代理店がけっこういますし、外壁に使われているパワーボードに45分以上の耐火性能があれば、木造でもB構造となりますが、代理店は建築の専門家ではありませんので、中古で購入してある物件などは建築した業者に問い合わせるなどしないと分かりません。 Q1.構造級別の判定から間違っていることが殆どなので、チェックのしようがない場合が多いと思います。 ただ、木造でALC版張りの場合などはチェック機能を強化すればクリアする問題だと思います。 Q2.殆どの場合、最初から間違っているんです。 Q3.構造級別の判定は素人では困難ですし、住宅火災保険や住宅総合保険であればどこの保険会社でも保険料は同じですが、その会社のオリジナルの商品であれば保険料は全く分かりません。
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早速の丁寧なご回答ありがとうございました。 ご回答の中に「木造ALC」とあったのでこれは危ないと思い、保険会社に照会しましたら、保険料の取られ過ぎがありました。 お陰さまで助かりました。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 自分で保険料の計算ができないということなので、直接保険会社に照会して見ましたところ、次のような結果になりました。 (1)建物の火災保険:A社:保険料の計算に誤りなし、ALCはB構造。 (2)家財の火災保険:B社:以下の通り。 ALCをC構造と誤って計算していたため、超過分の返却を手続き中とのこと。利子が付いて10万円を超える金額になる。 この結果には驚きました。まさか自分のところに取り過ぎがあったとは! しかし、保険業界というところはヒドイところですね。今回のことで次のようなことを感じました。 (1)保険屋さんの勉強不足、保険会社の保険屋に対する教育不足。 (2)保険料計算のチェック体制がズサン。会社でチェックできないわけがない。個人がチェックできないものは、会社が全責任を持って完全にやらなければならない。 (3)保険会社は悪質極まりない! 今回は保険金の不払い問題で厳しく金融庁にやられたものだから、保険料計算ミスが明らかになったものだと思う。もっと以前から会社はミスが多いことに気づいていたはずである。しかし、それを知っていながら、頬被りをしてきた。金融庁の突込みがなければ、永久に頬被りをするつもりであったに違いない。 ほんとうにありがとうございました。お陰さまで助かりました。 今度から火災保険は会社を毎年変えようと思います。そうすれば計算ミスも発見し易くなるでしょう。