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音楽業界の様々な問題点について
CDの売れ行き低下の理由や音楽業界の問題点を掘り下げて調べていきたいです。どんな意見でも待っています。
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ふたたびコンニチハ。 何となく自分の悩みに近づいてきたので またカキコませて頂きます。 >CDというモノの価値より ”音”だけの価値として扱っている人が増えた >ただ売る事だけが目的になっているのではないでしょうか。 私は広告代理店でマーケターをやっていて 日々、クライアントから 「どんな人に、どう売れば、売れるか?」を 考えさせられています。 でもね、いつも言い返してやりたくなるんです。 「あなた方は、自分の客を育てているのか? 自分の客が商品を楽しめる場を提供しているのか?」 「こんな商品、なくても客は困らないよ」 このままだと、どんどん買われ方が即物的になっていきます。 他人のせいにしても仕様がないので 何とかしようと思います。
- kaznhi
- ベストアンサー率16% (39/231)
2つ言いたい事があります。 1つめ。著作権のような公的保護にたよっていて、営業努力を怠けている。コピーによる伝々は、ほんとにその一例ですね。CDなんてもっと値を下げれば、誰も違法コピーなんてしないって。どのくらいだったら買いたいか、調査したことあるんだろうか。 2つめ。コスト削減だか知らんけど、まわりは全部コンピュータで、ほとんどカラオケで作った曲がヒットチャート上位を占めている。ほとんどはテレビドラマとのタイアップ。んでもって売れている先は大半がレンタル屋さん。 「売り方」につられる客のレベルの低さには目もあてられないけど、それをあてにしているレコード会社もひどいものだ。 「良い商品を適当な販促と適正な価格で」が良い仕事だと信じているが、そのまるで正反対を行っていて、「売れない」もないもんだと思う。 ちゃんとした仕事がしたきゃ、まず「良い客」を育てる努力をしてみなさい。
お礼
ありがとう!そうですね。レコード会社も商品を信じさせるイメージの操作に意識が集中していて音楽の文化的な価値や意味を無視して、ただ売る事だけが目的になっているのではないでしょうか。 そのことに消費者が気が付き始めたのは良い事だと思います。
レコード会社が金に走ったからでしょう。 JASRACやらなにやら、金のことばかり考えてるような気がしてならないです。 協会の言ってる権利は理解できるけど、金のために権利を行使するのではなく、イメージ、雰囲気など楽曲そのものを守るために行使するべきでしょう。 すぐの金儲けのために質も悪く量で勝負をしているような気がして、最近の一部の音楽は嫌いです。レベルも下がっていますよね? 後のことを考えないのはどの業界でも同じなのでしょうかね。
50年代から80年代頃までの若者たちの話題の中心といえば クルマ、音楽、ファッションでした。 90年代も後半に入ると まずクルマが、若者たちの話題の中心にならなくなりました。 そして最近、音楽が、若者たちの話題の中心から外れてきています。 これまでの回答にあるように 市場環境の問題は大きいと思います。 クルマだったら、渋滞や駐車場不足 音楽だったらコピーの問題、等など。 旧態依然とした業界構造の問題も大きいでしょう。 それ以外にも、例えば 文化の成熟化と硬直化といった問題があるでしょう。 例えばロックが今の形態になってから「明らかに新しい音楽」 簡単に言えば、ビートルズを過去のものした、というような音楽が まだ生まれていません。 クルマも今だに60年代頃の名車が「憧れ」ですし。 それから、音楽やクルマの「役割」みたいなものが そろそろ時代に適わなくなってきたんじゃないか。 カラオケや、着信音のダウンロードなんかは元気なわけだから。 趣味は音楽鑑賞、とか、言わなくなりましたよね。 昔は「レッドゼッペリンが好き」とか「フェラーリが好き」というのが ある種、自分のアイデンティティ表明みたいなもんだったけど 今、そういう人は希でしょう? 鑑賞の対象、嗜好品といった役割が減り 生活を楽しくする道具、踊るためのツール、みたいなことを 求める人が多くなっているでしょう? その他の視点として、結構コレがキモかな?とも思うのですが 今、10代~20代後半に欲しいモノを尋ねると 上位にくるのは携帯、パソコン、ゲームといったコミュニケーションツール コスメ、エステといった自分をキレイにするモノなど ココロとカラダにまつわるモノ。 CDは中位、クルマは下位になります。 単純に選択肢が増えているんですよね、毎年。 まだまだ、イロイロあると思い 10代~20代後半のクルマ離れ、音楽離れで 実は、私も毎日頭を悩ませています。 coffeeandtvさんの調査結果が興味津々です。
お礼
沢山書いてもらってありがとうございます。 CD自体の価値がわりと曖昧で、CDというモノの価値より”音”だけの価値として扱っている人が増えたのではないでしょうか。良いか悪いかは別としてデジタル化によって音楽を手に入れる環境が増えたと同時にその他の話題も簡単に手に入るようになったのではないでしょうか。
- altosax
- ベストアンサー率56% (473/830)
ども。 ありり?stingrayさんご指摘の、 「また楽曲に関する全ての権利をJASRACとレコード会社が独占し, 楽曲製作者や演奏者の権利を剥奪する体制も問題です。 」 という点については、たしか「著作隣接権」だったかしら、レコード会社と伴奏演奏者たちの印税収入がきちんと入るようにjasracが配分/支払いの実務をやって下さっているはずですよ。 私の知人のドラマーの場合、このおかげで自分の伴奏に参加した歌などが有線放送やカラオケなどで使われるごとに自動的に入ってくる収入がかなりあって助かっている、とのことでした。だんだん、jasracのおかげで「たかが伴奏ミュージシャン」と蔑まれていた人々も以前とは考えられないリッチな暮らしに着実に向上しているみたいですね。
- 参考URL:
- http://www.jasrac.or.jp/
お礼
ありがとうございます! 全ての問題がレコード会社にあるわけではないと思います。altosaxさんは経験者だそうですが消費者からの問題ではない一歩引いたサイドからの問題点をもしよろしければきかせてください。よろしくお願いします。
- stingray
- ベストアンサー率24% (243/984)
kumataro氏のご意見に賛成。 まず違法コピーを槍玉に挙げて,消費者に全責任を押し付ける, JASRACとメジャーレーベルに問題があります。 もしも違法コピーで売上が伸び悩んでいるならば, MDが爆発的に普及した1990年代後半から, MDの普及によってCDの売上が激減しているはずですし, さらには1980年代のウォークマンブームで, 一気にレコードの売上が激減しているはずです。 (実際にはそうなっていない) また楽曲に関する全ての権利をJASRACとレコード会社が独占し, 楽曲製作者や演奏者の権利を剥奪する体制も問題です。 しかも邦楽では売れているアーティストしか入荷したがらない販売店, そして自分好みの曲を探そうとせず,ただ流行に乗っているだけの, 「流行に遅れなければイイ」としか考えない消費者が増えてしまって, 音楽業界全体の裾野が狭まってしまったのも一理あるかと。
CD-Rやmp3などについては、「コピーコントロールCD」採用の動きが広まるなど、 確かにレコード会社にとっては目の敵です。 ですが問題はそれだけではないような気がします。 社会の高齢化が進み、若者の人口比は減って行く一方だから、 中高年の市場を開拓しないと音楽産業はこれからきついと前々から言われているのに、 結局今なお若者依存、それもごく一部の売れっ子依存の体質からちっとも抜け出せていません。 やはり音楽業界、それもメジャーレーベルと呼ばれる大手レコード会社の基本構造が 20~30年前とほとんど変わっていないことに問題の根源があると私は思います。 参考URLは、私か愛読しているメルマガです。 「なぜレコード業界は崩壊したのか」というタイトルで、 業界関係者が内部事情を赤裸々に語っています。これはかなり参考になります。
- watnstar
- ベストアンサー率23% (100/430)
こんにちわ。 CDの売り行き低下の原因のひとつにCD-Rの存在があると思います。 だれもこんなに多く、こんなに早く普通の人(中学生ももっている)浸透するとはおもっていなかったんではないですか? コピーは違法って言っても。。。。。。。 OKWebご参加のみなさまはコピーしないでちゃんと購入しましょう。
お礼
ありがとうございます。 >「どんな人に、どう売れば、売れるか?」 僕も今大学でデザインを学んでいるのですが、そういった事も考えさせられます。不況で消費者がものを買わなくなっているとゆうけれど、特別我慢している訳ではないし、そう考えるとこれまでがよほど無駄でどうでもいいものにお金を出していたんじゃないかとも思ってしまいます。 別の人にも言ったことだけど、商品を信じさせるイメージの操作というのがこれまでのマーケティングにおける手段だったとおもいます。しかし、これからは消費者も選ぶ力をつけてきたのではないでしょうか? これからのマーケティング手段がどのように変化してゆくのか興味があります。