>毎日、特に食後に同じことを話しかけられます、ある時は一日中
といっていい程ずっと職員に話しかけられます
>その対応にひどく、怒られたりほかの入所の方に暴言を投げかけられたりします。
これこそが認知症の「症状」なのです。それを理解して接する以外に方法はありません。
そして、怒り・暴言の症状は、今後徐々に進んでいきます。
脳の機能そのものが退化していっているので、幼児に近くなっていくわけです。幼児は怒る・悲しい・イヤ、といった自分の不都合に対して泣きますよね。それに言葉がそなわるか否かの問題だと思います。
また、発症前、どんなに穏やかであった人でもその症状が現れることはあります。
同じことを繰り返し言ったとしても、ご本人は毎回新鮮な気持ちで言っているはずです。全く同じ返答でも良いですので、笑顔で答えることが何よりの勤めだと思いますよ。
怒るのは、自分が初めて話す「と思っている」事柄に対して、愛想無くあしらわれたかも知れません。
とはいっても、体のどこかに痛いところがあったり、気分的に怒ってしまう、といったこともありますので一概には言えませんが…これは幼児に近づくという先述の通りです。
上記のようなことを理解しつつ、愛情と愛想をもって接することが重要だと思います。怒り・暴言は、症状であって、決してご本人が悪いのではありません。
お辛いとは思いますが、患者様と頑張ってお付き合いいただきたいと思います。
心より応援しております。ご自分の心と体の健康にもご留意下さいませ。
お礼
本当にありがとうございます。 その方のひとつひとつの行動、言動を思い浮かべながら読まさせていただきました。あなた様のアドバイスを参考に、ほかの職員と相談しながら、その方にあった一番よいケアができるよう、がんばりたいと思います。心からお礼を申し上げます。