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有栖川有栖シリーズ
有栖川有栖さんの本で、有栖川有栖と火村が出ているシリーズを 読みたいと思っています。 たくさんでているようなのですが、やはり発行年度の古いものから 読んだほうがいいのでしょうか? (時系列につながっているのでしょうか???) もし、どれから読んでも大丈夫なようだったら、どれがオススメ でしょうか?
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noname#204885
回答No.1
私も大ファンでございます。 基本的に物語が時系列的につながっているような感じではないので、発行年度は気にする必要は無いと思いますが、長編の古い順から行くと、「46番目の密室」「ダリの繭」「海のある奈良に死す」「スウェーデン館の謎」「朱色の研究」「マレー鉄道の謎」「乱鴉の島(最新刊)」だと思います。(火村&アリスシリーズのみ) 個人的には「朱色の研究」あたりが好きです。「マレー鉄道の謎」は日本推理作家協会賞を受賞しています。この人の長編は多くがそうですが、ややおっとりした筋立てを味わえるかどうかが好きになるか嫌いになるかの分かれ目でしょうね。最初から最後までハイテンションで通したいと言う人には不向きだと思います。ご本人はクイーンの大ファンだそうですが、私はクリスティを彷彿させる作風と思えて仕方ありません。(最新作の「乱鴉の島」を読んでますますそう思いました。) その点、この人の得意とする練りに練ったプロットを速い展開で読める短編集の方が万人受けするかもしれません。火村シリーズの短編は粒ぞろいだと思いますが、私のお勧めは「暗い宿」と「白い兎が逃げる」です。 火村シリーズではないですが、森博嗣は「マジックミラー」が一番好きだとどこかで書いていました。珍しく大掛かりな仕掛けで、その意味では森博嗣好みと言うか、アリスらしくない作品です。
お礼
大変丁寧な回答をありがとうございます。 昨年末に転勤で通勤時間が長くなりましたので、かなり読書の時間が取れるようになりました。 さっそくオススメのものを読んでみたいと思います! ありがとうございます。