- ベストアンサー
自費診療なのに新米歯科医師の練習台?自費診療とは思えない酷い歯に
- 昨年6月歯の詰め物を銀からセラミックに2本入れ替えましたが、治療後の歯は自費診療とは思えない酷い物でした。
- セラミックは若い女性の歯科医師が担当し、院長が色の確認を行っていなかったため、色が合っていないことがわかりました。
- 他の歯科医院での自費診療と比較しても明らかな差があり、不信感を抱いたため別の歯科医院に通い始めました。しかし、治療した歯にも差があり、高いお金を支払った意味がわからなくなりました。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ハイブリッドセラミックスとセラミックスの違いについてです。 まずは説明上、「セラミックス」と「レジン」というものの違いについてから始めます。 レジンはいわゆるプラスチックのことで、セラミックスはポーセレン(瀬戸物)のことです。 そんな訳で患者さんへの説明ではいつも「お茶碗」でたとえ話をしています。 瀬戸物とプラスチックのお茶碗の比較をして、瀬戸物のは長期間にわたって艶・透明感や色が変らないでいますが、プラスチックは最初は良くても長期間使用していると、変色します。 色・艶・透明感は瀬戸物の方が圧倒的にいいですが、欠点があって、それは衝撃が加わると割れるとことがあります。 それに対して「ハイブリッドセラミックス」(ハイブリッドレジンと言う人もいますが)はセラミックスとレジンを合体させ、この欠点をなくした材料である、なんて説明します。 つまりこのハイブリッドであれば奥歯の噛む面にも力学的に耐えられますので、奥歯にも使用可能になり、さらに技工所での作成過程がセラミックスよりも単純なので、技工代が安くできる(もちろん患者さんには支払金額が少ないのがメリットになります。)、という点があげられます。 >歯科関係の方でしたらセラミックとハイブリットセラミックはひと目で識別できますか。 これの答えとしては「分かるかもしれないし、分からないかもしれない」ということです。 よく出来たものであれば、区別は難しいいです。ただし透明感に関しては材質の違いよりも、元の歯の状態や・そのものの厚み・内部に金属を使用しているかによって変わってきます。 つまりセラミック(ハイブリッドでも同じですが)が厚ければ厚いほど、透明感は増します。 さらに元の歯に金属を使用していなく、内部に金属の裏打ちがない(ブリッジでは内部に金属を使用します)、さらには透明な接着剤を使用する、ことなどによって、透明感は変わってきます。 ですから単純に識別は難しいですが、もしこれまでの同じ条件ならば、やはりセラミックのほうが透明感は高いといえます。 >臨床研修の歯学部生や歯科医師は保健機関への登録はするのでしょうか? 臨床研修の歯学部生(歯科医師免許はありません)は一般の歯科医院で研修(実習)をすることはありません。歯学部の学生は歯学部附属病院でのみの実習です。 いわゆる臨床研修医(歯学部を卒業後国家試験に合格しています)は基本的には大学所属です。 大学で原則2年の研修があり、その期間のうち一部を一般の歯科医院で研修を行います。 実際の期間は3~6ヵ月程度です。 受け入れる歯科医院は大学へ申請をだし、大学が研修機関と認めた施設(色々細かい基準があります。)へ大学から派遣という形態になります。 ですから大学へ問い合わせるのが一番の近道ですが、どこの大学かはなかなか把握できないかもしれません。 もし差し支えなければ、mimi_komiさんのいかれて歯科医院の場所をお教えいただけえれば、分かるかもしれません。 ただし、具体的な歯科医院名を上げると分かりますが、このサイトの規約に引っかかる恐れがありますので、それは無理でしょう。
その他の回答 (2)
- blastma
- ベストアンサー率52% (402/768)
#1です。 補足への回答です。 まずはその歯科医院は複数の歯科医師がいるようですが。 今の世の中では大きな病院では当然のように、医師(歯科医師)は必ず「名札」をつけています。 そこには正しい肩書き「歯科医師」、「院長」だとかが書かれているべきです。 (中には「歯学博士」や「○○認定医」などとかいてある方もいます。) これによって、その方の正しい職種が分かるようになっています。 私のところは私一人で診療していますが、名札をつけています。 この点をチェックしてみて下さい。 名札を使用していないと、それこそmimi_komiさんのような不信感が生じる可能性が高いです。 セラミックですが、実は金属に比べるとずーっと扱いは大変です。 やはり金属よりは機械的な強さが弱いため、形成(歯の削り方)が手間がかかります。 これはある程度以上の厚さを保たねばならなく、さらに歯とのつなぎ目(マージンといいます)をきっちりと出さなければなりません。 ですから私が形成すると、金属のものよりも倍以上の時間がかかってしまいます。 さらにセラミックインレーは一番の難物です。 これまでに患者さんの希望で何例か作成しましたが、あまり大きな声でいえませんが、私が満足できたものは、数えるほどしかありません。 (本当に大きな声ではいえませんよ。) というのもセラミックはマージンが大変だと説明しましたが、インレー(この用語はおわかりと思っています。インレーが分からないようであれば再度質問して下さい。)ではそのマージンが長くなり、きっちりと合わすことが困難なことにあります。 ですから本来はセラミックは全部冠(まるまる全部被せるもの)が一番の適応だと思っています。 「白い接着剤がはみ出して」とありますが、内部に金属を使わずセラミック単体のものを接着する場合には、私は「透明な接着剤」を使用します。 これによって透明感や色の変化を防ぎます。 「長年の金属アレルギー対策」とのことですが、なんの金属にでしょうか。 よくあるケースは保険摘要の金銀パラジューム合金で、パラジュームや銀に対してのアレルギーの方がいらっしゃいます。 この場合は金合金やチタン合金(ただしチタン合金を使用できるところは限られますが)という金属を使用するという手もあります。 長くなり、的を得た回答とはいえませんので、再度質問していただければ回答します。 その際にはできることならばポイントを絞って分けて質問していただいた方が、お答えしやすいです。
補足
親切丁寧にご説明していただきましてありがとうございます。(インレーはわかりますよ) 「医院名と同じで院長」と思ったので(年齢が一人だけかけ離れていたので一目瞭然でしたが)名前のみの名札はつけていたと記憶しています。まさかこんな事になるとは思っていませんでしたので彼女の名前は覚えていません。クレーム時には恐れていたのか私の所には来ませんでした。(苦笑) 「肩書き」の件は本当にそうですね。世の中善良な歯科医師の方ばかりではないようですので義務化すべきだと思います。研修中(歯科医師免許の有無)もわかるようにしてもらいたいものです。 セラミックの扱いについても大変わかりやすいご説明ありがとうございます。扱いが大変=高度な技術→高額な治療費となると思うのですが、見るからに未熟な経験の浅い歯科医師?に任せきると言うのは、法的には問題なくても倫理的には大いに問題ありですね。 満足度の基準は歯科医師の方と患者では違うと思いますので、患者さんの不満がなければ問題ないですよ。私の場合は・・・ 接着剤は現在通っている医院でも透明っぽいの物です。セラミックに総入れ替えとしましたが、セラミックを使う歯から治療を始め、現在ハイブリットセラミックを使う歯の治療中です。「セラミックほど色は良くないです」と説明を受けましたが、ほとんど気になりません。 ちなみに前の歯科医院ではハイブリットセラミックという選択肢はありませんでした。もっと付け加えると、金額は他の患者さんもいる診察室の診療台に座った状態で「インレー1本42,000円、クラウン1本105,000円」と告げられ、治療の段階になって「1本は大きいから52,500円になりますがいいですか」と言われました。この時点から怪しいと思っていましたがもう遅いですね。 金属アレルギーは銀、調子の悪い時には18Kにも反応します。アクセサリーで実証済みで皮膚科にも通院しました。審美目的(前院長には伝えてありました)もあったのでセラミックにしたのに、金属アレルギーばかりでなく歯科アレルギー(スミマセン歯科医師の方を前に)まで発症しそうでしたが、手だけだった湿疹が足にまで出たので、総入れ替えを決心し9月から別の歯科へ通院を始めました。 現在の先生が初診時に問題の歯を見て「これプラスチックですか?」と聞いてきたんですね。「一応セラミックと言われました」と答えたらそれ以上は何も言いませんでした。 そこでものすごく失礼な質問で申し訳ないんですが、歯科関係の方でしたらセラミックとハイブリットセラミックはひと目で識別できますか。と言うのも二つの歯科医院でのセラミックを比べると透明感が違う気がするんです。材質の違いもあると思いますが。 それと歯科医院の歯科医師は保健機関で確認できると思うのですが、臨床研修の歯学部生や歯科医師は保健機関への登録はするのでしょうか? またまた長文になってスミマセン。本題からそれたような質問で申し訳ありませんが、識別の件と登録の件をお教え願います。
- blastma
- ベストアンサー率52% (402/768)
この場合の一番の問題点は「患者である私には接着が完了するまで色の確認は1回もありませんでした。」です。 私の場合は「自費」であろうと「保険」であろうと、必ず接着する前に患者さんに鏡を見せて、患者さんの同意を得てから接着しています。 色や形の不具合はこの場合その女性の方にも一部責はあるでしょうが、院長や技工士の問題であると思います。 ただしこの女性が研修医のように歯科医師(研修医でも歯科医師免許は持っています)であればいいのですが、歯科医師の資格のない歯科衛生士や歯科助手であれば、別な面で問題があります。 方法としては、院長とよく話をして、納得していないようであればやり直ししてもらうべきでしょう。
お礼
結果報告してから締めようと思っていたのでお礼が遅くなって、また最初のご回答からでスミマセン。 あの後、勤務先の社長を通して会社とお付き合いのある弁護士の方に相談し、歯科医師会へ連絡しましたが、相談した知人の「歯科医師会は当てにならない」の言葉の通りでした。 結局自分で例の歯科医院に今日行って交渉し返金してもらいました。 セラミックを入れた女性の職種・院長が接着前に確認しなかった理由・私への確認がなかった理由を質問しましたが、明確な回答は得られませんでした。返金に応じてもらったからいいですけど・・・ 訴訟になった場合、セラミックを入れた女性の職種は重要なポイントになるようでしたので、blastmaさんに親切に教えていただきまして感謝しています。 今回は本当にありがとうございました。半年以上胸につかえていたものがこれですっきりしました。
補足
ご回答ありがとうございます。 文字数オーバーで削除したのですが、色について1本は詰めていた銀の影響か黒っぽくなっていて「少し色が違いますがいいですか」と口答のみで説明されましたが、治療後の歯は私の感覚からしたら色が全然違いつぎはぎしたみたいです。いずれにしてもシェードガイドを使ってとかセラミックインレーを接着前に入れての確認はありませんでした。 2本とも素人の私が見ても色だけでなく、微妙に盛り上がったというか貼り付けた感じで大きさも合っていないうえ、白い接着剤がはみ出して縁取ってしまっているのがわかるほどです。 この女性を見た時「歯科医師免許持ってるの?」と聞きたくなるような仕事ぶりもどう見ても入って3ヶ月20代前半という感じでしたので、歯科医師会に「○○○方面で女性の先生がいる歯科医院はありますか?」と問い合わせてみましたが「わかりません」との返事でした。結局免許を持っているかどうかも不明ですが、この女性を責める気は一切ありません。すべて院長の指示ですから。 セラミックを入れた次の診療時に「色が合っていないのが気になる」「家族・友人に聞いたら詰めたのがよくわかると言われた」「数年前保険診療で治療した前歯は誰も詰めた事がわからなかった」「セラミックを詰めた友人の歯は境目がわからないほどだった」と伝えたら「だから様子を見て下さいって言ったでしょ」「他人の意見を聞かれては困る」「保険診療の歯と自費診療の歯は比べられない」(←違う意味で比べられませんね)「セラミックの色を合わせるのは難しい」「セラミックインレーを作るのは大変だ」「あなたがそこまで求めるのでしたらやり直します」と自費診療を何だと思っているのかというような院長の発言でした。「信頼関係が大切だ」などとオメデタイ事まで言ってましたが。 長年の金属アレルギー対策でセラミックに総入れ替えしてますので、9月から現在も通っている歯科医院での治療にも治療後の歯にも満足しています。不信感しかない前回の歯科医院へはもう行きたくないという心情です。行かなければ先へ進まないと思いますが・・・ また長文になって申し訳ありません。
お礼
今回も大変わかりやすいご説明ありがとうございます。 現在通院中の歯科医院の先生の「プラスチック」と言う言葉が気になっているうえ前の歯科医院のセラミックは透明感がなかったので「セラミックと言われたけど、もしかしてハイブリットセラミック?」と疑っていましたが被害妄想ですね。前の医院のセラミックの方が厚みがありますが、なんと言っても接着剤が「白」ですから。最近はこのはみ出した白い接着剤が着色して更に悲惨な状態になってます・・・ 臨床研修のご説明でこの女性の歯学部生説は消えました。(スミマセン無知で)大学が研修機関と認める施設には「院長の歯科医師としての資質」という基準はないようですね。(苦笑) 検索した時に県のHPの一覧で臨床研修の大学名2校は把握できていますが、今日すまして問題の歯科医院に「そちらに女の先生はいますか?」と電話で問い合わせてみましたが、やはり女の先生は現在も半年前にもいませんでしたので臨床研修の新米歯科医師説がほぼ確定しました。 まずは歯科医師会・無料法律相談に行ってみます。と、あくまで会社から歩いて行ける距離なのに前の歯科医院へは足が向かない私です。 この件につきましてはいろいろと親切丁寧に教えていただきまして本当にありがとうございました。