「いま、会いにゆきます」の日記に書かれていたこと
今更ながら、「いま、会いにゆきます」について質問です。というか、皆さんの意見を聞かせてください。
澪が自分は既に死んでいることを知る理由は、原作では巧の書きかけの小説でしたが、映画では澪自身が書いた日記でした。
あの日記には、事故にあった際に未来にジャンプしたことが書かれていたのでしょうか?
映画終盤の彼女が帰ってきた理由の種明かしでは、巧が彼女の日記を読んでいるシーンから回想に移りそこから12年後の巧が彼女の日記を読んでいるシーンに繋がりました。だから、私はあの回想の全ては日記に書かれていたと思っています。
でも、そうすると雨の季節の終わりに澪が巧や祐司と別れる際、彼女は全てを知っていたことになります。ここが引っかかるのです。
原作では、澪は本当にこの世界から去る時だと信じ、知識として得た過去の思い出と雨の季節の本当の思い出から、巧に「あなたいられて幸せだった」、祐司に「あなたを生んでよかった」と語りかけています。だから、後に真相を知った巧も、あの時の澪の言葉は嘘ではないと信じることができるのだと思います。
しかし、あの時に澪が自分が過去に戻ることを既に知っていたことを、巧や祐司が知ったなら、あの時の言葉は澪の最後の言葉ではなくなります。死に際の澪が本当はどう思っていたのか分からなくなってしまうのではないかと思うのです。
澪の別れ際のあの言葉は巧と祐司の澪に対する負い目を消し去る大切な言葉のはずが、どうも映画ではそうなっていないように思えて仕方ないのです。
お礼
あっ、それですそれです!いやぁスッキリしました!DVDレンタルするか迷ってたんですよ・・・(笑) 早い回答ありがとうございました!