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ソフトバンクの新しい基地局について
- ソフトバンクの新製品「RS381、RS880シリーズ」が基地局を拡張し、短期間で増強できる第三世代の携帯電話向けに開始されました。
- 新製品は、制御部と無線部を分離構造にし、屋外に設置できる小型の無線部を制御部から数十km離れた場所に設置できる特長があります。
- 光ファイバで接続できるため、インターネット用の光ファイバが敷設されていない地域でも、制御部から小型の無線部を設置することで利用可能です。
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光ファイバ自体は、Bフレッツとか光One等FTTHのインターネットサービスに使用されるのと大差ありません。 通信用光ファイバは、大きく2種類あり、シングルモードファイバを使用します。(構内LANはマルチモードファイバを使用することが多い。) FTTH用は普通のシングルモードファイバで、一部の基幹通信用にはDSFを使用します。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%90 記事には、「基地局本体とRRHの間を光ファイバで接続できる」とあり、このためには、2地点を、自力または他の通信事業者(NTT・電力会社等)から設備を借りて(ダークファイバという)光ファイバで接続する必要があります。 ここが大変で、ダークファイバは、通信事業者の余りなので、FTTHや高速専用線サービスが提供エリアだとこれを使える可能性があります。FTTHは、通信事業者から提供を開始アナウンスがありますが、専用線は申し込みによる開始なので需要が無い(予定されない)ところには設置していません。 提供エリア外では、ファイバ敷設から始めるので、数ヶ月~1年位時間がかかります。 提供エリアは、例えば次のwebで電話番号から検索できます。 http://flets-w.com/bflets/index.html http://www.ntt-west.co.jp/datatop/search/index.html ここで、エリア内と判定されても「一部」対象外となる場所がくせもので、そちら方面にはファイバが無いことになります。 結局、近くでFTTHが使えれば、RRHでサービスできる可能性大です。 可能性でいうと、ドコモやauがサービスをしている場合は既にファイバが引いてあるエリアと考えられます。(ドコモやKDDIはごく一部に無線でエリア拡張している場合があると思いますので例外あり。小笠原諸島や大東島でドコモが提供していますが、衛星経由なのでファイバはありませんし、距離が長く無理。) 注意していただきたいのは、光ファイバで接続するだけでは携帯電話サービスは提供できません。まず、ベース側となる制御部がある基地局本体が、元々サービスエリアである必要があります。つまり、ベース基地局側が、管制局というか中央局に接続されている必要があるので、今回の発表は、まったく新しいエリアに開始するためではなく、既存エリアの周囲に広げているために使うものと思います。
お礼
大変参考になりました。ありがとうございました。