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つなぎ売りについて
信用取引初心者です。 つなぎ売りについて教えてください。 つなぎ売りというのは、一つの銘柄に対して買いと売りを同数、同時にやることですよね。 その場合、現物買い と 空売りでやる方がいいのか、それとも、信用買い、空売りのつなぎ売りがいいのでしょうか。 それともそれともできないのでしょうか。 その辺の、メリット、デメリットなどを教えてください。
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つなぎ売りも両建ての一種ですね。 一般には#1さんの仰るとおり、現物で長期保有の予定だが一時的に下落をヘッジしようという手法です。 現物+制度信用売りの場合 ○現物には金利が掛からない ○仮に上げても現渡しで決済ができる ○思惑通り下げた場合には、下値を見極めて買い戻せる ○決算月に持ち越せば株主優待がもらえる △配当はもらえるが、同額の配当調整金を支払う必要がある ×逆日歩が発生したときにはこれを負担しなければならない 制度信用買い+制度信用売りの場合 ○思惑通り下げた場合には、下値を見極めて買い戻せる △逆日歩が発生したときにはこれを信用買いで貰えるので差し引きはゼロになる △現渡しが使えないので、反対売買で決済しなければならない △配当と同額の配当調整金を受け取るのと同時に支払うので差し引きはゼロになる ×信用買いにも金利が掛かる ×決算月に持ち越しても株主優待は貰えない
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- ass559
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現物と買い建のメリット・デメリットについては、既に完璧な回答がありますので、「ツナギをするメリット」についてお答えします。 下がると思うなら、いったん現物を売って、下がったところで買い直せば、両建てのコストがかかりません。 メリットは心理面と課税面だと思います。 心理面: ものすごく安いところで買っている場合、下がったあとの価格もその人にとっては高いので、買い戻しをためらうかもしれない。 税制面: 何年も前に買った人の場合、いったん売ると売却益に課税される。 ツナギにすれば、空売りの利益だけに課税され、数年の上昇分は含み益として残すことができる。 私は、長期で売り建てている銘柄(いまは三洋電機)がぐぐっと下がったら、そこで買いポジを作り、少し戻したところで買いポジを手じまいます。 両建てにすると「肩の荷が下りた」って感じです。 長期戦は疲れるので、ときどきお休みしないとね~~♪ 買い落ちし、上がったら売り直すやり方だと売り建玉の含みがなくなるので、心理的に辛くなります。 「トータルの損益は同じじゃないか、アホらしい」と考えられる合理主義者なら、こんなことはしないでしょう。 JALを空売りしたときは、一時期、同数を買い建てて逆日歩をしのぎ、時間稼ぎしました。 もみあい中に、買い建玉をプラスで手じまうチャンスはあるものです。 あとは、両建てにした時点で損益が確定されるので、冷静になって相場の推移を見守れる、しかしポジションはあるので気持ちがその銘柄から離れない、というメリットもあると思います。 もう一つ、上へ行くか下へ行くかわからないが、必ず大きく振幅すると思われる場合、あらかじめ両建てにしておくメリットはあると思います。 …と思っても、実際にはなかなか巧くできません。 修業が足りませんね。^"^;
- Little Ram(@LittleRamb)
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>つなぎ売りというのは、一つの銘柄に対して買いと売りを同数、同時にやることですよね。 同数、同時に買いと売りを建てると、両建てになって意味ないですよ??(どっちに動いても利益も出ないし、損もでない) 私が理解しているのは、現物を持っていて、一時的に下がるところを 現物を担保に信用売りで利益を取ることだということです。 そうやって、現物はいつまでも持っているのだけど、ツナギ売りで コツコツ儲けた利益で現物の買いコストを下げていくメリットが あることです。 反対に下がると思ってツナギ売りしたところを暴騰してしまっても、 担保に入れている現物の価値も上がるので、ツナギ売りの損失を カバーできますし、信用の売りを現物を渡して(品渡し)決済すれば、 それは単に売建てした値段で売ったことになるだけなので、 何も問題がありません。