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抗生物質とウイルスの関係って・・・?

抗生物質はウイルスに効かないと知りました。でも、どうして効かないのか良く分かりません・・。 もし分かれば、ささいな事でもいいので教えて下さいお願いします!

質問者が選んだベストアンサー

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  • ADEMU
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回答No.2

抗生物質とは簡単にいうと細菌がそれを自分の体内に取り入れて自分の組成の一部にしてしまったことにより、その細菌が生存できなくなり、結果、駆除できるという薬なのです。特に、細胞壁の組成に影響を与えるものや蛋白の合成を阻害するものがあります。 ウイルスは参考URLにあるようにそのようなものがありません。ですからきかないのです。

参考URL:
http://www5c.biglobe.ne.jp/~ecb/chem/05.html
ree-ree-ree-
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 簡潔で分かりやすかったです! 参考URLもとても役立ちました!!

その他の回答 (3)

回答No.4

 生物に対して効くのが抗生物質。ウイルスに効くのが抗ウイルス剤。ウイルスによるものとばい菌〈細菌〉によるものでは効果のある薬は違うものになります。

ree-ree-ree-
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 私はウイルスと細菌は同じようなものと思っていました・・・。

  • joshua01
  • ベストアンサー率66% (222/333)
回答No.3

こんにちは。次のような説明ではいかがでしょう。 人間を含む多くの生物は、細胞でできていますね。この細胞は、回りを取り囲む袋(細胞壁、細胞膜)の中に、設計図であるDNAや、DNAの記述に従って栄養素を適切に組み合わせて必要な細胞の部品を作る工場(リボソーム)、この工場の動作に必要なエネルギー用の栄養を作る発電所(ミトコンドリア)などが入っています。 この構造は通常、人間でも、人間を病気にするばい菌でも同じですが、ウィルスだけは違うのです。 抗生物質にもいろいろな種類がありますが、多くは、細胞の部品を作る工場であるリボソームの働きを邪魔します。こうすると、例えば、擦り減った細胞壁を修理できずに細胞がパンクしてしまい、細胞を殺すことができます。原理的には人間の細胞も死んでしまいますが、医療用では、工場や部品の構造の違いを利用して、病原のばい菌にだけ効くようなものを選びます。 ところが、ウィルスは、袋に、設計図(DNA。一部ではより単純なRNA)だけが入った構造をしています。当然、自分では自分を修理することも、増えることもでません。なんと、人間などの何かの細胞に取り付くと、そこに自分の設計図(DNA等)を注射し、そこにある工場で自分自身を作ってもらうのです。従って、ウィルスは、ふんだんに栄養がある場所でも自分の取りつきやすい細胞がいなければ増殖することができない一方、構造が単純なので乾燥などでも死滅しにくく、抗生物質の攻撃目標である複雑な工場を持たないため抗生物質での駆除はできません。 (大きさも、俗に言う「ばい菌」(細胞類)の何千分の1という小ささで、ばい菌にとりついて「ばい菌を病気にする」こともあります。) 結局、これだけ医療が進んだ現代でも、ウィルスでの病気は、人間の抵抗力(免疫)によってしか直せないのです。(一部には、ウィルスが細胞にとりつきにくくする薬剤や、特定のウィルスのDNAに直接取り付いて読めなくする薬もありますが、非常に限定的です) さてさて、ご理解いただけましたでしょうか。 さて、このようなご質問される方なら、すでにご存知かもしれませんが、蛇足を。 先に申し上げたように、抗生物質は、ほとんど同じ構造であるはずの人間の細胞とばい菌の細胞のわずかな違いを利用して医療に使われますが、このような都合の良い物質はそう多くはありません。(多くの「有毒」物質は、ばい菌にも人間の細胞にも効いてしまいます。)にもかかわらず、このような抗生物質にさらされた後に生き残ったばい菌は、抗生物質に対抗する「耐性」を持ってしまいます。こうなると、この耐性菌により発病した場合は、この種類の抗生物質が効かなくなり、既に人類の持つすべての抗生物質に耐性を持つ菌もあるようです。 そこでご留意を。 ・ウィルス性の病気では抗生物質を要求しない。(効かないけれど、小児科などでは収入を確保したい医者にヒステリックな母親が組み合わされる場合など、つい、「予防的に」投与されます。合併症防止に必要なこともありますが、子供の体の常在菌(悪さをせずに体に住み着いている菌)を耐性菌にしないために、極力避けましょう) ・抗生物質の投薬を受けたら最後まで使う。(症状が軽くなっても、「生き残り」を作らないために医者の指示に従い、最後まで服用する。) また、「耐性菌の最大の敵は、非耐性菌」と考えておくことも良いでしょう。耐性菌は、抗生物質を分解する物質を分泌するために栄養を浪費するなどのため、抗生物質や抗菌剤がなくなり非耐性菌が繁殖すると競争に負けて減少するといわれています。できるだけ抗生物質・抗菌剤は使用しないほうが身のためといえるかも知れません。 ご参考になれば幸いです。

ree-ree-ree-
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 詳しく答えてくださり参考になりました!

回答No.1

抗生物質はウィルスではなく、細菌に効くものです。 ですので私は風邪をひいた時に抗生物質を処方されても受け取りません(笑) ケガなどで処方された時には必ずもらいますが・・・。

ree-ree-ree-
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 参考になりました!!