Gです。 護身術のことがでてきましたのでもう少し書かせてもらいますね。
日本には護身術というものが存在しないといっても良いでしょう。 すべての人に使える護身術はありません。 しかし、すべての人に教えられる護身術指導法と言うものはあります。
つまり、どんな人でも使えるその人のための護身術です。 この観念が日本には全くありません。 また、護身術というものを教えるところがまずありませんね。
護身術を教えていると言うところはあります。 しかし、実態を見ると護身術という「自分の身をどんな状況でも守る術」からほど遠い、しかし教えている人自身が護身というものを知らない、護身術の訓練を受けていない、わけですからどうやって教えることが出来るのだろうといつも思っています。
確かに一般的なことは言えるでしょう。 しかし実際の状況に基づいて作り上げた護身術指導方法というものがないのです。
護身をしても法律に引っかかるとか言うことは護身術では考えられないことなのです。 いいえ、単なる正当防衛だからといって法と戦う、なんていうことは、それこそ、逃げれば良い、と言う事が護身術だと思われている状況と全く同じなのです。
このカテで何回も書きましたが、逃げれば良い、と言う表現に具体性がない、訓練の方法が含まれていない、逃げる為にどうしたら良いのか、足が遅い人に逃げろと言うことがすなわち背を向けて無防備になると言うことすら気がついていないわけです。
すべての人の一人一人のための護身術があるからこそ自分のみを守れるのです。
そして、身を守ると言うことは「法からも絶対なる支持を得られる護身術」と言う事も護身術のひとつなのです。
よって、人によっては(特に過激なぶどうの訓練を受けている人たち)、ナイフや拳銃の攻撃があった時に切られたり撃たれたりすることを「前提にする」と言う事すら必要となるのです。 そのためにはどこを切られどこを撃たれた良いのか、そしてどのようにしたら相手を誘導できるのか、どう自分の体を持っていくのか、そうやって傷の痛みとその傷ついた筋肉を使わずに反撃に自分を持っていくのか、など護身術だから必要な知識であり実力でもあるのです。 それを作り上げるだけの指導員が必要なわけです。
護身術というものがアメリカでは立派にそのジャンルが作られ体系付けられて何十年たっているのです。 日本にはそれがないにもかかわらず護身術をいかにも武道の一部だと洗脳されてしまっているのですね。
犯罪の程度が毎年ひどくなっているにもかかわらず警察や手っ取り早いはずの武道家が「使える護身術」に全く興味を持っていないのです。 これでは、犯罪がのさばるばっかりだと言うのは当然とも言えることです。
「反撃力の少ない」とされる女性の護身術を教えることの出来る「護身術指導方法」が本当に日本にあるのでしょうか。 反撃力が少ないからこそ使える護身術というものが生まれておかしくないのです。
けんかに強い人が強い、というイメージを作ってしまったみたいで反省していますが、護身術という事を全く考慮に入れない、ただ強い、というレベルで書いてしまったのがまずかったかもしれませんね。
身体障害者が使える護身術、拳銃・銃を合法的に使える警察官の護身術、デートレープに使える護身術、護身術はひとつではないのです。 ですから私は、すべての人が使える護身術というものはない、と書いたのです。 しかし、護身術を持たなくてはならない人それぞれの状況によって違う護身術というものはすでにアメリカでは存在するのです。 存在しなくてはおかしいわけです。
しかし、それを教えるセミナーに日本から誰もきません。 世界各国からエリートの指導員が教わりに来るにもかかわらず日本の自衛隊、警察、道場主、格闘技家の誰も来ようとしません。 護身術を教えているという人たちに招待状を送っても来ないのです。 金儲けの為のセミナーではありませんし、世界の有数なこの業界が主催するセミナーにです。 もちろん私が主催するものでもありません。
少し批判的なコメントになってしまいましたが、あまりにも護身術を軽く見すぎている日本の実態に対しての「路上でけんかを売られたときに直接かかわってくること」なので、書かせてもらいました。 このご質問への回答者のかたがたへの批判ではないことを分かっていただけることを願っています。
また書いてください。
補足
三十六計、逃げるにしかず これは古人の残してくれた名言中の名言ですね。逃げるが勝ちって言葉もありますし。 今日から俺はという漫画で主人公がヤクザにからまれて拳銃を持っていたというシーンがありましたが、近くにある砂をヤクザめがけて投げつけ、目つぶしを食らわした瞬間に猛ダッシュで逃げるというのがありました。後々の事を考えて素直に謝っても相手が許してくれないときはこれ最強ですね。 警視庁24時見ていても狂った相手に格闘技の技っていうのはあんまり見たことがないですね。やはり狂った相手には武道使えないんですね。 総合格闘技ですか。今何かと話題ですね。漫画ホーリーランド でもストリートで総合格闘技を使う敵が出てきたので見応えが あるところですが、喧嘩に勝ちたいなら総合ですか・・・ うーむ、なるほど。私自体、街にはあんまり行かないし、ジム行って筋トレして筋肉鍛えている程度で喧嘩に巻き込まれるというのはないのですが、喧嘩っていつ起こるかわからないもので、保険程度に格闘技を何か知っていればいいなと思っている程度です。その格闘技を使って相手に勝つなんていう考えは毛頭なく、半殺しになるのを避ける為に知っておきたいなっていう感じなのです。なので総合で捕まれたときに関節技で脱出できれ、そんな技がしりたいなーと思ってます。