差押えによる時効の中断効力時は？

質問

「差押えが実施されれば、執行行為に着手した時点から（時効の）中断の効力が生じ（大判大13.5.20）」とあるのですが、執行行為に着手した時点とは具体的にどの時点なのでしょうか？ご回答いただければと思います。よろしくお願い致します。

裁判上の請求による時効中断は裁判所への訴状提出の時であり、同じように裁判所への申立ての時と考えてよいのでしょうか？

回答No.1

takato-k

執行行為の内容は各事件などによって違うので、具体的な時点はその判例に書かれているかと思います。

ちなみに、不動産の差押手続については、民事執行法45条以降、93条以降。動産の差押手続については、民事執行法122条以降。金銭や債権の差押手続については、民事執行法143条以降をそれぞれ参照してみてください。

なお、裁判所への訴状提出を、訴訟法上「申立て」といいます。