• ベストアンサー

骨折後の抜釘に付いて

70歳です。 約10年前、足首骨折して釘2本、プレートが入ってます。 事情があって抜釘しないまま年月が経ってしまいました。 このところそれほどの痛みは無いのですが、違和感を感じるようになってきました。(駆け足など出来ない) 脛に痺れも出てきました(関係ないとは思いますが) 開業医整形外科では、「メスを入れる事はやめたほうがいい」といわれています。 「取ってしまいたい」と思っておりますが・・・ 専門の方にご意見お伺いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • myachide
  • ベストアンサー率72% (229/317)
回答No.2

No.1です。 リスクというのは、麻酔関連、そして、局所合併症のことです。 これらのリスクは年齢と共に増加します。決して高いものではありませんが。 特に麻酔に関しては、年齢と共に合併症の危険が増加します。水を差すようですが、検診で大丈夫というのはスクリーニングという意味で大きな疾患がないと言うことにはなりますが、麻酔に関しての細かいリスクの軽減にはなりません。マラソンで普段から走り込んでいる人が突然死されるのと同じで、確率の問題と言う部分があるのです。 局所であれば、感染の問題。これは抜釘手術ならば1%に満たないものですが、可能性はあります。骨に感染を起こすと再手術、再々手術、と複数回の手術が必要になることがあります。また、骨の脆弱性のために新たな骨折を招くという危険性もはらんでいます。 ご指摘の通り、高齢者は日常生活での骨折リスクも高く、手術することも多いのですが、これはリスクベネフィットという考え方で、骨折を放置したときの不具合の起こる可能性と、手術によって生じ得る不具合の可能性を天秤にかけて、どちらの方が患者さんにとって有益である「可能性が高い」のかを判断する事によって決定されます。ですから、骨折を放置することによって歩けなくなるとか、生命に関わるというような場合には多少のリスクがあっても手術をするのです。100歳の方でも手術することがあります。 即ち、現在の不具合が手術によって不具合が生じる可能性よりも高いと判断されるならば、手術に踏み切ればよいのです。ただ、高齢者の抜釘というのは、このような観点からするとほとんどでリスクが上回ります。ですから、原則的には抜釘しない、と言うのが一般見解なのですが、現時点で痛みが強い、あるいは痛みが出現するであろうと判断されるようでしたら、抜釘術も考慮すべきだとおもいます。 内側の釘というのはネジの切ってないやつですかね。もしネジが切ってないタイプで、皮膚表面から触れるようであれば、局所麻酔で抜釘出来ることもあります。ご自身にとっても不快感が強いというような症状があるのでしたら、一度手術をしている病院で相談されるのがよいかもしれません。

takitrp
質問者

お礼

詳細なご説明有難う御座いました、大変参考になりました。 体内に異物が入っていると言う事で、取ってしまいたい・・・と言う意識があったのですが、 死ぬまでそのままでも害はない・・ということであれば、しばらく様子を見ようと言う気持になりました。ただ様子を見ているうちにも日一日と老化が進んでおり、時期を失うのではとのジレンマがあることも否めません。 内側の釘と言うのは太い針のようなもので長さ8センチぐらいで頭の部分が曲げてあります、これが2本です。そして針金で引っ張るように?固定されています。 この針金が骨の外にあるので違和感の元ではないかと(素人考え)思いますが。 とにかく、おかげさまで少し安心することが出来ました。 有難う御座いました。

その他の回答 (1)

  • myachide
  • ベストアンサー率72% (229/317)
回答No.1

整形外科医です。 失礼とは存じますが、お歳を考えると、手術に際してのリスクを考慮に入れなければなりません。そのリスクに見合うほどの症状があるかどうか、即ち、手術にまつわる合併症の危険を冒してまでも、取り除きたいような症状があるのかどうか、と言うことです。 通常はそれなりの理由がない限り、ご質問者様の年齢での抜釘はしないことが多いです。 特に10年前であれば、ネジが固着して、抜釘出来ないことがまれにあります。 開業の先生はご自身が執刀されない(のですよね)分、安全のためにそのようなアドバイスをされているのだとおもいます。症状が強いようでしたら、もう一度その先生に症状が強いことをお話しするか、一度手術を行っている病院に直接尋ねてみるのも一つの方法だと思います。

takitrp
質問者

補足

ご回答有難う御座います、序によろしいですか? リスクとはどんな事でしょうか?麻酔でしょうか。 素人考えですが・・・高齢者は骨折し易いし、手術も多々行われるのではないかと思われますが。 自分で言うのもなんですが・・・心身ともに10年くらい若く、毎年の健診も異常なく、20年位のデータは保存してありますし、毎朝、夕に血圧を測り、そのグラフデータも保存してあります。 骨折の原因も野球の滑り込みの失敗です、さすがに走れないので野球はやめましたが、今はボウリングにはまっています。 あと20年位は生きられると思うので(ずうずうしい?^^;)それまで痛みがひどくならないかと心配です。くるぶしの方に釘が2本、外側の骨にプレートがネジ止めされていますが、痛みを感じるのは釘のほうです。 ネジが固着なら、せめて釘だけでも・・・とも思いますが。

関連するQ&A