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政・官・業のトライアングル
1970年代以降に確立した 保守支配の構造について 教えてください。 3つ(政・官・業)の関係を中心とした 内容が載っているHPを知っている方、 ぜひ教えてください。
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保守支配の構造。 1970年と言えば佐藤内閣時代。自民党全盛時代。佐藤内閣は戦後の最長内閣。 保守支配は政界・官界・産業界の癒着構造が安定確立した時に達成します。 政界・・・保守合同の成立で55年体制がスタートする。55年体制は自民党と日本社会党の裏取引による妥協の産物。政権たらい回しによる自民党の長期政権の確立。 官界・・・政界への進出と業界への天下り。 昭和28年、田中角栄の提案による「道路特定財源」の成立。昭和35年の池田内閣で「所得倍増計画」の発表。日本はオリンピック開催(昭和39年)に向けて、大型公共事業を軒並み推進。高度経済成長の原動力となる。 産業界は有力政治家に公共事業の受注を依頼し、政治家は官僚を使って、産業界をコントロールさせる。政治家は業界から献金(表の金)とリベート(裏の金)と選挙協力をさせる。官僚は政界に進出し、業界に天下る。 政官業の癒着構造が確立され、経済発展とともに構造の基盤が固まる。いわば、官製談合の成立。 政官業の癒着構造は1970年以降不動の体制となる。 田中角栄内閣、昭和47年誕生。「日本列島改造論」を発表。 建設利権を中心に政官業の癒着構造が頂点に達する。 田中が官僚と業界を自由に操っていた事は周知の事実です。 ロッキード事件の時には、一時停滞したが、金丸・竹下・小沢によって復活した。 田中角栄の派閥・木曜クラブから竹下登の経世会まで、政界は田中・竹下支配の支配下にあった(昭和47年から平成12年)。 政官業のHPは「政官業の癒着構造」でひけば、たくさん出てきます。
お礼
とても詳しく答えてくださって、 ありがとうございました。 「政官業の癒着構造」という言葉を 初めて聞き、 調べてみたところたくさん私がほしいと思っていた 答えが出てきてくれました。 ほんとうにありがとうございました。