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術中の迅速診断について
一ヶ月ほど前母が胆管癌の手術をしました。 手術前内科のドクターの説明ではステージIIでしたが手術をしてみると膵臓の一部、十二指腸、胆嚢に浸潤していたのでステージIIIだったとの事でした。 幸い腹膜播種、リンパでの広がりは認められなかったようです。 ただ肝臓に向かって当初の予定より二度切り足ししたそうで、最終的には肝臓を切る様になるのでそれ以上は切る事ができないというところまで切って止めにしたそうです。 前置きがずいぶん長くなりましたが、術後病理検査の結果を聞きましたが最終的に癌が採りきれているかどうか判らないとの事でした。 と言うのも最後に切った部分は迅速診断をする為に凍らせてしまったので詳しい病理検査の標本としては使えないので判断できないとの事でした。 しかし何かで見たのですがその部分も最終的に病理検査しなおして詳しく調べれるとの事だったようですがどうでしょう? 御存知の方おいででしたら教えて頂ければ喜びます。 またドクターは採りきれていないかもしれないし採りきれたかもしれないと言われたのですがどうでしょう?たちの悪い癌だとは聞かされていますが希望はもてる状況でしょうか? 宜しくお願いします。
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術中迅速で断端部陽性なら更に切り足しされます。胆管癌は時に管内を這うように広がって完全に取りきれない場合が有ります。勿論病理検査で取り切れているか判ります。術中検査で使った凍結検体もホルマリンにもどして標本作成が出来ます。迅速が陽性でも取り出した組織の断端が陰性なら取り切れていると判断出来ます。普通迅速標本は診断に困難な場合が有ります。使った検体は後日ホルマリンにもどして永久標本を作れば診断支障は有りませんよ。お大事になさって下さい。
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- usg
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>迅速診断をする為に凍らせてしまった 通常の病理検査は、標本となるまでに時間をかけ処理して、初めて顕微鏡で診断できる標本になります。 迅速診断は、手術中に簡易的(凍結処理)に標本を作り、その部分に悪性細胞があるかないのかを見て、あれば部位を広げてできるだけ取りきったり、良性か悪性か疑問のある時に術中診断を行い手術範囲に生かすものです。 もちろん摘出した部分が多くある場合は、後日に本来の標本を作り、切り端の部分にがん細胞があるのか?ないのか?を見て、ほぼ切り取れているだろうと言う目安にしているものでしょう。恐らく迅速診断に使用するものしか材料がなかったのだと思います。そこで考えられることは、迅速診断では、明確な悪性細胞と断定できるものがなかったと言うことだと思います。 >採りきれていないかもしれないし採りきれたかもしれないと言われたのですがどうでしょう 何と言っても、悪性腫瘍ですので、↑言わざるを得ない気はします。どのようなガンでも予後を見ていくのが一般的になってくると思います。 >膵臓の一部、十二指腸、胆嚢に浸潤していたので 少なくても転移しているものなので、心配は残りますが、できる治療に専念し結果を見ていくことしかないのが現状だと思います。
お礼
>恐らく迅速診断に使用するものしか材料がなかったのだと思います。 最後これ以上切れないという部分だったので病理検査に回せるほどの量ではなかったと言うことなんでしょうね。 そうですね、いずれにしても今後の経過を見ていくしかできることがないですもんね。 丁寧に説明していただきよく判りました、有難うございます。
お礼
>使った検体は後日ホルマリンにもどして永久標本を作れば診断支障は有りませんよ そうですよね、そう書いて有るのを見たのに、ドクターが「凍らせてしまったので病理検査に使えなかった」と言われるので納得できないんです。 NO1の方がおっしゃられるように迅速診断にしか使えないものだったのでしょうね。 回答していただき有難うございました。