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パタゴニアのジャケット
パタゴニアのジャケットについてお聞きします。 インファーノ、パフボウル、エコトレントシェルは見た感じ デザインが似てるように見えるのですがこのなかで オススメは?また大きな違いはありますか?
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質問者さんがリストアップされたウエアはどれも持ってはいませんが、パタゴニアは好きで何着か持っています。 それでれのウエアの構成を列挙します。 インファーノは表地がポリエステル(DWR加工)で裏地がパイル地、つまりフリースという構成。 パフボウルは、表地がH2Noのナイロンでサーモライトの中綿入り。 エコトレントシェルはH2Noのポリエステルに裏地はポリエステルメッシュ、という構成です。 この中でどれが良いか、というのは用途によります。 まず防水性能ですが、パフボウルとエコトレントシェルが、H2Noという防水透湿性素材を使用しており、ゴアテックスとウエアと同等の機能性を持っています。H2Noとゴアテックスでは、ゴアテックスの方が性能は良い、というのが一般的な認識ですが、私もH2No素材を使用したウエアは1着持っていますが、決定的に劣るとは思っていません。 インファーノは強力な撥水加工は施されていますが、「防水性能」は持ちません。 次に保温性ですが、最も保温性が高い(暖かい)のはパフボウルのようです。ダウンに近い保温性は持たせているウエアですね。 インファーノは裏地がフリースですので保温性はパフボウルよりは落ちるかと思います。 エコトレントシェルは裏地がメッシュ、ということで基本的に保温性能は付加させていないウエアです。ざっくり言ってしまうと「ウインドブレーカー」というわけです。防水性があるのでレインウエアとしても使用できると思います。 なのでこの3着ではエコトレントシェルだけが性質が少し違うウエアです。 あと2つの「保温性を付加させたシェル」では、パフボウルが防水性能もあり保温性も高いということで、より寒い状況での山岳スキー等の用途向けに作られたウエアだと思います。インファーノはゲレンデスキーなど、「いざというときの逃げ場がある場所での使用」を想定したウエアでしょう。 まあ、これらのウエアは冬の山岳スキーなどの用途のために開発されているモデルなのですが、街着として着るのならデザインが気に入った方にすれば良いと思います。 他に撥水処理を施したポリエステルのシェルに化繊の中綿、という構成ではDASパーカという人気の高いモデルがあります。保温性能はこれが最も高い部類に入るでしょう。 パタゴニアのウエアを購入される場合は、サイズ合わせはちょっと慎重にした方が良いです。 というのは、用途によってフィッティングをかなり変えているからで、例えば前述のDASパーカは"ビレイパーカ"とと呼ばれたりする用途のウエアです。 これは冬山のクライミングなどで、ロープを確保する時は極寒の中、数時間も身動きもロクに取れない状況で確保操作を行います。その時に着ているウエアのさらに上から保温確保のために羽織るウエアが"ビレイパーカ"と呼ばれるウエアです(山用のウエアメーカー各社から同様の目的のウエアが出ています)。 そのため、DASパーカはサイズがかなり大きめです。街着に着るのだったら1サイズ小さくてもちょうど、という場合があるくらいです。 他のウエアもそれぞれ「どういう用途で使用され、その時はどういう重ね着をしているか」という想定の元、サイズが設定されているので、できることなら一度試着してサイズ合わせをした方が良いです。 特に日本ではパタゴニアは街着ウエアとして着ている人の方が多いのですが、実は今でもバリバリのテクニカルウエアなので・・・
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 Jagar39さんの回答を見て、インファーノかパフボウルの どちらにしようか悩んでます。高いですからね。