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公立校のスカウト

 部活動で全国的に活躍する学校の一部では、スカウトされて入学した生徒が活動しています。甲子園でも選手のほとんどが関西出身であるという批判を聞いた事があります。  私立であれば、生徒を集めるために部活動で全国的に知名度を上げたいという動機で有望な生徒を集めたいという気持ちも分かります。独自の理念で学校を運営できるのも私立の利点ともいえます。  では、公立の学校ではどうなのでしょう。スポーツや芸術の分野に秀でた生徒を評価するという点で推薦入試を行うのは良いとしても、学校側が特定の生徒を選んで特待生として迎えるのは、公立校では許されない事だと思います。今冬の高校サッカー選手権にも何校か公立校が出場しますが、公立校でもスカウトを行っているのでしょうか?それとも、来る選手権に出場する公立校も含めて、全国の公立校ではスカウトによる生徒の獲得を行っていないのでしょうか?そうだとすれば、公立校のスカウト活動を禁じるような決まりはあるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

私の地元の高校の話ですが。 その高校は長崎県立国見高校です。 全国大会でも優秀な成績を残し、数多くのJリーガーを輩出している学校なので知っている方も多いと思います。 さて、その国見高校ですが、特待生といった制度はまったくありません。 というか、普通の公立高校ではスポーツによる特待生制度といったものはないと思いますが…… 国見高校では地元の有望な中学生に「うちに来ないか」と薦める程度のことはやっているそうですが、推薦、一般受験ともアドバンテージはまったく無いそうです。 むしろ、学校(監督)の名声を聞きつけた県外の学生は必死に勉強して合格率(枠が少ない)県外受験で受験してくるそうです。 私の母校も春高バレーで全国優勝経験があるような高校ですが、普通の公立校で推薦枠や特待生枠などはありません。 同じようなのは甲子園で活躍した長崎県立青峰高校も同じですね(ほとんど地元出身の学生)。 質問者の方の質問の意図が少しわかりにくいのですが、答えとしては 「スカウト程度は行っている可能性はあるが、特待生などの制度は公立校では存在しない」 ということです

noname#33529
質問者

お礼

 回答有難う御座います。  質問の意図は、特定の生徒を学校側から選別しているのか、という事です。質問したきっかけは、全国大会で優勝した高校の監督が「就任してまず選手の獲得に奔走した」というインタビューを聞いて、教育者がその姿勢で良いのか、と疑問に思ったからです。  国見高校は失念していました。勿論知っているのですが、あの強さから勝手に私立に数えていました。  優遇措置は無くても、公立も勧誘を行っているのですか。

その他の回答 (1)

  • Ama430
  • ベストアンサー率38% (586/1527)
回答No.2

高校入試制度は地域差がかなりあります。 全国的に、「前期・後期」「特色・一般」のような2回受験のチャンスがある(2回落ちる可能性もある)という制度が広がり、限られた生徒だけのための受験である「推薦入試」は一時期に比べると、少なくなってしまいました。 「後期入試」「一般入試」は従来のペーパーテスト主体の方法であるのに対して、意図的に「前期入試」「特色入試」を全然ちがうやり方でやろうとしています。 いくつかの地域では、それらの一部に「部活などの特技があれば合格」というようなワクをつくっているようです。 そして、そのワクは、現在高校側が力を入れている部の間で、サッカー5人、バスケット3人、剣道2人...というぐあいに分配され、その人数をうめるために、顧問が中学校にスカウトしに行くということが公立高校でも行われている地域があるのです。 別に授業料が免除になるわけではないので、「特待生」ではありません。 また、公立では、そういう生徒のために寮を用意したりはできないので、それほど遠方から選手をかき集めていることにはなりません。 しかし、「部活で合格したから勉強はほとんど実力がない」という事態もしばしば見られるので、内外から批判される制度ではあります。 公立のスカウト活動は、どの地域でも時期や方法のガイドライン(必ず中学校顧問と連絡をとるなど)がありますが、それが守られずに大きなトラブルになることが結構あるようです。

noname#33529
質問者

お礼

 回答有難う御座います。  高校は国立で、公立については地元の制度をほんの少し知っているだけなので、地域差がある事が分かって良かったです。  諸々の事情からスカウト活動を行っているのは分かりました。個人の意見ですが、学生スポーツは偶然入学してきた生徒を指導して優勝を目指すべきで、公立くらいはそれを貫いて欲しかったです。

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