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海外在住歴のある方へ、日本人の「社会的二重性」に関して

長い海外在住歴のある方を対象(限定させて下さい)として、 質問させて頂きます。 市民が強盗を射殺するのが珍しくない国もあります。 日本では個人の防衛行為が他国に比べ認められにくいですが、 一旦逮捕されると、後に正当防衛などが認められて釈放されても、 (不起訴処分、無罪判決) 社会復帰、特に民間企業への就職は困難となると言われます。 ※川崎で店員に追いかけられた万引き少年が事故死した事件で、  店が閉店に追い込まれました。  日本人もイヤな人種に成り下がってしまったな、と呆れました。 法律上シロでも実社会的には抹殺されるといっても過言でありません。 これを私は「社会的二重性」と勝手に名づけました。 巷で言われている言葉を使うと、 「本音と建前の使い分け」があるという事です。 ※「本音と建前」に関しては、  当事者の一部日本人が勝手に意味を矮小化していると思う。 【関連リンク】 http://question.excite.co.jp/qa2528673.html http://question.excite.co.jp/qa2322367.html 上の話は文化学者等の専門家の本は読まず、 全て自分で勝手に考えた独自の推論です。 →そこで実際に海外在住歴のある方に質問です。 1 貴方様の住んでいる国ではやはり裁判で無罪判決を受ければ、   (日本に比べ)普通に社会復帰していますでしょうか? 2 日本人は本音と建前(社会的二重性)が、   貴方様の住んでいる国より強いと思いますか?   ※【関連リンク】参照 3 日本人は本音と建前を使い分けると巷で言われますが、   本当だと思いますか?   また、日本人はその真の意味を勘違いしていると思いませんか?   ※【関連リンク】参照  4 差し支えなければ、   最後に貴方様の住んでいる国名を教えてください。   (大まかな地域だけでも結構です) ご協力宜しくお願い申し上げます。 

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tewpi
  • ベストアンサー率36% (255/707)
回答No.3

質問者さん、この問題へのこだわりが強いのですね。 アメリカのシアトルに4年住んでました。また海外旅行経験も25カ国以上(複数渡航国もありますが)なので、平均よりは多いと思いますので私見を述べます。 まず本音と建前ですが、建前と言うものが存在するのは万国共通だと思います。 その証左のひとつとして「ウソ」とか「お世辞」というものに該当する単語が無い国というのは存在しないと思うのです。 例えばアメリカにおいても同様です。 アメリカは本音とか言いますが、例えば人の家に招待されて食事をご馳走になったとき(実際は不味くても)「美味しいですね~」くらいのお世辞を言うのはやはりマナーとして当然存在するし、人がおしゃれをしたなら「いや~似合いますね」くらいのことはやはり言うのが当然です。 帰国子女がよく本音を言って、日本社会で阻害されるなんて聞きますが、あれは往々にして欧米文化でなく「社会性の欠如」であることが多いのですが、このようになる理由は今回の本題から外れるので省略します(気になるなら補足質問してください)。 さてよく日本との対比に使われる「欧米文化」の一代表であるアメリカにおいてですが、私はアメリカと言う国は案に相違して、非常に本音と建前が多い文化という印象があります。 私がよく例示として挙げる事例に、日米の高校生に対するアンケートがあります。 以前日米の高校生に対してある公的機関がアンケートをとったところ、日本の高校生は「自分が裕福に暮らすのが目的」「将来安定して金持ちの生活がしたい」と答える者が多かったのに対し、アメリカでは「社会の為になれる人間になりたい」「物よりも精神的に豊かになりたい」と回答する者が多いという結果になりました。 お決まりのように、それを伝えるニュースキャスターは日本の学生に対して苦言を呈していたのですが・・・ よく考えてください。 そんなにも社会性が豊かで立派な高校生が多いアメリカが、なんであんなにも高校生の犯罪や麻薬・妊娠、はては銃乱射事件までが続発するのでしょう。 誰でも人間、自分が貧乏で悲惨な人生なんて送りたくありません。 日本の高校生はそういう「本音」を臆面もなく晒してしまうのです(それはそれで問題ですね)。 しかしアメリカの高校生は逆に建前を「しゃあしゃあと」語るんんですね。 アメリカ社会と言うのは、本当に「建前」を重視する国です。 人種差別に対する差別を広言すると「あいつ差別すんだぜ、ひでぇよな」と陰口されるだけでは済まず、時には社会的に抹殺されるほどこの「本音」は語ってはいけない社会です。実際にはマイノリティーにたいする厳然たる差別が存在するにも関わらず。 では質問者さんが一番気にしていらっしゃる前科・逮捕歴との関連についても考えてみましょう。 日本で逮捕歴があるというだけで、どの程度の社会的ハンデを負うと認識されるかは、各人の捉えかたにもよると思いますが、確かに一定限度のハンデになる面もあるでしょう。 ただ私個人は、格別日本がその点に厳しいとまでは感じません。 日本だって逮捕歴があっても社会的成功者はいくらでもいますし、そこまで昔のことを遡って調査する会社も大手企業のみでしょう。 アメリカにおいても同様だと思います。 逮捕されて出社できない事態になれば、それが後に無罪となってもしばらく出社しないでいる人間を「後に無罪になるに決まってる」と信じ続けて雇用し続ける会社は希少ではないでしょうか。 ロスやニューヨークのような、お互いの出自を知らない大都会では、昔逮捕歴があるかどうかなどは意識しないでしょうが、コミュニティーの存在する大多数の地域ではやはり、逮捕歴に対する偏見はあって当然だと思います。 これは日本で、東京に住んでいれば身近の人間の過去などは知らないけど、田舎で犯罪を犯せばその地区には住みづらくなるのと同様ですね。 ちなみに川崎の書店の件ですが、あれは万引き犯であっても(その原因・責任はさておき)、一少年の「命」が失われたという事実が日本人にとっては重いからではないでしょうか? 日本はとても「命の重さ」を重視する社会です。 これが銃犯罪の跋扈するアメリカや、貧困から犯罪を犯す少年を軽々に射殺する警官が存在する南アフリカ共和国やアジアの最貧国とは違います。 つまり、あの書店の主人の行動に対する非難と言うより、一少年の命が失われたという事態が重視されていることから生じた現象だと感じます

fuss_min
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 関連リンクの質問で述べている通り、本音タテマエについては、 言われている当事者日本人が意味を矮小化していると思います。 私が言うところの「社会的二重性」の方が本来の意味に近いと、 海外経験はありませんが、自負しております。 普通に考えて、お世辞を言わない人種がいるはずもないのは明らか。 仰るとおり、日本人は純心なほうだと思います。 巷で意味を取り違えている人が多いな、と前から思っていました。 やはりその通りですよね? >日本だって逮捕歴があっても社会的成功者はいくらでもいますし、そこまで昔のことを遡って調査する会社も大手企業のみでしょう。 日本では、 大手有名企業に勤める事=成功者 という考えが少し前まで根強かったので、 そういう意味も込めて書きました。 確かに大手企業は就職時も身元調査も徹底していますよね。 会社のイメージの問題でしょうか。 釈放後の再就職活動でも大手では逮捕歴を理由に ハネられることもあるのではないでしょうか。 川崎の件も、店主はとにかくそのご子息やお孫さんが心配です。 将来、就職する時にあの事件を理由に差別を受けないか、 そんな思いがよぎります。 >ただ私個人は、格別日本がその点に厳しいとまでは感じません。 そうですか。他の国でもあるんですね。。。 >日本はとても「命の重さ」を重視する社会です。 あの書店には「人殺し」などという嫌がらせのメッセージが 届いたそうです。 発言したほうは本当にその少年を思って言っているとは思えません。 少年のことも内心差別しておきながら、店も差別する、 そして勝ち誇った気分になっているのではないか、そう思いました。 それでも、店を応援者するも人いたことは確かなようです。 だから、日本人だからどうこうと一括りにするつもりはありません。 ただ、全体的に見て、 日本人独特の曖昧さに関しては、今では昔の本来の意義は失われて、 ある種“都合の良い道具”になってしまった感じがします。 (回答者1さんのお礼に書きましたが) 戦前の日本人の良い面だけ廃れ、 逆に表面上だけ欧米化して悪い部分だけ吸収してしまったと 感じることもあります。そこにあるのは「エゴ」だけ、、、 そんな感じがしないでもないのです。 とりあえず、どうもありがとうございました。

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その他の回答 (2)

  • timeup
  • ベストアンサー率30% (3827/12654)
回答No.2

人生の半分程度が海外在住です。 場所は全て環太平洋のみ。 1は周りにいないのですが、国によっては罪状にも寄りますが、凄く厳しいですよ。 居住地の人に知らせるなどもあります。 加害者の人権より、被害者の人権・被害者になりそうな人の人権を重視するって事でしょう。 2本音と建前・・・・その点で分かったのは私は日本は暮らしにくいので海外がよいという事です。 ただ、他の点では日本は住みやすいので、完全に移住はしたいとは思っていませんが・・・・。

fuss_min
質問者

お礼

こんばんは。ありがとうございます。 なるほど、まあ国によっても違いますが、 逮捕者や犯罪者の情報を公開するところも多いですね。 台湾などでは、強盗をすると証拠品と一緒にその店の前で クビから札を下げられてさらし物にされるそうな。 本音とタテマエは、やはり二重基準のことですよね。 巷で言われる、本音を言わないというのは誤った解釈のはず。 (私は外国に住んだ事などありませんが) ご協力ありがとうございました。

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  • kanakyu-
  • ベストアンサー率30% (1916/6194)
回答No.1

こんばんは。 海外在住経験は短い(3ヶ月)のですが、この問題については、 非常に私も苦しみ、長く疑問に思ってきました。 限定と書いてあるところに、大変恐縮なのですが、 私の現在の考えをぜひ述べさせてください。 1 現地にて、日本人で前科者の方とお会いしました。   が、現地の日本人社会の間で、普通に暮らしていましたよ。   とくに隠すこともなく。   これが日本だったら、こうはいかないのでしょうね。 2 日本在住の日本人は、やはり本音と建前の落差が大きいですね。   現地の方はもちろん、   現地で出会った日本人も、そういう方はとても少なかったです。   そのような習慣を嫌う方が海外に行くのと、   海外に行ってその習慣を取り払った人と、   順応できずにいる方の3種類がいると思います。 3 はい。思います。   本音・建前は、もともと、相手を傷つけないために生まれた、思いやりから生まれたものだとは思います。現にわたしのいた国ではそのような使われ方でした。   けれど、日本では、それがあまりにも長く習慣化してしまい、陳腐化してしまっていますね。逆に、人間を苦しめるものに変化してきていると思います。   どのような美徳も、習慣化すると陳腐化するという要素は、あると15年アメリカ在住の日本人の方が言っておられました。   アメリカで、ハグしたりするのを、日本人は純粋に友愛の表れとみるけれど、一部の人にとっては、単なる形式上のあいさつにすぎない、など、ほかにもいろいろ言っておられました。   日本人は、今後変わらざるを得ない、というのが、私の希望的観測です。2007年問題、少子化問題などにより、外国人労働者の規制緩和は、今後どんどん進むと思います。それに後を追う形で、かならずや日本にいても日本文化一色では生きられなくなります。もちろん、どの土地に住むかにもよると思いますが。   土地で思い出しましたが、本音・建前は、都道府県によってけっこう強さが違うようです。京都がもっとも本音と建前が激しいと聞きました。県民性というものは確かにありますから。ご自分のお住まいの地域についてお調べになったことはありますか。私は、隣の県に引っ越しただけでも、いくつかの社会的重圧から開放されましたよ。別の特性があっても、「よその県から来た人だから」多少許してもらえる感も、無きにしも非ずでした。 4 アメリカ カリフォルニア州 ロサンゼルス近郊です   毎日快晴で 街のいたるところがヤシの木だらけのところでした   ちなみに いまは日本に住んでいますが とても天気が悪いのでめいります。太陽が恋しいです(笑)

fuss_min
質問者

お礼

ありがとうございます。 偉そうに質問文を書きましたが、小生自身は海外経験はゼロです。 (一週間の旅行は一度したことがあります) やはりそうでしたか、小生の疑問は間違いではなかった。 少なくても米国と比較するとそうなんでしょうね。 困ったことに、本音タテマエというか二重性、 その他の日本人の曖昧さに関しては、 >本音・建前は、もともと、相手を傷つけないために生まれた、思いやりから生まれたものだとは思います。 要は島国独自の文化ですね。あとは農耕民族であること。 (これも勝手な推論ですが) 隣人との「和」を保つ事が大切だったんでしょうね。 ところが現在では、支配層が非支配層を都合よく扱うための 道具になり下がってしまった感があります。 企業が従業員を都合よく使うためのサービス残業がいい例。 私のアジア某国の友人は今はカナダに留学しています。 カナダはどうなのか聞いてみようかな。 本音・建前は県差もあるのですか。 東京都民はどうでしょうね? 北海道民や沖縄県民も気になります。 ありがとうございました。

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