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腹式呼吸と発声法??
ここのログを読んでいて気になったことがあったので。 腹式呼吸と発声法が大事と言うことがどこをみても書いてありました。 ちょっとわからなかったのは、 ・腹式呼吸をすると音域が広がるのか? ・発声法をすると音域が広がるのか? ・音域を広げるには別の方法があるのか? この音域に関する3点です。 自分の中で発声法というのは俗に言うボイストレーニングと解釈しています。もし音域を広げるのに別の方法があればそちらも教えていただきたいです。
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- glfg0517
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初めまして。 個人的に声楽をやっていて、ミュージカル唱法の経験が少しあるので、書き込みさせて頂きました。 腹式呼吸は、直接音域を広げる手段ではないと思います。どちらかといえば、声量(ボリューム)を上げるためとか、喉に負担をかけないために心得るべきものだと思います... 発声は、初級レベルの私にとっては最も大事なトレーニングです。もちろん音域は広がると思います。 ただ、やれば広がる というよりは、発声をして正しい発声法を身につければ音域も広がる という事のようにおもいます。 音域を広げるのは至難の技です。私も知りたいです(笑) 体験談として、やはり発声を粘り強くやるのが一番かと思います。 あとはミュージカル寄りになりますが、サイレンの音などを声にだしてワンワン響かせると、いい発声になります。 参考になれば幸いです^^
- theonti
- ベストアンサー率29% (239/802)
まず、腹式呼吸・腹式発声ですが、ボイストレーニングの基本と言うだけではなく、健康を初め、運動・勉強など全ての基本と言えると思います。 腹式呼吸は精神を安定させ、集中力が増します。 腹式発声は、有酸素運動を伴い、重心が安定します。 >・腹式呼吸をすると音域が広がるのか? 広がりません。 人は、普段の会話で2~2オクターブ半以上の音域を使っています。 その内、音楽として使うのはごく限られた範囲です。 低くて汚い声、高くて苦しい声などは使えません。 ボイストレーニングによってその使えない部分を使えるようにする事は出来ます。 それを、音域が広がった、と 言えば言えなくも有りませんが、普段の音域が広がる事とは違います。 低音部分は、訓練で使えるようにはなりますが、広げる事は出来ないでしょう。 高音部は、訓練で広げる事はできます。 >・発声法をすると音域が広がるのか? 広がります。 >・音域を広げるには別の方法があるのか? 音域を広げるには別の方法・・・・・有るんでしょうか? 思いついたとしても結局、それはボイストレーニング(発声法)の一種だと思います。 幼児教育で、リトミックス教育と言うものが有りますが、音感・リズム感などを、身体を動かして 体感で覚えていくと言うのがあります。 ボイストレーニングでも、同じようなことを併用している所があると思います。 ボールを投げる。高飛びをする。釣竿を振る。 幅跳び・サーブを打つ・バットを振る・早く走る・正しい姿勢で歩く・ボクシング・ダンスをするなどいくらでも利用できます。 高音を広げる方法としての一つ、 姿勢(鳩胸・出尻)を正しくして、顎の高さの塀を見立てます。 塀の上に顎を乗せて自分の足元を覗き込む発声で、広げていく事は出来ます。 これも、リトミックスの一種だと思います。 このように、どんな動きをすれば綺麗な声が出せるか、高い声が出せるか、幅のある響きのよくなる動きは?などと考えれば、その方法は果てしなく広がっていくのではないでしょうか。 しかし、それらは全てボイストレーニングの一種だと思います。 逆に他の分野で声だし(発声法)をトレーニングに取り入れることも出来ます。 要するに、腹式呼吸・腹式発声は、音楽だけでなく健康を初め、運動・勉強など全ての基本と断言出来るでしょう。
- fuzzy4u
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通常の呼吸は 肋骨を上げる(広げる) ↓ 胸腔内圧が陰圧になり肺胞内に空気が吸い込まれる ↓ 肋骨を下げる(※) ↓ 胸腔内圧が陽圧になり肺胞内の空気が吐き出される という方法です。これに対して腹式呼吸は 腹筋の動きによって腹腔内圧を陰圧にする ↓ 腹腔圧に引かれて横隔膜が下がる ↓ 胸腔内圧が陰圧になり肺胞内に空気が吸い込まれる ↓ 腹筋の動きによって腹腔内圧を陽圧にする(※) ↓ 腹腔圧に押されて横隔膜が上がる ↓ 胸腔内圧が陽圧になり肺胞内の空気が吐き出される という方法です。 両者の(※)部分を比較して見てください。通常呼吸では胸腔内圧を陽圧にするために胸部にある呼吸筋を使うのに対し、腹式呼吸では胸腔内圧を陽圧にするために腹筋を使います。極々一部の例外を除いてほとんどの人は腹筋の方が収縮能が高いので、腹式呼吸の方が"速い"息が吐けます。これが歌唱や吹奏には腹式呼吸が必須であるとされる理由です。 ・腹式呼吸をすると音域が広がるのか? はい、広がります。 例えば、音程とか声の綺麗さ等を考慮せず全力で叫んだ時、普段より高い声が出せたという経験はありませんか? 人間の声は声帯の振動によって起こります。声帯は吐き出される息が大きいほど振動しやすくなるので、腹式呼吸をすれば音域が広がると言っても間違いではないでしょう。むやみやたらと叫んだ時と違い、息の量、すなわち音量・音質をコントロールしつつ息を速く出すというのが腹式呼吸の目的なのです。 ・発声法をすると音域が広がるのか? 一口に発声法と言っても色々ありますが、一般的に歌唱向けの発声法を行わなければまともに歌を歌うことはできないでしょう。civlivさんも仰っている通り、腹式呼吸も発声法に含まれるので、正しい発声法を習得すれば音域が広がると言ってよいと思います。 また、よく言われるような「声が頭の上に抜けるような感じ」といった話であるならば、残念ながらそれだけで声域が広がるということはないと思います。これはどちらかというと音程よりは音量・音質を向上させるための技術です。 ・音域を広げるには別の方法があるのか? 何らかの方法で声帯を振動しやすくすれば可能です。個人的には煙草を吸うと高い声が出やすくなり低い声が出にくくなる印象です。絶対にお奨めしませんが。 腹式呼吸を含めた発声法をマスターし、意識的に腹筋を鍛える努力をするのが一番の早道かと思います。 声域を広げると言うのは一朝一夕にできる作業ではありません。地道な努力が必要です。是非頑張ってみてください。
- civliv
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腹式呼吸で音域が広がるか? 腹式呼吸は音域を広げる為というよりは、良い声というか響きを手に入れる為と考えるほうが適切だと思います。呼吸が安定すれば限界に近い領域でも安定するので多少音域が広がりますが、副次的なものでしょうか。但し、音域が広がっても腹式呼吸を伴わないと歌に使えるような声にはなりません。腹式呼吸で音域は広がりませんが、音域を広げる為には腹式呼吸は必須というのが、音域と腹式呼吸の関係だと思います。 発声法で音域が広がるか? 発声法をボイストレーニングと解釈するなら、声のトレーニング全般のことですから(当然腹式呼吸も含まれます)。広がるとも広がらないともいえます。勉強をすれば理科の点数が上がりますかと聞いているようなもので、理科の勉強をすればあがるでしょうし、国語の勉強ならあがらないでしょう。ただ、音域を広げたい為にボイストレーニングをするという人が多いので、割合と音域を広げる為のトレーニングが紹介されていることが多いと思います。 音域を広げる別の方法があるか 上に上げた通り、ボイストレーニングというのは声のトレーニング全般ですから、音域を広げる訓練はすべてボイストレーニングです。ですから、今までのボイストレーニングに無い何か別の方法があったとしても、それが知られる頃には新しいボイストレーニングとなるだけですし、一般人レベルでボイストレーニングと呼ばれる前に知るような機会も無いでしょう。 夜も遅いのでとりあえずこの辺で・・・
お礼
なるほど。 詳しく返答していただいてありがとうございます。 ボイストレーニング・・・試してみる価値はありそうですね。
お礼
大変参考になりました。 ありがとうございます。 自分は元の声が低く音程の高い歌手の歌等を歌えないので練習してみたいと思います。