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『ゼミ』と『研究室』の呼び分け方

私は建築学科4年のとき『研究室』で卒研をしていました。 兄は経済学科4年のとき『ゼミ』で卒論を書いていたそうです。 『研究室』『ゼミ』という呼び方の区分けは『文系=ゼミ』『理系=研究室』であっているのでしょうか。 それとも各学校で独自に決めているだけで、特に決まりは無いのでしょうか? ちなみに、私の出身校以外の学校でも、建築系の学科の場合『研究室』と呼んでいるようです。 宜しくお願いします。

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  • Eivis
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回答No.3

昭和30年前後ですが、goo_no_sukeさんと同じく建築学科にいましたが「○○研究室」と言うように教授の名前を付けていました。 当時フルブライトの留学生の先陣が帰国し始めた頃なのに[セミナー]でなく、なぜ[ゼミナール]というドイツ語が残ったのか 判りませんが慶応の「経済学部」の友達が得意そうに使っていて、[ゼミ]と[研究室]とどう違うんだと茶化したのを覚えています。 私の記憶では「文学部」の方ではゼミナールという言葉は聞いた事がなく、使ったとすれば心理学、社会学科ではないかと思います。 私の交際範囲では、今でも医学部も含めて理工系は[ゼミナール]という言葉は使わないような気がします。   書いていて思い出したのですが、丁度新制大学が出来た頃、戦後の学力低下で戦前派の強面の教授たちは学生に[卒業論文]を   書かせる気にもならない程お粗末で、旧制大学より程度を落としてゼミナール形式にし論文を省いたのだとも聞いています。   それ以後、大学生は本格的論文を書く機会もなく大学院生でないと本格的な論文が書けないような雰囲気になったようです・・・   新制大学は古いタイプの教授(現在85才以上)に批判されても現実には今のように大学院に行く学生も増え定着しました。

noname#3459
質問者

お礼

建築分野の大先輩からの回答、ありがとうございます。(笑) 『ゼミナール』の歴史はそう古いものでは無いのですね。それまではみな『研究室』を使っていたのでしょうか。 Evisさんに言われるまで『ゼミ』が何語で何の略なのか考えてもみませんでした。 ドイツ語だったんですね。意味は英語の『セミナー』なんですね。 < 旧制大学より程度を落としてゼミナール形式にし論文を省いたのだとも聞いています。 えっ?『ゼミナール形式』って卒論が無いんですか?たしか兄は『○○ゼミで卒論』と言っていたと思ったんですが・・・? 文系批判をするつもりは無いのですが、授業時間が少ない学校が多いと聞きます。 兄も『実質2年有れば卒業単位が取れる』と言っていました。 私の学校は3年までは高校のようにぎっしり必修授業が詰まっていて、羨ましく聞いたのを覚えています。 おかげでなんとか会社でもやっていけるんでしょうけどね。(笑)

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その他の回答 (3)

  • Eivis
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回答No.4

>『ゼミナール形式』って卒論が無いんですか?たしか兄は『○○ゼミで卒論』と言っていたと思ったんですが・・・? 昔のゼミナールというのは、学生が5~10人位でフリートーキング形式の討論などをして、レポートを書く形式が多かったのです。 そもそも新制高校では旧制に比べ5年、3年の旧制に比べれば2年も履修時間が短いので、最初から論文度書く能力がないと 思われていて、旧制時代の古い教授からは徹底的に子ども扱いにされ「岩波文庫も読んだ事のない馬鹿」などと散々云われ、 その余韻はいまだに我々にもトラウマとして後を引いるくらいなのです・・・蛇足ながら当時の想い出です。

noname#3459
質問者

お礼

『ゼミ』の意味合いも今と昔では違っているのですね。 < そもそも新制高校では旧制に比べ5年、3年の旧制に比べれば2年も履修時間が短いので、 そうなんですか?戦前は最高学府卒業までにかかる年数が今より2年も長かったんですか。本当に勉強になります。 考えてみたら、昭和30年頃に学生だったと言うことは、私の担当教授と同世代の方なんですね。 本当に、こんな失礼な若造の愚問にお付き合い頂き、ありがとうございました。

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  • ogx
  • ベストアンサー率25% (32/125)
回答No.2

 ま、習慣ですね。  文系・理系の違いもありますが、同じ文系でも、大学ごとに(先生ごとに?)違っていたりします。  経済学部では「ゼミ」と呼ぶことが多いように思います。先生個人ごとにまとまる傾向があります。理系は「研究室」と呼ぶことが多いように感じます。数人の先生(昔でいえば、「講座」)を単位にしてまとまるように思います。というか、私の狭い経験では、理系で「研究室」以外の呼び名を使っているところを知りません。  もちろん、この場合、ハードウェアとしての「部屋」の意味ではなく、組織体としての呼び名ですが、……。  公的なものは、学科・専攻・コース・専修課程・専門課程・……などなど、いろいろあります。実態もさまざまで、先生ごとの個人的色彩が強いところから、数人の先生の運命共同体的なところまで幅があります。  「研究室」は、そのような公的な呼び名よりも、もう少し、先生個人を中心にした、インフォーマルな呼び名であり、大学としては、実態がない(学則などに明記されていないという意味で)ようなものでしょう。しかし、このあたりが一番大事なわけですが、……。

noname#3459
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 文系学科にも組織体としての『研究室』が有るんですか!? そうなると『研究室=理系、ゼミ=文系』の仮説は成り立ちませんね。 < 大学としては、実態がない(学則などに明記されていないという意味で)ようなものでしょう。 あっ、そういうものなんですか?確かに卒業証書にも研究室や担当教授名は書かれていませんね。

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  • d_bot
  • ベストアンサー率61% (63/102)
回答No.1

正確な使い分けは他にあるのかもしれませんが、日常使う分には、 研究室は教授が住んでいる部屋。 ゼミは授業の一種。ある教授のもとに数人の学生が集まり、授業よりも内容の濃い学習・研究を行うもの。 でよいのでは? ですから、研究室に学生たちが集まってゼミを行います。 「ゼミで卒論」はゼミで行われた内容について、更に掘り下げて卒論を書く、といった意味ではないのでしょうか

noname#3459
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 < 研究室は教授が住んでいる部屋。 < ゼミは授業の一種。ある教授のもとに数人の学生が集まり、授業よりも内容の濃い学習・研究を行うもの。 ということは、文系学科にも『研究室』が存在するんですね。 たとえば、山田教授の元研究をする場合は『山田研究室の山田ゼミで行われた内容について、更に掘り下げ卒論を書く』が正しい使い方なんですね。 私の学科では、単純に『山田研究室で卒業研究をする』でした。色々なんですね。

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