- ベストアンサー
被害者の人権置き去り → “生物学的理由”があるのでは?
- 日本では正当防衛は認められにくい。犯人射殺が出来れば人質を救える事件もある。
- 凶悪少年犯罪の被害者の家族には、加害者側の人権保護のため、事件の詳細すら教えてもらえないこともある。
- 生物学的な観点から考えると、一部の左翼人権家が加害者を過保護にし偽善的発言をしているのは、生物的な相対的優位性を持ちたいがための行為と考えられる。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
行き掛かり上、回答せざるを得ませんね(笑) 質問者さんの犯罪を憎むお気持ち、そして義憤、とても理解できます。 なぜこんなにも理不尽な犯罪が起き、被害者が時にはただ「やられ損」のような目に合わなければいけないのか、と感じるお気持ちすごくわかります。 私も自分や家族が被害者ならたぶん納得できないし、復讐する可能性を否定できません でもね、やっぱり犯罪者の人権というのは充分尊重される必要があるんですよ 以下、以前にも何処かの質問に書いた内容と重複しますが再投稿します 一般の成人男子のベンチ・プレス(寝そべって胸上でバーベルを挙げる)の標準値は4~50キロくらいですが、世界記録は300キロを越えます マラソンのトップランナーは100メートル16秒あまりのペースで42キロ余を走りきってしまうのです 世界のトップレベルの頭脳はスーパーコンピューターを作成し、月はおろかはるか銀河系までも到達せんとするロケットを開発してしまいます ところが文系頭の私は、一応一流と呼ばれる大学の法学部を卒業しているにも関わらず、ロケットやコンピューターはおろか、液晶テレビも、いや普通のテレビや黒電話さえ自分で開発する能力もありません それほど「専門家」や「一流のプロ」というのは、素人では想像もつかないほどの能力を持っているのです 法律についても一緒です。 世界中で歴史上数万・数十万の法律や法政策の専門家である優秀な人材が、近代法律学が発生して数百年まさに血のにじむ様な研究を重ねてこられているのです その偉大な多くの先人たちがこぞって「犯罪者の人権」というのを重視しているのです 現実の法運用や政治体制で、犯罪者の人権がないがしろにされている社会体制もあります しかし、少なくとも法律学の分野では「犯罪者の人権」というのは、まさに世界中の学者全てが「尊重されなければいけない」と認めているのです。 いわばこれは法律学における「公理」なのです 冷静に考えてください。 このような「公理」が単なるファッション(スノビズムと言っていいでしょう)を目的として採用されていると考えるのは、あまりに荒唐無稽ではありませんか? 町の素人科学マニアが「作用・反作用の法則」や「万有引力の法則」を否定する“トンデモ科学”のようなものである確率があまりに高くないですか? 少々失礼な言い方をしますが、実際少しでもまともに刑事法を学んだことのある人間でしたら、警察官・一般人が正当防衛の名の下、急迫不正に侵害に対しては有無を言わさず殺害すべきと言うような意見は言わないと思います 例えば現場の警察官が、安易に犯人と目される人間を射殺するという現実が存在する社会体制の国は存在しても、それを「あるべき姿」と肯定する法律家が平均的であるという国家は無いと思います 簡単な事例で考察してみましょう 例えば急迫不正の侵害があった状況で、それに対し問答無用で射殺することが認められるとします。 襲われたと思った人間が「急迫不正の侵害があった」と思っただけ(主観的に認識・認容しただけ)で、それに対する射殺(防衛行為)が完全に認められるとします(つまり少し難しく言うと、被害者の主観的判断のみで違法性が完全に阻却されるということ)。 とするならば、司法判断の段階での誤想防衛も誤想過剰防衛も、過剰防衛も全然考慮する必要が無くなってしまうのです いわば、警察官という行政執行者はもとより、全ての国民に違法性の終局的判断権を与えてしまうということになります いかがでしょう? これはマズイと思いませんか? 法律カテでなく、アンケートカテなので、アンケートに対する回答の範疇に入っているのかあまり自信がないので、自信無しの参考意見として回答します
その他の回答 (5)
- potepoten
- ベストアンサー率16% (35/211)
日本は、というか、 どこの世界でも人権は生ける者にしかないでしょう。 死者は人ではないので生きている者と同等に扱われることはありません。 10000人虐殺して1000人強姦して100億円の詐欺を働いた犯罪者でも、 更生する可能性が無い、とは言い切れません。 逆に死者が生き返る可能性は100%ゼロです。 被害者が生存している場合でも、 賠償を求めることや、厳罰を望んで活動するというのは、 それを動かすものは憎悪、マイナスな原動力だと思います。 逆に犯罪者が更生しようと思う気持ちはプラスの原動力です。 マイナスよりプラスのほうがいいと思います。
机上の論理ですね。思考ゲームとしては面白いかもしれないけど。 そんなこと考えて人生を過ごしている人は絶対にいません。この場合、具体的には弁護士とかだと思うけど、とにかくいません。 生物学的な無意識のレベルでもあり得ないと思います。
- googuibo
- ベストアンサー率0% (0/9)
法律を勉強したら、こんなアホな質問はしないと思うw まあ、確かに被害者が泣き寝入りするしかないようなケースがあるとは思うし、救えない犯罪者は多いと思うけど。 しかし、ある程度、人権が守られていないと、正当防衛の名の下に何でもありの世界になっちゃうよ。警察官がピストルをばんばん撃ってもいい世の中になったら、どんだけ恐ろしい世の中になるか・・・。 左翼も右翼も、野党も与党も、ああいえばこういう奴がいるから、どっちかの方向へ行き過ぎるのを防げるのでは?
- palace
- ベストアンサー率37% (9/24)
>加害者を過保護にしても社会は良くならない。 >こんな事は彼ら自身はもちろん、一般大衆ですら内心知っている。 加害者の人権を過剰に擁護することは、犯罪の加害者になるよりも被害者になる可能性が高いと考えている一般市民には受けが悪いです。 人気のない「ファッション」を身につける事ではステータスになりません。
- aries_a_double
- ベストアンサー率20% (235/1159)
というか…ですね 被害者側の気持ちももちろん大事なのですが、こういうことを仰るからには、加害者側が逮捕後どんなめに合うのかはご存知なんですよね? そして、警察は犯人射殺を…というのはあなたが警察官なら犯罪者でも人間を殺すことにためらいはないということでしょうか? 罪もない被害者が殺されるのは残念なことですが、罪もない警官がひとり、一生罪の十字架を背負わされなければならないのでしょうか? 死刑執行人も同じだと思います。 何かが起これば、反対側の気持ちももちろんあって、反対意見は何にでもあるもんです。 日本人が鯨を食べられなくなった理由は、ほかの国が食べないからですよ?そんな文化でさえ、反対意見だけで侵害されるのです。 反対意見があって、議論が行われているだけでも幸せなことです。 それすらかなわない国の国民は、いったいどんな気持ちなのだろうと思います。 かなりずれましたが、その仮説については、極端に視野が狭いような気がします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >そして、警察は犯人射殺を…というのはあなたが警察官なら犯罪者でも人間を殺すことにためらいはないということでしょうか? 警察官であってもなくても、 急迫不正の侵害対する正当防衛行為は当然の権利で、 別に罪の意識を感じる必要は全くないと思いますが。 急迫不正な侵害をしてきたのは向こうですから。 それに、それがグローバルスタンダードな考え方だと、 最近まで思っていました。 (と、この前他の場所で書いたら、 その考えは誤りだと反論も出ました^^;) まあグローバルスタンダード云々は別として、 私個人は別に人質犯射殺は賛成です。 (法律上罪に問われないのなら、私は遠慮は皆無です) もちろん、議論する事は大事ですよ。 民主主義社会では議論の封鎖はとんでもない事です。 (核武装必要性の論議と同じ)