虹と人の死について
奇妙なタイトルですが,次のようなことです。
私は,俗に言う霊感などなく,心霊体験もないのですが,一昨年胃ガンで父が亡くる前後に,ちょっと不思議な体験をしました。
そのときの父は胃ガンの7年越しの再発で,手術を試みたのですが,お腹を開いてみると,癌がお腹中に拡がってるということで,そのまま手を施すことなく,私は長男なので,手術服を着たままのドクターから余命3ヶ月を告げられました。非常につらく,母と泣きながら帰宅しました。
それから3ヶ月が過ぎ,いろいろ駆け回ってはみたものの,最後の病院でやっぱりダメだと死の1週間ほど前に主治医から引導を渡されました。覚悟はしていたものの,つらくてうなだれて帰宅しました。
それで,話ですが,これらの2度の医師からの,死の宣告とでも言いますか,があったまさにその帰りに2度とも割りとしっかりした虹を見たのです。この10年来(もっとかもしれません),虹をこの目で見たのはこの2度だけです。
1度目は運転中,涙にかすんだ目に飛び込んできました。そのときは母も一緒で,「ああ,人は死んだら生まれ変わるに違いない,それを虹が教えてくれているんだ」というような感慨が湧いたのを覚えています。
2度目は,うなだれて病院の駐車場に歩いている途中で見たもので,幻覚でないことは,前を歩いていた家族が虹の方を指さしていたことで気づいたのです。そのときはボンヤリして特別な感想はなかったのですが,今でもしっかり記憶しています。
それで伺いたいのは,似たような体験,虹でなくともいいのですが,いわば「死の暗示」のような体験,とくに自然体験をお持ちのかた,いらっしゃいましたら書き込みいただけたら幸いです。
「それはただの偶然だ」とか科学的分析めいたことは自分でもできるので,されるのは構いませんが,希望はしません。
お礼
うわっ~こんなにご丁寧な回答を頂き感謝です。 もういちどじっくり読みます。この歳で(ひみつです)こんなこと初めて気がつきました。ほんとうにどうもありがとう、聞くは一時の恥じをおもいしりました。