通称実印というものは、印鑑登録証明の印影と同じものをいいますが、三文判でも手づくりのものでも、市区町村が規定する範囲の大きさのものであれば、印鑑として特に問題がなければ、登録が可能と記憶しています。いつだか、じゃが芋で作った人が印鑑登録を拒否されて、問題になったという話を耳にしたことがありますが、じゃが芋だと変形しやすいのと、間違えて食べてしまう場合があるので、法的以前に物理的に避けたほうがいいでしょう。
素材からみた最近の適価は、ツゲで5,000~円、黒水牛で9,000~、象牙で16,000円~、程度だと思います。これは、多分デフレの影響と、象牙に関しては法規制の関係があると思いますが、これまでのように3万5万10万というものは、品質にもよるんでしょうがどうかと思うところです。