諮問、答申、建議、学識経験者とは?
行政の世界では、様々な審議会がありますが、「諮問」、「答申」、「建議」、「学識経験者」の正確な意味を教えていただけないでしょうか?
「諮問」があれば必ず「答申」があるのでしょうか?
「建議」というのは、「諮問」がなくても審議会から一方的にできるものなのでしょうか?
また、「学識経験者」とは大学教授のことなのでしょうか?選考基準というか選考範囲などはあるのでしょうか?
私の認識では、役所が審議会に「諮問」して、審議会がそれに対して「答申」したものを参考に、役所が関連法案を作成し、国会に提出する、という流れなのかな、と思っていました。
現在、たまたま仕事で「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」制度について調べています。平成18年2月8日に厚生労働省が労働政策審議会に「今後の労働時間法制の在り方」について「諮問」しましたが、その後「答申」がありません。http://www.mhlw.go.jp/shingi/rousei.html#top
こういう状態でどうして昨年末(12/27)に厚生労働省が「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」制度に関する法案を作成できたのか、よく分からなくなりました。
よろしくお願いいたします。