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マイナーキーImでの使用スケール

例えばキーがCmでCm、Cm7コードのときに、ある本ではCドリアンスケールを使用すると書いてあります。 平行長調はE♭なのだから、Cエオリアンになるのじゃないかと思ったのですけど。

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noname#199778
noname#199778
回答No.3

この件については、コードとスケールの関連性について捉えるのが良いと思います。 マイナーコードや、マイナー7thコードに対するスケールとしては、ドリアンスケールを使用するのが一般的でしょう。エオリアンスケールの場合、常にアヴォイドとなる短6度が含まれるため、やや微妙なところを含みます。 エオリアンスケールにおいては、短6度は常に完全5度と半音差のキワドイ響きを持つことになり、マイナーコードとの関連を考えた時には短6度は常にアヴォイドノートになります。 ドリアンスケールは、トニックをルートとしてナチュラルテンションを考えた時には長2度(9th)、完全4度(11th)、長6度(13th)の総てを構成音として持つことになります。ただし、このうち13thについては、マイナー7thコードのm7thとは半音差の音になりますので、マイナー7thコードにおいてはアヴォイドノートになります。ドリアンスケールについては、構成音のうち長6度と短7度のいずれかがコードの付加音として採用されれば、他方がアヴォイドノートになります。(ただし、マイナー7thコードに特殊なテンションとして13thを活用することもあります) マイナー7thコードでスケールを考える場合、エオリアンもドリアンも6度の音程がアヴォイドになります(上記の通り、エオリアンは5thと、ドリアンは7thと衝突するため)。 マイナーコードでスケールを考える場合は、エオリアンはm6thがP5thとぶつかるためにNGとなりますが、ドリアンのM6thはm7thが含まれない限りはアヴォイドになりません。 ただし、いずれのコードでも、ドリアンスケールのM6thはコードに対して13thのテンションとして響きます。 ですので、CmとCm7の時に使用するスケールとしては、Cドリアンスケールが最も応用の利くスケールとして採用され得るスケールといえるでしょう。 参考になれば。

noname#32495
質問者

お礼

よくわかりました!アヴォイドとの関連があるのですね。CmとCm7双方に使えるということでより汎用性があるわけですね。♭13は鬼門ですね。

その他の回答 (4)

  • real_tube
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回答No.5

 N0.2です。  NO.4のかたに御指摘を受けてしまいましたが、余計なことを書いてしまい、たいへん申し訳ありませんでした。  とりあえず、”Cm7-F7”の件は、限りなくロック系寄りの話と思っていただいて、御容赦ください。(⇒ラテン系とは言っても、サンタナあたりのラテン系ロックの曲として考えてください。)  決して、モロにkeyがCmと考えるということでは無く、あくまでも、”あたかも・・”ということでありまして、このことの裏には、”CドリアンスケールをCマイナーペンタトニックスケールに置き換えても弾けてしまう”といった、実にロック的な安易な方法の存在もあるからであります。

  • jklm324
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回答No.4

どちらでもいいというか、どういう雰囲気を出したいか、だと思います。 哀愁あふれる、マイナーらしいマイナーという感じなら、やはりエオリアンだと思います。ただし、短6度はNo.3にあるように5度と半音関係にあるので、経過音としてしか使えないと思います。 一方、ドリアンにすると、まあ当たり前ですが、モードっぽい感じになります。マイルスがSo Whatで長6度をうまく使って、マイナーと明らか異なるが、もちろんメジャーでもないいいソロをとってますよ。 No.2 のCm7-F7って、ベースをCのままにすると、Cm7-Cm6になるんですよ!ボサノバなんかでは、Cメージャーのキーで最後にCm7-F7とかありますけど、これをCmのキーと言い切るのは、私にはちょっと抵抗があります。 いろいろコピーしたりして、こんなときはドリアン、こんなときはエオリアンというのが掴めるように、頑張ってください。

noname#32495
質問者

お礼

まだスケールの勉強を始めたところで、なかなか話についていけませんけど、雰囲気はわかります。結局柔軟性と応用みたいに考えないとだめですね。

  • real_tube
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回答No.2

 コード進行の全体、または、コード進行におけるある範囲での長調/短調(メジャー/マイナー)といったkeyで、使用できるスケールを決める場合には、確かにCエオリアンスケール(Cナチュラルマイナースケール)で良いことにはなります。  しかし、全体(または、ある範囲)でのkey(調性)を完全に一定化せず、コードそれぞれについて使用できるスケールを考えるといった場合には、基本的には、そのコードの構成音を含むスケールは全て使用可能となります。(前後のコード関係で制限を受ける場合もありますが)  したがって、CmまたはCm7のコードにおいては、たとえkeyがCm(⇒トニックがCm)であっても、これらの構成音(1st,♭3rd,5th,7th)を全て含むCドリアンスケールも使用可能となるわけです。(⇒もちろん、Cマイナーペンタトニックスケール等も使用可となります。)  挙げられている本では、”Cドリアンのみ使用可”と書いてあったのでしょうか? または、”Cドリアンも使用可”と書いてあったのでしょうか? このあたりが重要となります。  ラテン系の曲でよくあるように、”Cm7-F7”といったコード進行が主体として現れているようなものの場合、一般的な理論上においては、これがkeyがB♭メジャーでの”IIm7-V7”であるにもかかわらず、Cドリアンスケールをダイレクトに使うものとして、あたかもkeyがCm(⇒Im)のようにとらえる場合もあります。  したがって、どのようなコード進行での話であるかが、話の分かれ道にもなるでしょうか。

noname#32495
質問者

お礼

そうですか。よくわかりました。本には代表的なスケールみたいな感じで挙げられていたので。 後半の文は私にはちょっとレヴェルが高くてピンと来ませんでした。記憶にとどめておきたいです。

  • tom0120
  • ベストアンサー率26% (367/1390)
回答No.1

C→C m7→ドリアン ということで、Cドリアンスケール (^^v

noname#32495
質問者

お礼

なぜドリアンなのかどうよくわかりません。どうもエオリアンじゃないかと。

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