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CPUの比較
Core 2 Duoの1.8GHzくらいと、ペンティアムの3GHzくらいだとどちらの方が能力が高いのですか?
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Q/Core 2 Duoの1.8GHzくらいと、ペンティアムの3GHzくらいだとどちらの方が能力が高いのですか? A/ベンチマークでは処理内容によっては、Pentium4が上回る場合もあるでしょうが、実質Pentium4に勝ち目は無いと考えますね。 相手が、Pentium Dなら別ですけどね。ベンチマークの結果をみれば、多少微妙な点もありますが、多くの項目で実質Core2が圧勝するだろうと判断できます。 まず、Core2がPentium4に対してどう違うかを考えましょう。 Core2はCore Micro-Architectureと呼ばれる技術を用いたプロセッサです。 系譜技術はBanias(初代Pentium M)でP6 Architectureから発展したプロセッサとなります。元々BaniasはPentium3の効率を高めると共に、Pentium4独自に命令形(SSE2)を追加したものでした。 これを、さらにシュリンクし拡張したのが、Dothanであり、それにSSE3とDualCoreそしてFSBの拡張を加えたのがCore、さらにSSE3+SuperSetの拡張とレジスタの拡張(64bit化、128bitSIMD)などを追加したのがCore2です。ここでCore Micro-Architectureという名前が付きました。 既に、Dothanの時点でALU/FPUのネイティブ処理は、FSBの弱さとSSE性能の低さを除き、Dothanが圧倒することがベンチマークでも比較されております。そして、Coreでは、マルチタスク/マルチスレッドでの性能もPentium4 670比較で上回るようになりました。 Pentium4は、P6と呼ばれるPentium3時代の技術ではなく、新しい手法を使ったプロセッサとして開発されました。当時は2001年頃でまだ性能は周波数で測っていましたから、インテルは周波数を引き上げることに執念を燃やしたのです。そして、Net Burst Micro-Architectureを開発したのです。これは、周波数を引き上げるために、処理工程をより細分化しています。 簡単に分かりやすく言えば、ミカン選別など大きさや品質を手で分ける場合に、一級品から最も悪いTクラス(20ステージ)まで分けるようにしたのです。 これまでは、10の区分でしたから、倍になりました。これを見分けるのは至難の技で、区分が多くなれば誰でも小さな違いを見分けるのが難しくなります。CPUも同じでミスが頻発するようになりました。ただ、周波数が極端に向上したので、しばらくはこれでしのげたのです。 只最後は、発熱と消費電力の問題から、それが出来ず最終的にCore2になるという道筋でしたが・・・強みは、SSE2という命令セットや64bit処理、加速化技術など先進技術でした。周波数比のSSE処理はPentium Mより高かったのです。また、64bit処理はCoreまでのプロセッサでは搭載していませんでした。そして、仮想プロセッサ技術を搭載し、さらに、FSBが高いというのも特徴でこれ故に、デスクトップはPentium4が君臨できたのです。 しかし、Core2は違います。FSBは1066MHzとPentium4以上に、SSE3はPentium4では搭載しない新しいセットを含むSSE3+になり、SIMD128bitに、64bit対応を行い、さらにはPentium4の分岐予測機能の強みを取り込み、DualCoreになりましたから、Core 2 Duo E6300でもPentium4 670シリーズと対等に渡り合える性能を目指して開発してあると言えます。 また、今後はSSE3+対応のソフトが増えるため、差が開くことも予想されます。 シングルタスク処理ではそもそも、Pentium Mの段階でPentium4の3,0GHzを上回る処理が多かったですので、欠点であるマルチタスクやSSE性能が高まれば圧倒するのは間違いなかったのです。 それが実現できた今、ほとんの項目性能はハードディスクやパーツ上の性能差がなければ、Pentium4の最上位と同等かそれ以上になるスペックのはずであり、それがベンチマークテストにおいても表れています。 以下の評価を全て参考にすれば、3GHzのPentium4相手ではそのほとんどの処理でCore2は圧勝すると考えることができるでしょう。同じコアで同じプロセッサ周波数の評価はなくとも、何の後継かを考え前世代から計算すれば評価は出せるでしょう。、 http://akiba.ascii24.com/akiba/column/latestparts/2006/03/03/660896-000.html http://akiba.ascii24.com/akiba/column/latestparts/2004/06/26/650315-002.html http://journal.mycom.co.jp/special/2004/dothan/ http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0714/tawada79.htm http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0829/tawada82.htm http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0323/tawada72.htm
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- Yeti21
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ベンチマークの比較を載せておきます。 http://journal.mycom.co.jp/special/2006/conroe/008.html どちらの能力が高いか?というのは結構難しい質問です。 何で比較するかによりますので、こっち!とはなかなか言えないですね。 単純な比較でデュアルの恩恵を受けなければ3GHzの勝利でしょう。 コアが違いますが、Core2Duoのクロックは40%増しで比較すれば良いと いうのが目安のようです。
お礼
ありがとうございました。
- Willyt
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#2です。付け足し(^_^;) マルチをやっていなくてもその夫々がHDとのデータのやりとりが多い場合は遙かに早い回路がHDのアクセス待ちになってしまいますから、3ギガの威力が出て来なくなります。またマルチをやっている場合にはHD待ちが多いとデュアルのメリットが出ません。 要するにHDの読み書きが主なジョブではどちらでも同じということになります。
お礼
ありがとうございました。
- Willyt
- ベストアンサー率25% (2858/11131)
デュアル回路が威力を発揮するかどうかは場合によります。マルチタスクをやっている場合には夫々の計算を別にやれますから効果が出ますが、一つの計算をやっている限りでは3ギガの方が二倍早くなるのは当然ですね。
- cooci
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1.86GHzのCore2 Duo E6300でもPentium Dの3.40GHz相当の性能があります。
お礼
ありがとうございました。
お礼
大変詳しい回答どうもありがとうございました。