こんにちは。
ANo.1さんのおっしゃるとおり、この質問に(正解を)答えられる方はいないです。数学に例えますと、色々な数値が一切分からないのに、答えを書きなさいというような質問ですね…
と書くと身も蓋もありませんから、健康保険の考え方を書かせていただきますので、貴方の収入や家族構成、扶養関係などを当てはめて推測してみてください。
健康保険には、大まかに分けて市町村が運営している「国民健康保険」と、会社が運営している「○○健康保険組合」、国が運営している「政府管掌保険」の二つに分けて考えられます。
○国民健康保険
・国民健康保険は、扶養という概念がありません。住民票の世帯ごとに、他の保険に加入していない方が一緒に加入することになります。
・保険料は、加入者が全員で払うことになりますから、何名かで加入される場合は、貴方の保険料はその中に含まれますので、分けがたいということになります。
・保険料は、
*世帯にかかる保険料額(定額)
*加入者数にかかる保険料額(加入者×定額)
*加入者全員の昨年の所得に定率をかけた保険料額
*地域によっては資産に応じた保険料額
の合計になります。しかも、市町村によって、定額の部分の金額や、所得にかける率がまちまちです。市町村によっては、保険料が2倍程度違う場合もあります。
・個人で健康保険を支払われる場合は「国民健康保険」になると思いますが、保険料は以上のとおり、貴方の年収と、お住まいの自治体が分からないと計算の仕様がないということになります。
○「○○健康保険組合」や「政府管掌保険」
・これについては、貴方がそういう保険に加入されている方の扶養になるということでしたら、保険料は不要です。
扶養家族になれる要件は、原則として同居の親族で、年収130万円以下の方です。
・貴方が自分で加入される場合は、月収に約8%程度をかけた金額が保険料で、それを労使折半で負担しますから、大抵の保険は会社が保険料の半分を負担することになります。つまり、貴方の保険料は、収入に4%程度をかけた金額が年間の保険料になるというのが目安です。
・以上を勘案して、比較してみてください。
大まかに言いますと、収入にもよりますが、大抵は、会社で加入される方が安くて済むと思います。
・なお、会社で保険に加入できる方は、国民健康保険に加入できません。つまり、貴方自身が、加入する保険を選べないことが多いですから、比較しても余り意味が無いとも言えます。
・比較して意味があるのは、退職されて、会社の保険の任意継続に加入されるか、国民健康保険に加入されるかを選択するときぐらいですね。
この場合は、任意継続の場合は会社の負担がなくなりますから、単純に言いますと、在職時の2倍の保険料を支払うことになります。その際は、比較してみる価値はあると思います。