- 締切済み
OMEGA(オメガ)アクリル風防の交換について
OMEGA(オメガ)スピードマスターを10年ほど前に主人が購入しました。 レンズがアクリルのためか傷かついているため交換を考えているのですが、 その際に傷の付きにくいガラスのレンズに交換って可能なんでしょうか? またその場合どのようなお店でどれくらいの金額がかかるのでしょうか? それから電池やベルトの交換は専門店や購入先ではなくてもやっていただけるのでしょうか? 詳しい方いらっしゃういましたらよろしくお願い致します。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- usihi
- ベストアンサー率26% (39/146)
こんにちは、オメガ(ロレックス)愛用者です。 私は1999年にアポロ月面着陸30周年記念モデルのスピードマスター・プロフェショナルを愛用しております。 子供と妻はスピードマスター・オートマティクを愛用中です。 (他に1961年ロレックスサブマリーナ、etc) >レンズがアクリルのためか傷ついているため交換を考えているのですが オメガスピードマスターは今から38年前、アポロ飛行士が月面へ到達した時に腕に付けていた時計(正確にはスピードマスター・プロフェショナルの方ですが・・)で有名なのですが、その当時はプラ風防しか技術的に製造技術がなく、現在のようなクリスタルガラスは使われていませんでした。 現在に至っても、強度に弱いプラ風防を使っている理由として、言うまでもなく、月面着陸当時のオリジナルをそのまま採用する事で、時計自体の価値観を維持しようと言う目的があります。 アクリル風防(プラ風防)の中心部にルーペ又は顕微鏡でしか見えないオメガのマークが刻印されています。 正規以外の物と交換されてしまいますと、時計自体の価値観が失われ、スピードマスター本来の良さすら失われてしまいます。 これはオメガに限らず、ロレックスなどでも同じ事が言えます。 時計の価値を下げてもいいのであれば強度の強いガラスに交換は可能ですが、私的には研磨に出される事をお勧めいたします。 プラ風防の研磨であれば、数千円で研磨してくれますよ・・・。
- t-zosan
- ベストアンサー率53% (31/58)
はじめまして。 自分も長年のスピマス愛用者ですので、ある程度のアドバイスが可能かも知れません。知っている限りでぜひ記させて頂きます。 まず確認して欲しいのですが、ご主人のスピマスは自動巻きですか?(外観の目安はケースの直径が38ミリ前後です) それとも手巻き、つまりプロフェッショナルですか?(こちらは40ミリほどの大振りな直径です) プラスチック風防は、大多数のプロフェッショナル以外に、オートマチックにも採用されているモデルがあるため、手巻きかオートマチックかだけでも確認をしてみてください。 手巻きのプロフェッショナルを前提に申しますと プラスチック風防が採用されたのは、NASAの宇宙計画(宇宙・無重力)で使われるための考慮ではありません。元々このモデルはファーストモデルが出た'50年代から現在までプラスチック風防です。‥と言うより、当時ならどんな腕時計でも(ロレックスでも)プラスチック風防だった事でしょう。逆に言えば、他メーカーがサファイアガラスを積極的に取り入れる中、スピマスプロは'65年にそのままの仕様でNASAに採用されて今日まで規格を変えずに生産され続けている偉大なモデルだと言えます。(これは時計好きの間では有名な話しですが) さらに、プラスチック風防はキズが付いても磨くことでキレイに出来ます。歯磨きコを少し風防に塗って、タオルなどでキュッキュッと何度か磨いてみてください。細かくとも軽いキズなら直ぐにキレイになりますよ。それでも深いキズが残って気になるようでしたら正規輸入元のスウォッチジャパンに交換に出す事を考えると良いでしょう。 また最近は、プロフェッショナルにサファイアガラスを採用したモデルが出ています。おおよその情報ですが、ケース側の風防をはめ込む箇所の構造は変わっていないようですので、物理的にはプラスチック風防からサファイアガラスに交換する事は可能のようです。 ただし、自分も経験がありますが、プラスチック風防ですら専用工具と作業者のかなりの器用さが必要です。実際に風防パーツを入手して試しましたが自分では出来ず、手馴れた知人に依頼に出したほどです。そういう構造上、もし街の時計店に頼んでサファイアガラスパーツが入手できても、正常に装着(交換)できるか疑問を感じます。 また、スウォッチジャパンに修理として出して、元々プラスチック風防だったモデルにサファイアガラスを装着してくれと依頼しても実現するか疑問です。 これに関しては、宜しければ参考URLのサイトに相談されると良いと思います。たぶん国内でスピマスに精通する最高の管理人さんです。なんとかしてくれるかも知れません。 金額ですが、パーツ代を含めてだいたい1万円前後ではないでしょうか。(個人への依頼の場合です) さて、オートマチックモデルだった場合ですが こちらはプラスチック風防で日付表示が無いスピマス・オートマチックと、日付表示が有るサファイアガラス採用のスピマス・オートマチック・デイトやスピマス・オートマチック・デイデイト等とは構造や形状が異なります。 それぞれのモデルに合った風防ガラスのメンテナンスや交換をお考えください。 金額は、正規店でもやはり1万円前後ではないでしょうか。 最後に、電池交換やベルト交換ですが まず機械式でしょうから電池交換は無いです。厳密にはスピマスにも'70年代に電池式モデルが出ていますが、ご主人は10年ほど前に(たぶん新品で?)購入との事ですし、マニアでもない限りそれは無いと思います。 オーバーホール(OVH)の場合は正規店では大きな交換部品が無ければ45000円前後だっと思います。かなり高いイメージですが、スピマスのような精密な機械式のクロノグラフでは2~3年に一度のOVHとしては相場の額だと思います。それより安価を望まれる場合は、個人でOVHを受けられる時計店を探してみてください。ネットでも色々出ていますので。 ベルトは、ステンレス製ベルトの場合、ご主人のスピマスの年代に関わらず3~6万円の定価になると思います。革ベルトでも純正ならそれなりに2~3万円はするでしょう。中古を探すのも手です。 プロフェッショナル用のステンレスベルトは、確か1171というベルトであればなんとか2万円以内でオークション等で入手可能です。 革ベルトの場合、尾錠(ベルトを留める金具)にオメガ製を望まなければ、街の時計店で数千円から選択されると良いと思います。 ベルトの取り付け部分(フラッシュフィットの間隔)が合うものを選択してください。プロフェッショナルは20ミリ。オートマチックは18ミリだったと思います。 以上、先のhallisさんのご回答も含め十分参考にされると良いと思います。 では、健闘をお祈りしています!
- hallis
- ベストアンサー率27% (331/1213)
私もアポロ計画でNASAの公式時計として認定された云々と表記されているスピードマスターを持っています。 無重力の宇宙船の中でガラスの風防が割れてしまうことを想定してアクリル(プラスチック)の風防が採用されたのでしょう。 私の場合、米国のケミカル・メーカである3M社から出ているクリーナーを使っています。本来の用途はオープンカーの幌に付いているリア・ガラスの代わりの透明なアクリル部分のスクラッチ消し用の研磨剤です。 深い傷でなければ綺麗になりますよ。最初はイヤなジャリジャリという音を生じますけど。。。 風防の縁の金属部分を研磨しないように注意する必要がありますが、心配ならあらかじめマスキングすれば良いでしょう。 購入先は東急ハンズで、商品名はたしか「#38017 プラスチック・クリーナ」だったと思います。 スピードマスターだと電池交換はないと思いますが定期的なオーバーホールは必要です。機械式時計を長持ちさせるには宿命です。 購入先でなくともまがい物でなければ大抵は受け付けてくれるはずです。 ベルト交換はスピードマスターの場合ちゃんとしたお店でないと脱着しにくい場合があるのででキズを付けられる恐れがあります。スピードマスター取り扱いのあるお店でのベルト交換をおすすめします。