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イギリス往復:マイルが貯まるマイレージカードはどれ?
こんにちは。マイレージカードを作りたいのですが、システムが複雑で理解できず困っています。私の状況に合うマイレージカードについて、少しでも情報を教えていただけたらと思っています。どうぞ宜しくお願いします。 まず私の状況です。 まだ先の話ですが、1年後にイギリスに1年間留学する予定です。家族が遊びに来ることも含めると、1年間で最低3往復分の航空券を買うことになります。また、現地では様々な支払いをカードで払う予定です。留学後も何回かイギリスを往復する可能性があります。 そこで、以前から気になっていた「マイレージカード」を新しく作ろうと考えています。 普段の買い物でも溜まるマイレージカードにして、これから留学までの1年間、日本でもマイルを貯めたいです。 ここで、質問が2つあります。 1つは、上記の程度のカードの利用だと、果たして入会金・年会費の元を取れるだけの利益はあるのでしょうか。 例えば、マイルを貯めるためには、提携の航空会社を使わなければいけないと思うのですが・・・その都度一番安い格安航空券を探してマイルを気にしない方が得になるのでしょうか?周りにはマイレージカードを使っている人がいないので、どのくらい得するものなのか私にはよくイメージできないのです。 もう1つの質問は、上記の状況に合うマイレージカードは、どの会社のものが良いでしょうか。 お手数ですが、渡航まではまだ時間があるのでお時間のある時で結構ですので、どうぞ教えてください。よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは、私は現在8つのマイレージプログラムに参加してマイルを貯めています。私も最初は右も左も分かりませんでしたが、貯めているうちにだんだんと勝手が掴めてきて、効率良くマイルを貯めて有効に使えるようになりました。 質問者さんがおっしゃる「マイレージカード」とは、カードそのものというよりいわゆる「マイレージプログラム」全体、もう少し専門的な用語で言えば"Frequent Flyer Program (FFP)"のことを指しているのだと拝察します。 初めての方とのことなので少し詳しく説明したいと思います。その分長文になってしまいますが、興味をお持ちになったところから拾い読みして、分かってきた段階で改めてじっくり読んでいただければと思います。 1. FFPとは何か FFPはアメリカン航空が世界で最初に始めた顧客サービスで、搭乗距離に応じ顧客に無償航空券(特典航空券と呼ばれることが多い)を還元するシステムです。搭乗距離はマイル単位で計測されることから「マイレージ」「マイレージプログラム」の名称が定着しています(*1)。 顧客の搭乗実績の管理ができること、顧客を囲い込むための強力なツールとなることから、今では世界の大手航空会社の大半が導入しています。 もともとは「飛行機に乗った分を航空券で還元する」というシステムでしたが、他企業との提携を通じて今は「クレジットカード利用分も加算できる」とか、あるいは「航空券でなく品物と引き換えられる」といったように、日常生活に入り込んだ総合的なポイント還元システムに発展しているのが実情です。 クレジットカード利用で貯めるのもFFPの一部ですから、仮に「マイレージカード」の語が「クレジット機能つきのマイレージプログラム会員カード」であったとしても、FFPと別物ではなくあくまでFFPの一要素ということになります。 FFPでマイルを貯める方法は今や多岐に亘りますが、主なものとしてはまず「飛行機の搭乗」と「クレジットカードの利用」とがあります。どちらをメインに貯めるかはお好み次第です。 クレジット機能なしの会員カードであれば入会金や年会費はかかりませんが(*2)、クレジット機能付きカードでは年会費がかかります。後ほどまた詳しく述べますが、年会費の元が取れる利用額の目安は年間で30~50万円程度です。 クレジット利用額からマイルへの換算は「100円→1マイル」というプログラムが多いのですが、一部これと異なる設定もあります。 それからもう一つの「元がとれるか」、すなわち「安いけどマイルは貯まらない航空券を買う」と「マイルは貯まるけど高い航空券を買う」との選択ですが、乗継ぎ便を含めて日英間を運航している航空会社はほとんどがどれかのマイレージプログラムに加算可能です。 敢えて言うなら「安いけど希望に合わないプログラムでしか貯められない航空券」と「希望に合うプログラムに貯められるけど高い航空券」の選択ということになるでしょう。 2. プログラムの選択 質問者さんの状況ですといくつかの候補を挙げることまではできますが、一つには絞りにくいです。候補のうちどのプログラムを選んでもそれなりにはマイルを貯められますし、いったん貯め始めると提携のある航空会社を自然と選ぶように変化していきます。(これこそが航空会社の意図する「囲い込み」ですね) プログラム選択におけるポイントは主に3つあります。一つ目は「獲得マイルの有効期限」、二つ目は「提携航空会社」、三つ目は「加算の割合と、特典交換に必要なマイル数」です。 (1)獲得マイルの有効期限 ここが一番重要なポイントです。いくらマイルが貯めやすくても、有効期限が短くて貯めるそばから失効するのではいつまでたっても特典航空券に手が届きません。 日系2社のプログラムはこの部分の規定が非常に厳しく、いずれも「獲得の翌々年の12月31日で失効」と定めています。すなわち最長3年のうちに特典航空券に届くだけのマイルを貯める必要があります。 ただし質問者さんのケース(年一度程度の日英間往復、現地費用の多くをカード支払)であれば、期限までに特典航空券に十分届くと思いますので、日系会社のプログラムを選んでもよいでしょう。 これに対し北米系航空会社のプログラムは有効期限の規定が緩く、無期限か実質無期限です。実質無期限というのは「何らかのマイル加算か減算があったら、その時点から36か月後を新たな期限とする」といったもので、貯め続ければ無期限になるというものです。気長に貯められるので、日本在住の人にも人気があります。 欧州系は会社により、無期限/実質無期限/期限ありの3種類が混在しています(*3)。 (2)提携航空会社 大手航空会社は近年、相互に提携して巨大なグループ(アライアンス)を形成するようになりました。このようなグループとして世界には現在、"Star Alliance", "SkyTeam", "oneworld"の3つがあります。これらのグループ内であれば一般に、相互にマイルの加算や特典航空券の利用ができます。(個別の提携により一部、グループ外の会社でもマイル加算や利用ができることがあります) この関係をよく理解してプログラムを選ぶと効率的にマイルを貯めることができます。極端な話、普段よく利用する航空会社以外のプログラムで貯めた方が有利になることも珍しくありません。 三大グループの主な会社は以下の通りです。 ●Star Alliance 日欧線を持っている会社としては、ANAのほかにスカンジナビア、ルフトハンザ、オーストリア航空、スイスインターナショナルなどがあり選択は幅広い。本国乗継ぎならアシアナやシンガポール航空も選択に入ってくる。北米ではユナイテッド、USエアウェイズ、エアカナダがメンバー。 ●SkyTeam 日欧線のある会社はエールフランス、KLM、アリタリア。本国乗継ぎなら大韓航空、アエロフロートも入ってくる。航空券が安い会社が多い。北米ではノースウエスト、デルタ、コンチネンタルがメンバー。 ●oneworld 日欧線があるのはブリティッシュエアウェイズ(以下BA)とフィンエアー。本国乗り継ぎならキャセイパシフィックも入ってくる。北米ではアメリカンがメンバー。JALはここへの加盟が内定している。 日本-イギリスの往復であればどのグループのマイレージプログラムを選んでも、それなりにマイルが貯まるように利用便をアレンジできます。選択は利便性志向なのか安さ志向なのかで決まってくるでしょう。 (3)加算の割合と、特典交換に必要なマイル数 行き先が同じ特典航空券であっても、プログラムによって必要マイル数は異なります。例えば日本-欧州エコノミークラス往復特典航空券の場合、ANAのANAマイレージクラブだと5万5千マイルで交換できますが、ユナイテッドの"Mileage Plus"だと7万マイルです。(8万マイルという回答がありますが、ここで示した例のように8万とは限りません) ただし必要マイル数だけで決まるかと言うとそうではなく、マイルの加算率(*4)も同時に考慮しなくてはなりません。つまり「2万マイルで特典航空券に交換してくれるけど、区間マイルの半分しか加算してくれないプログラム」と「3万マイル必要だけど、区間マイルの100%を加算してくれるプログラム」の比較なら、明らかに後者が有利です。両者のバランスで考えなくてはならないということです。 必要マイル数の多い少ないをここで全て述べることはできません。候補が絞れたら各航空会社のWebサイトを見て、ご希望の特典航空券に何マイル必要かざっと掴んでおくことよいでしょう。 3. プログラムの選択 上で述べた各グループにおける、私なりのお勧めのプログラムは以下の通りです。最後は質問者さんの生活スタイルと好みでお選び頂ければと思います。 ●Star Alliance ・ANAマイレージクラブ(AMC) 日本の航空会社ということもあって情報が入りやすく、また提携企業が多いので日常生活の中でも貯めやすくできています(イギリスに行ってしまうとこの部分のメリットはあまりなくなりますが)。 一方、前出のようにマイルの有効期限が獲得翌々年の12月31日までと短い点に注意が必要です。また加算率が悪く、エコノミークラス正規割引運賃だと区間マイルの70%、包括運賃(格安航空券やツアー)ですと50%です。 特典航空券交換の必要マイル数は少なめで、例えば日欧間のエコノミークラス特典航空券は5万5千マイルで引き換えられます。クレジットカード利用中心で貯めるならこの点は好都合です。 ところで質問者さんは学生さんですよね? であればクレジットカードを作る際「ANAカード学生用」[1]を選ぶことができます。在学中は年会費無料で、利用額に応じて貯まるポイントをマイルに変換する際の手数料もいりません。利用額100円あたり1マイルの換算率は、一般の(学生用でない)ANAカードと同じです。 ですからクレジット機能付きカードを作っても「元がとれるかどうか」という心配は無用で、とにかく使った分だけマイルを上乗せすることができます。 AMCではStar Alliance加盟会社のほか、ヴァージンアトランティック航空(アライアンス非加盟)搭乗分も貯められます。うまいこと日英間の便がありますから、その分選択肢が多くなります。 ・ユナイテッド"Mileage Plus" Star Alliance系では上記のANAマイレージクラブと並んで人気があります。日常生活で貯める機会はAMCより少ないのですが、英国に行ってしまえば大差なくなります。 獲得マイルの有効期限が実質的にないこと(貯め続ければ無期限)、マイルの加算率がよいこと(ほとんどの場合100%)であるのもメリットです。ただしその分、特典交換に必要なマイル数はやや多めです。 クレジットカードでマイルを貯めることも可能です。こちらも学生用カード(セゾンUAカレッジカード)があり、在学中年会費無料です。ただし利用額からマイルへの換算は200円で1マイルとANAカード学生用に比べると悪くなります。 利用額からマイルへの換算率をあげる方法として、年会費5,250円の「マイルアップ・メンバーズ」という制度が容易されています。これに参加すると100円で1.5マイルに換算率がアップします。 ただANAが既に「年会費無料で100円=1マイル」なので、100円あたり0.5マイルのために年間5,250円を払うかは判断に悩むところです。年間で30万円程度以上使うなら「マイルアップ・メンバーズ」に参加してもよいと思います。 ●SkyTeam ・ノースウエスト航空"WorldPerks" SkyTeam加盟会社には大韓航空やアエロフロートなど航空券の安い会社が多いので、値段重視なら有力な候補となります。またSkyTeam会社ではありませんが、これまた航空券の安いマレーシア航空搭乗分の加算も可能です。 SkyTeam会社のプログラムは他にもありますが、値段を重視した場合によく使われる大韓航空の格安航空券が加算対象外になっていることが多いので、SkyTeam系での実質的な選択はこのWorldPerksに絞られてくるでしょう。マイル加算率は多くの場合100%です。 貯めやすくて人気のあるプログラムなのでその分特典航空券の予約が取りにくいのが難点です。またクレジットカードは発行していますが、「100円で1マイル貯まるが年会費が10500円のカード」と「年会費は1575円だが200円で1マイルしか貯まらないカード」しかなく、クレジットカード利用中心で貯めるのには不向きです。 ●oneworld 正直なところ、お勧めと言えるプログラムが思い浮かびません。アメリカン航空の"AAdvantage"やカンタス航空の"Qantas Frequent Flyer"がマイルの有効期限が長くてよいのですが、BA便エコノミークラスの加算率が25%しかないのでなかなかマイルが貯まりません。 乗継ぎでフィンエアーを使えばもう少しよい加算率になりますが、乗継ぎ便を使うくらいなら最初からStar Alliance系やSkyTeam系の便を選んだ方が良いです。「BAの直行便がある」以外にoneworldを積極的に選ぶ理由はないと思います。 マイル加算条件が悪くてもBA直行便を利用したい場合の参考に、BAとキャセイパシフィックのマイレージプログラムを紹介しておきます。 ・ブリティッシュエアウェイズ"Executive Club" 自社便搭乗時・他社便搭乗時ともエコノミークラスの加算率がとんでもなく悪いです(ほとんどが25%)。またBA便を一定以上のランクの航空券で利用した実績がないと入会すら認められないなど、正直申し上げて勧められるプログラムではありません。提携クレジットカードも日本では出していません。 ただしマイルの有効期限は「最終の加算または減算から36か月で失効」なので、貯め続ければ無期限です。 (プログラム名は「BAマイル」ではないです) ・キャセイパシフィック航空"Asia Miles" どうしてもBA便を利用される場合は、キャセイパシフィック航空の"Asia Miles"で貯めたほうがよいです。BA便の加算率は多くが50%です。貯めたマイルでJAL便の特典航空券にも交換できます。近距離線の特典航空券は必要マイル数が割高ですが、遠距離線ならリーズナブルです。例えば日欧間エコノミークラス往復の特典航空券の必要マイルは6万です。(5001-7500マイルの区間の往復) クレジットカードは日本出は出していません。 ●三大グループ非加盟会社 ・ヴァージンアトランティック航空"Virgin Flying Club" アライアンスに参加しない自主路線のためどちらかと言えば「隠れた存在」ですが、なかなかの実力です。もちろん自社で日英線を持っていますし、ANAとも提携があるのでANA搭乗分も貯められ、ANA便の特典航空券にも交換可能です。 東京-ロンドンのエコノミークラス往復の特典航空券は6万マイルと、比較的少ないマイル数で交換できます。マイルの有効期限の規定も緩く、最後の加算または減算から36か月と規定されているので、これも実質無期限です。 ただし日本ではクレジットカードを発行していません。(AMEXカードで貯めたポイントをマイルに移行することはできます) ・JALマイレージバンク ひたすらJAL便を利用する場合の唯一と言える選択で、かつそれ以外の場合には適さないプログラムです。 提携会社はいくつかあるのですが、エコノミークラスでの日欧間往復はほとんどが加算対象外にされています。例えばBA便は「エコノミークラス普通運賃以上から加算(割引運賃は加算対象外)」、エールフランス便は「日本-パリ間のエコノミークラスは加算対象外」で、他社便利用では実質的には貯まりません。 航空提携グループ"oneworld"への加盟が内定しており、加盟が正式に発効すればフィンエアー便の加算対象への追加やBA便の加算条件変更があると予想されますが、いかんせんBAはマイル加算条件がケチなので貯められるようになっても加算率は低く設定されるでしょう。 加算率は正規割引運賃で70%、包括運賃は50%です。クレジットカードにはこちらも学生用のカード(JALカードnavi)があります。在学中は年会費無料で、「元がとれるか」の心配は同様に無用です。100円の利用で1マイルの換算率もANAカード学生用と同じです。 欧州系航空会社のプログラムは、Virgin Flying Clubを除いてちょっと候補になりにくいです。 BAは上で述べた通りエコノミークラス利用だと全然貯まりません。エールフランス&KLMの"Flying Blue"は悪くないのですが、それよりは"WorldPerks"が優ります。ルフトハンザほかの"Miles and More"はマイルの有効期限の規定が厳しく、特典航空券に必要なマイル数も多めです。日系か北米系から選ぶことをお勧めします。 【まとめ】 私なりの結論は以下の通りです。 「なるべく直行便を使いたいが、場合によっては値段重視で乗り継ぎ便にするかも」 ANAマイレージクラブかMileage Plus どちらも学生用カードを活用 「ひたすらJALの直行便を使用」 JALマイレージバンク これも学生用カードを活用 「BAの直行便を使用」 Asia Miles (BAのExecutive Clubはダメ) クレジットカードについては妙案なし 「乗り継ぎ便でもよいので、価格重視」 WorldPerks (クレジットカードも併用できるがオマケくらいに思ったほうがよい) [1] http://www.ana.co.jp/amc/reference/anacard/st_card/index.html [2] http://www.saisoncard.co.jp/lineup/ca042.html [3] http://www.jalcard.co.jp/navi/summary/ *1 少数派であるがキロメートル単位で計算するFFP(フィンランド航空"Finnair Plus"など)や、独自のポイント制で計算するFFP(イベリア航空"Iberia Plus"など)もある。 *2 オセアニア系などで一部、入会金を徴収するプログラムもある。 *3 主な航空会社のマイルの有効期限は以下の通り。 <欧州系> 無期限 アリタリア"Club MilleMiglia" 実質無期限 エールフランス&KLM "Flying Blue"、ブリティッシュエアウェイズ"Executive Club"、ヴァージンアトランティック"Virgin Flying Club" 期限あり ルフトハンザ/スイスインターナショナル/LOTポーランド/オーストリア"Miles and More"、スカンジナビア"Eurobonus"、フィンエアー"Finnair Plus" <北米系> 無期限 ノースウエスト"WorldPerks"、コンチネンタル"Onepass" 実質無期限 アメリカン"AAdvantage"、ユナイテッド"Mileage Plus"、デルタ"SkyMiles"、USエアウェイズ"Dividend Miles"、エアカナダ"Aeroplan" <アジア系> 無期限 大韓航空"Skyapss"、アシアナ"Asiana Club" 期限あり シンガポール航空"KrisFlyer"、タイ国際航空"Royal Orchid Plus"、キャセイパシフィック航空"Asia Miles" *4 区間マイルに対する加算マイルの割合を「加算率」などと呼んでいる。
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- yesucanjp
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確かに判りにくいですよね。結論から言うと、 1)英国を含めた欧州が、今後も旅行先のメインなら、欧州の航空会社のマイルメンバーになる。 2)クレジットの支払いが年60万円くらいまでなら、買い物でマイルを貯めようとは思わず、ゴールドカードも作らず一般カードにする。 では、以下にまとめると、 1)何度も飛行機に乗ってくれるお客さん用に、『フリークエント・フライヤー・プログラム(略称FFP)』というサービスを実施している。 これを、一般に『マイレージプログラム』と言っています。 航空会社によって、呼び名は色々です。ユナイテッド航空なら、『マイレージ・プラス』、ブリティッシュ・エアウェイズなら『BAマイル』。 飛行機に乗る度に飛行距離や搭乗クラス(エコノミーやビジネスといったクラス分け)で、マイルが加算されます。 このFFPプログラムの会員になるだけなら、航空会社は、自分の会社の飛行機にどんどん乗って欲しいので、入会金、年会費は不要です。 もちろん、航空会社が会員カードを発行してくれますが、無料です。これを仮に『マイル口座』とでもしておきましょう。 2)買い物やホテル宿泊などでもマイルを貯めたい、という欲が出てくると、航空会社とタイアップしたクレジット会社にクレジットカードを申し込みます。 これが、agenda2005さんが、『FFP』と『マイルカード』がごっちゃになっている部分です。 毎月の支払い金額に応じて、1)で作ったマイル口座に『ショッピングマイル』が加算されていきます。 クレジットカード種類、ゴールドだとか、一般カードだとかによって、1000円あたり何マイルになるか?は違ってきます。 さて、本題。 1)貯まったマイルで、日本-英国間の無料航空券を貰おうとすると80,000マイル必要。これは日本-英国間を約6往復しないといけない。無料航空券を貰うのは大変でしょう? 2)年間の搭乗回数や搭乗マイルが増えてくると、上級会員に移行できます。すると同じ距離を乗っても25%増しとかでマイルが付くのでどんどん貯まり始めます。 3)日本の航空会社だと格安航空券は実際に飛んだ距離(実航マイルといいます)の半分くらいしか付きません。 4)日本の航空会社のマイレージ会員は、36ヶ月でゼロになります。欧州や米国系の航空会社なら36ヶ月の間に1度でもマイルの加算があれば、その時点からまた36ヶ月有効になります。 5)そこで、マイルを提携しているクレジットカードを作って、携帯電話の支払いとか何かしら買い物をすれば、その時点でマイル加算が発生するので、貯めたマイルが無効になることは無い。 お分かりいただけましたか?
お礼
yesucanjpさん、大変わかりやすいご説明ありがとうございました。 ご指摘いただいたように、『FFP』と『マイルカード』を混同しておりました。使用状況の違い別のアドバイスが特に役立ちました。これから色々吟味して申し込もうと思っています。どうもありがとうございました。
- h2goam
- ベストアンサー率27% (213/786)
マイレージカード?とは何の事でしょう? FFPの会員カード? FFPの提携クレジットカード? FFP会員になるのは通常会費不要です。 FFPの会員になる場合、交換特典の海外航空券やアップグレードを希望ならマイルの期限の甘い米系の会社(スターアライアンスならUA、チームスカイならNWかCO、ワールドならAA)国内線やエディその他の特典希望なら日系を選んでください。 FFPの提携クレジットカードはUAのセゾンカードのマイルアップメンバー(有料)が1000円で15マイルと業界トップクラスの加算率です。
お礼
No2の方がご指摘くださったように、『FFP』と『マイルカード』を混同しておりました。わかりにくい質問で申し訳ございませんでした。 アドバイスどうもありがとうございました。とても助かりました。
お礼
お礼を申し上げるのが大変遅くなってしまい申し訳ございませんでした。 大変わかりやすく、まとまったご説明、本当にありがとうございます! とてもきれいに整理・要約していただき、とてもお時間もかかったと思います。ご親切にありがとうございました! いただいた情報を元に色々吟味しまして、先ほど「ANAカード学生用」の資料請求をしました。 とても助かりました。ありがとうございました。