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楽器を演奏するときに階名をイメージしますか?
自分は管楽器を演奏しますが、階名をイメージしないと吹けません。 もしかして、不利なのではと、最近考えてます。 みなさんは、どうなのか教えてください。 自分の場合、譜面を使う場合には、次のとおりです。 譜面で「ド」と読む。「ド」のフィンガリングを指に命令する。 音を出すと同時に頭の中で「ド」の音程を歌う。(瞬時にやりますが。) なお、半音の場合、自分で勝手に決めたものをイメージしてます。 (B♭だったら「ハ」、E♭だったら「ボ」) 譜面を使わない場合、階名がイメージできない曲は 指に命令が出せないのでアウトです。 知人に質問すると、階名はイメージしないそうです。(以下回答例) ヴァイオリンの人(アマ):いちいちイメージしてたら、速いフレーズに対応できない。(楽譜の音符(高さ)と楽器で指を押さえる場所が直結してるらしい。) ピアノの人(音大卒):同時に発音する音が多いので、イメージしない。 自分でも、カラオケで歌を歌うときは、メロディーはもちろんイメージしますが、 階名はイメージしません。そんな感じで演奏できるのですか? どんなキーでも演奏できる人はこんな感じなのでしょうか? 参考になるかわかりませんが、固定ドですが絶対音感はありません。
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ピアノやキーボードを弾いています。固定ド,絶対音感ありです。 私の場合,simanさんに近いような気がします。かなり固定ド唱法を意識しています。やっぱり,一時ソルフェージュをしていた影響かなあ。 相当速いフレーズでも,たとえばショパンのスケルツォ第1番のコーダの部分に出てくる24+39連符(だったかな)も,頭のどこかで「ミ♭レファミ♭レドシ♭ラソ…」という言葉が鳴っていることがあります。 さすがにグリッサンドではドレミは意識しませんが。 ただ,詳しく言うと,固定ド唱法だけが意識されているわけではなく,鍵盤上の位置と,指の動きと,譜面上の音符と,ドレミと,実際の音の響きが,ほとんど同時進行的に意識されているように思われます。 さっきのショパンのように速い場合や,両手の和音のように発音数が多い時などは,実際に弾いている時はドレミは意識の水面下に沈んでしまっていることが多く,あまり出てきません。しかし,今こうやってパソコンに向かっている時のように,演奏していない時に曲を思い出そうとすると,ドレミが浮かび上がってきます。 CDを聞いていてもドレミで聞こえることは多いですが,必要に応じて(意識の持ちようによって)出たり引っ込んだりしてくれるので,そんなに邪魔になると思ったことはありません。 嬰ハ長調の「ドレミの歌」の歌い方もsimanさんと同じです。「ミ」と歌いながら「ファ」のキーを弾くわけです。これは管楽器だと混乱のもとかもしれません。指使いが関わってきますから。 ただ,「ド」と「ド#」と「ド♭」とでは,同じ「ド~」と歌っていても,その発音が微妙に違う気がしています。 といっても,実際に口に出して歌うと,発音としては同じ「ド」なのでしょうが,頭の中では微妙に母音の発音を変えているつもりになっているようです。(どう変えているかと聞かれると困りますが) これをもっと徹底させると,コダーイのドディレリ唱法になるのでしょうが,そこまできちんとはやっていません。 なので,「(ナチュラルの)ミ~」と歌いながらファを弾くのは抵抗がありますが,「ミ#~」と歌いながらならオッケーです。simanさん同様,多分に和声学の影響が入っているとは思いますが。 といいつつ,#や♭が8つ以上の調(たまに記帳上の都合で,一時的に転調した箇所などで出てくる)になると,頭の中で7つ以下の調に置き換えて唱えています。 たとえば,ショパンの軍隊ポロネーズの中で,「嬰ト長調」(#が8つ)で書かれているところがあるのですが,一旦暗譜してしまったあとは,変イ長調で歌っています。なので,たまに譜面を見ながら弾くとちょっと戸惑ったりします。
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- blue_leo
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>ヴァイオリンの人(アマ):いちいちイメージしてたら、速いフレーズに対応できない。(楽譜の音符 >(高さ)と楽器で指を押さえる場所が直結してるらしい。) ベースを弾きますが私はこのタイプが一番近いですね。 管楽器って具体的になんでしょうか? フィンガリングと書いているのを見るとオーボエのような連続的な音が 出せるものではないと思いますが。 トランペットだったら瞬時とはいえそのような段階を踏まないと発声できなければ セルゲイ・ナカリャコフのような早いハッセージは無理じゃないでしょうか? 具体的、実際的に不利だと思ったことはあるんですか? スピードにおいつけないなど。
補足
こんにちは。補足させてください。 管楽器の種類は、アルトサックスです。(経験2年) ジャズのアドリブを勉強中です。コード進行にあわせてアドリブで鼻歌をうたう場合はいろんなフレーズが思い浮かびます。 階名をイメージすることが不要なので、フレーズを生み出す作業に専念できている状態と解釈しております。 ところが、楽器を吹いてアドリブをとるとフレーズにつまったりします。 階名をイメージすることにCPUパワーを何%か、いや、かなり奪われている状態と解釈しております。
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お礼
詳しいご回答ありがとうございます。(puni2さんは、専門家ではないということですが、すごい人もいるもんですね。) 速いフレーズでの階名イメージ、試しに自分でやってみたら、途中でメロディーのイメージだけになってしまいました。修行が足りてません。 興味深かったのが、 >「ド」と「ド#」と「ド♭」とでは,同じ「ド~」と歌っていても,その発音が微妙に違う~ というところです。自分の場合、臨時記号がついた場合、区別の必要からドからシ以外の1文字を充てているのですが、(今思うと邪道だ。) 「そういう方法があるのか」と思いました。 質問文には「臨時記号がついた場合どうしているのか」について触れてませんが、疑問に思っていたところでした。 絶対音感を持つ人の悩みについてどこかのサイトで見たのですが、とある人の場合、「曲を聴いているときに、階名がまとわりついて、うっとおしくてたまらん。」というのがありました。絶対音感ってあるならあるで大変だなぁ、と思っていたところ、puni2さんの場合、 >CDを聞いていても~必要に応じて~(階名が)出たり引っ込んだりしてくれる~ とあり、驚きました。 お礼というより感想に近くなってしまいました。ありがとうございました。