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クールなクラシック♪
こんにちは☆ 今回はクールなクラシックでいきたいと思います。皆さんが思うクールな曲って何ですが? 教えて下さい!
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こんにちは。 私の場合, ・都会的で洗練されている ・盛り上がりがあってもよいが,それが叙情的でなく冷静で理性的 ・ちょっとジャズの影響があったりする といった感じのイメージを持ちます。 他の方とはちょっと違っているかもしれません。 --- まずは,やはりみなさんと同じくフランス音楽からです。 ☆ドビュッシー 夜想曲 「雲」「祭」「シレーヌ」の三曲で構成される管弦楽曲です。 ひんやりとした質感の夜の音楽です。二曲目はちょっとした盛り上がりがありますが,終わりには再び静まり返ります。三曲目の「シレーヌ」は海の精のことで,遠い水底から響いてくるような女声によるヴォカリーズ(母音のみによる歌唱)が印象的です。 ☆ラヴェル ピアノ協奏曲 (特に第2楽章) まさに都会的という言葉がぴったりくるようなかっこいいピアノ協奏曲。ジャズの影響もあります。同系統ではガーシュウィンのピアノ協奏曲へ調の第2楽章なんかも,個人的には「cool」という感じです。 ジャズつながりと言うことで,アメリカの作曲家の作品をひとつ。 ☆コープランド 静かな都会(Quiet City) 彼の作品は,以前,「ロデオ」や「ビリー・ザ・キッド」をオススメした事があります。基本的には陽気な作風の人ですが,この曲はオーケストラとトランペットの静かなソロによる小品で,とても涼やかでかっこよい作品だと思います。 続いては,個人的にとてもクールな作曲家だと思うストラヴィンスキー。 といっても,「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」のいわゆる三大バレエが作られた原始主義時代ではなくて,その後の新古典主義時代のものです。 とても理性的に(悪く言えば計算ずく?)構築されているという印象があり,私にはそれがクールというイメージと結びつくようです。 曲目としては, ☆三楽章の交響曲,交響曲ハ調 ☆協奏曲 ダンバートン・オークス あたりをまず思い浮かべます。 もうひとり,バルトーク。 ハンガリーの民族性全開の熱い作品や演奏もたくさんありますが,それを極めて強い理性で蒸留したような非常に純粋な作品もあり,それらはとてもクールだという印象があります。曲としては,次のようなもの。 ☆弦・打楽器とチェレスタのための音楽 ☆ピアノ協奏曲 第1番~第3番 (こちらも特に緩徐楽章である第2楽章) ハンガリー系の指揮者の演奏ではなくて,サロネン,ブーレーズといった指揮者のものだとよりその傾向が顕著だと思います。
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>皆さんが思うクールな曲って何ですか? 『クール=かっこいい曲w』でしょうかね... 。いくつかのバッハの曲と、いくつかのバッハ以前の作曲家の曲にも、『かっこいい』は多いと思いますよ。 バッハですと、チェンバロ協奏曲(BWV1052)、ヴァイオリン協奏曲(BWV1043)、プレリュードとフーガ(BWV535)などはいかがでしょうか。 初期バロック、ルネッサンス、中世の作曲家たちも、かっこいい曲をたくさん創っていると思います。 マショー、オケゲム、バンショワ、ブリューメル、コーニっシュ、ジュズアルドの曲はとてもかっこいいと思います。 もし、一度もお聴きになっていらっしゃらないのならば、教会内での演奏会に参加してみてはいかがでしょうか。 その場合例えば、マショーを日本人中心のアンサンブルで楽しみたい場合は、以下のアンサンブルをお薦めいたします。 ヴォーカル・アンサンブル カペラ Cappella トピックス - 新着情報とお知らせ - http://www.cappellajp.com/tokyo/body.html ヴォーカル・アンサンブル カペラ マショー「ノートル・ダム・ミサ」(抜粋) http://www.cappellajp.com/mp3/machaut_01_Kyrie.mp3 http://www.cappellajp.com/mp3/machaut_10_Felix.mp3 (mp3をストリーミング再生が出来ない場合は、右クリッ クで一旦、ファイルをローカルに保存してみてください) # 今回のご質問の趣旨は、『アンケート』ではないと思い ますので、回答者様の、曲選びの参考として回答いたしました。
お礼
マショー「ノートル・ダム・ミサ」ですかぁ!初めて知りましたぁ☆ クールビューティーって感じですね!とても心地よいです! ありがとうございました。
- zephyrus
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「クール」とは何ぞや(笑) 涼しい、爽やか、冷たい、かっこいい、などという言葉が浮かんでくるので、 まあ、情熱のほとばしりを前面に押し出すものではない、内に秘めたもの、 内に秘めて表面上は冷静に見えるもの、という基準を仮に設けてみました(笑) これにあてはまりそうなものは、やはりフランスの音楽が真っ先に浮かびます。 プーランクもふさわしそうですが、 ここはドビュッシー最晩年の三つのソナタで代表しておきます。 ・チェロ・ソナタ ・フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ ・ヴァイオリン・ソナタ ソナタとはありますが、いわゆる古典派風、ドイツ風なソナタではありません。 また、ラヴェルがしばしば懐旧的な音楽であるのにひきかえ、ドビュッシーは未来的で、真の革新者という感が深いです。 いずれも不規則で即興的、繊細優美な曲たち。クールだと思います。 もう一つ、武満徹のピアノ曲。 ・「遮られない休息」「ピアノ・ディスタンス」「フォー・アウェイ」など。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HHN6 音楽がより自然の音に近づいているって言いかたをしてもいいんでしょうか。 自然界にある音を選り抜いて聴かしてもらってるって受けとめ方です。 ただし、実際にある音を描写しているわけではありません。 何と言えばいいのか、庭の音、星のまたたきの音、 あるいは夜自身、水自身が持っている音(水のしたたりとかではなく)、 空間の隔たりが持っている音、「時」自身の音(時計が刻む音ではなく)。 私にとってクールな音楽です。 以上、きわめて個人的な感想であることは付記しておかねばなりません。
お礼
ドビュッシーの曲に ・チェロ・ソナタ ・フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ ・ヴァイオリン・ソナタ なんてあるんですね!ピアノ曲などしか知らないもので・・・。 ドビュッシーの曲は大好きです!何と言うか純粋で耳に残りやすい曲だと思います。 未来的ソナタなんですね☆是非聴いてみたいです。 武満徹さんですかぁ! 「鳥は星型の庭に降りる」が好きです☆アシュケナージさんの指揮で初めて聴きました。N響アワーで放送されていましたよね(^ー^) 武満さんの曲は音楽が自然の音に近づいているんですね!そういう曲も興味あります! 武満さんの現代音楽聴いてみたいと思います。 ありがとうございました。
- ADEMU
- ベストアンサー率31% (726/2280)
クールといって思い出すのが、「寒い」ということなので、 ヴォーン・ウイリアムスの交響曲第7番(南極交響曲)です。 最後の吹雪の中に消えるシーンはまさに「寒い」です。
お礼
ヴォーン・ウイリアムス 「交響曲第7番(南極交響曲)」 ですね!南極交響曲という題がついてるんですね!! 興味深いです☆ >最後の吹雪の中に消えるシーンはまさに「寒い」です。 吹雪ですかぁ!ほんとに寒さが伝わってきます(^^) ありがとうございました。
- nabayosh
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クールって、ものすごく難しいテーマなんですよ。 曲自体はホットでも演奏がクールだったり、 逆にクールなはずの曲をホットに演奏してたり。 アメリカ人が"Oh, it's cool!!"とかいうようなイメージのクールな曲というのは、ちょっと思い当たりません。 普通に涼しいなあと思う曲としては…… ●ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」 ドビュッシーは、印象派の音楽と言われていて、当時の主流だったロマン派がホットな音楽をやっていたのに対して、熱くならないで楽しむというタイプの作曲家です。 絵を鑑賞して盛り上がる、なんてことがないように、絵を鑑賞してしみじみと感じる、みたいな感じです。 一応、牧神の午後をおすすめしておきますが、どちらかというと、けだるさを出した曲なので、クールでもないかもしれません。 ●サン・サーンス クラリネット・ソナタ クールというと、人の声はあたたかいし、金管楽器はやかましい。弦楽器は頑張りすぎるところがあるし、ピアノもあまり和音が多いと熱くなってしまうし……ということで、こういう時は木管楽器、クラリネットの出番です。 このサン・サーンスのソナタは情感もありますが、それに溺れて演奏すると失敗してしまう、難しい曲です。知性がないと、という感じですね。クールさが求められる曲だと思います。 クールというと、(個人的には)どうやらフランスと管楽器というイメージが結びつくようですね……。
お礼
フランス音楽はたいていクールなものが多いようですね!ロマン派はホットですね(^▽^) ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」 私もこの曲、1回聴いたことがあるのですがそれ以来聴いていないので今度じっくり聴いてみます☆ サン・サーンス 「クラリネット・ソナタ」 ほほぉ!!クラリネットですかぁ!クラリネットの音好きです(^▽^) クラリネットはクールな音を出しやすい楽器なんですね☆ 知性がないと難しい曲なんですね。頑張って聴いてみたいです。 ありがとうござました。
こんにちは ≪飽くまでも私の独断で≫ ■ドビュッシー:ベルガマスク組曲より「月の光」 「夢」「プレリュード」「沈める寺」「アラベスク第1番」「美しき夕べ」「亜麻色の髪の乙女」「ノクチェルヌ」など。 ■Beethoven:テンペスト 同じ :月光 ■サティ:グノシェンヌ ■ヘンデル:私を泣かせてください これは不思議にも、落ち込んでいるときにも、そうでないときにももちろんですが、落ち着きますね、大好きな曲です。クールに思えるときもあるということで(笑) ■Bach:シャコンヌ Pianoでもバイオリンでも。 ■Ravel:亡き王女のパヴァーヌ これもPianoでもオケでも。
お礼
「月の光」ですかぁ! 確かにクールかもしれないですね^ー^ あとは「夢」「プレリュード」「沈める寺」「アラベスク第1番」「美しき夕べ」「亜麻色の髪の乙女」「ノクチェルヌ」 ですね!私もこの全部の曲好きです☆ 「アラベスク第1番」は練習中です! 次に 「テンペスト」「月光」ですかぁ! テンペストも嵐という意味がありますが言われてみればクールですね!月光も冷ややかな風が吹いているみたいなクールさを感じます。 「グノシェンヌ」 この曲もクールですよね!少しアラビア風な・・・。 「私を泣かせてください」 これは癒し系の曲ですよね☆mikosさんはクールに思える時があるんですね♪今度じっくり聴いてみます! 「シャコンヌ」 ヴァイオリンberを聴いたことがあります!カッコイイというかクールな曲ですよね! 「亡き王女のパヴァーヌ」 この曲がクールというのは少し以外でした! じっくり聴いているとクールに聴こえるかもしれませんね(^▽^) ありがとうございました。
お礼
ドビュッシー 「夜想曲」 「雲」「祭」「シレーヌ」の三曲で構成されているんですかぁ☆面白いです!いかにもクールって感じだと思います。 「シレ-ヌ」は海の精なんですね!また可愛らしい(^▽^)是非聴いてみたいです。 ラヴェル ピアノ協奏曲 (特に第2楽章) 都会的クールですかぁ!どんな曲か分かりませんが聴きたいです(^^) コープランド 静かな都会 静けさに満ちた都会って感じでまさにクールって感じです!ジャズ系はあまり聴かないので機会があれば聴いてみたいです! バルトーク 弦・打楽器とチェレスタのための音楽 ピアノ協奏曲 第1番~第3番 ですね☆ バルトークの曲って聴いたことがないんです(汗) 1度聴いてみたいと思っていたのでこの紹介くださった曲を聴いてみたいと思います! ありがとうござまいした。