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漢字かな交じりの書の規定について教えてください!
おどれ字など、どう処理をすればよいか。 文字の切れ目をどう扱うか。 一行の文が長い時の表現の仕方。 行頭、行脚、行間は揃えるべきか? など、ご回答いただける方が思う「規定」を教えていただきたいと思います!! 自分は大学でこの勉強をし始めたのですがまだあまりよく理解できていません。 どうか皆様のお力をお借りできたらと思います。 ご回答宜しくお願いいたします! 詳しく教えていただけたら凄くうれしいです。 お早めにご回答いただけたら幸いです!!
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諸先生が書いてあるので詳細にしませんが、常に筆脈と連綿を頭において書いてください。 筆脈とは・・・・文字画の終筆(収筆)から次の文字画の始筆につながる筆の流れの事です。擦れてもかまわないので次の画へ筆を運んで(送筆)下さい。 連綿とは・・・・文字の終筆(文字の最後の画)から次への文字への最初の画への繋がりの事(目には見えない)。もし擦筆になってもかまわないから文字の終筆から次の文字への始筆へ運筆(送筆)して下さい。 揮毫したときの全体のバランスを見て、次に書く時に注意をしながら書くのです。このとき、最初に潤筆(筆に墨を含ませる)したら文節文章の最終まで運筆(送筆)すると流れが見えてきます。そうして次の文節の始筆へ筆を入れる。 もし潤筆が足りない時は硯の陸部分で少し潤筆して下さい。念を押しますが、画数の少ない文字は太めに書く、画数の多い文字はやや細めに書きます。多少大きくなるので行間を考えて書いて下さい。 色紙は別だが、半切・連落又全紙のような大型の和紙の場合は、筆の構えは立ち膝か、立ってかがみ腰を安定させて、筆はやや前方に倒して筆鋒がやや、くの字になるように使う。(分かるかな?)(^・^) 兎に角、今までの教えを考えいろいろ実行する事です。先輩はそれを実行してきたのです。 出きる事なら揮毫した作品を拝見したいものです。苦心して当たり前の積もりでやりぬいた者にだけ集大成がある。
質問者さんは、読売書法展に出品する予定はありますか? でしたら、漢字仮名混じり(読売系列では「調和体」と呼びます)には、暗黙の規定があります。 調和体は草書は禁止、くずし字は行書です。 誰にでも読めるように書くことが条件で、連綿も2文字まで、と制限されています。 以上を破ると入選・入賞は不可能です。 もし読売系の方でなかったら蛇足になるのですみません・・・。
- daisensei
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文字の表情などは、その詩や文あるいは言葉によって、力強くしたり、丸文字のようにしたり、細い線で書いたりと工夫が必要でしょう。 文字と文字の開け方は「読むように」と言えば分かりやすいでしょう。感情を込めてその詩や文章を読むとき、自然に「間」というものが出来ますが、その間を書くときにも紙面に現せばよいということです。 もちろん、これは一つの方法であって、他にもいろいろな工夫が必要でしょう。 行頭・行脚・行間を揃えるか揃えないかは、どちらにした方が効果的かを書いてみて決めればよいと思います。 「漢字かなまじりの書」はこうでなくてはならない!という規定などは無いのです。試行錯誤の繰り返しによって、そういうことをクリアーして行かれるのがよいと思います。
お礼
ありがとうございます! 専門家さんにお話が聞けてとてもうれしいです。 自分で一生懸命学びたいと思います。 また機会がありましたら是非お願いいたします!