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糖尿病の父(子供の頃から遠視です)の白内障の手術のリスクについて
父(70歳)が今日、眼科の検査で両眼とも白内障であるといわれ 手術を勧められました。 もともと、糖尿病だったので3ヶ月ごとに眼底検査をしていたのですが 今回、検査が半年あいてしまい、初めて言われたそうです。 子供の頃から、遠視で色盲のようです。(遠視は子と孫に遺伝しています) この様に、もともと目の病気を持っている父にとって白内障の手術は 他のかたの手術より、リスクがありますか? 糖尿病は、もう30年近くなりますが、1日2回食後に薬を飲むだけで、 特に食事を制限したことはありません。 ウォーキングの後、毎朝の食事前の血糖値は、110から180という事です。 アドバイス、よろしくお願いします。
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眼科医です。 現在私のところでは、白内障の手術を毎週10人、年間で500人弱手がけています。 ほとんどが眼内レンズ挿入して手術時間は正味10分くらいです。 痛くなかったと言って頂いてます。 患者さんは70代を中心に50代から90代まで、また強度近視の人も遠視の人も もちろん糖尿病の方もいらっしゃいますが、ほとんどの方に眼内レンズ挿入可能です。 ただし糖尿病で、これから光凝固療法を予定している方やその他の合併症が有る方には、眼内レンズを入れない場合もあります。 この場合は手術後は分厚い眼鏡かコンタクトレンズにして、治療終了後に二次挿入手術をすることもあります。 ご相談者のお父様が軽度の遠視やコントロール良好で網膜症の出ていない糖尿病なら、一般の患者さんとして上記の眼内レンズ挿入術を施行可能でしょう。 3日目にはもう眼帯も外しますが、そのときには裸眼で1.0前後出ているはずです。 ただし糖尿病網膜症その他の眼底の病気があると術後も視力が出ないことはあります。 これは術前の検査である程度は予想可能ですので、主治医から事前にお話があると思われます。 なお糖尿病のコントロールはヘモグロビンA1Cという血糖値の平均値が最も目安になります。 これが6.5%以下の数値のまま30年間なら合併症は出ていないと思われますが、現在の空腹時血糖だけでは何とも言えません。 白内障の手術に対する疑問は、眼科の主治医に直接よくお聞きしてみることをお勧めます。
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- hubble
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内科医です。 白内障に限らず糖尿病の患者さんが手術になる場合には、糖尿病の経過を診ている内科医に、手術が可能か否かのコンサルトが来ます。 糖尿病の患者さんが手術に臨む場合には、現在の糖尿病のコントロール状態( unyakoさんが書かれた様に、ヘモグロビンA1cと血糖で現在の糖尿病のコントロール状態がわかります )、網膜症、腎症等の微小血管障害の状態、虚血性心疾患や脳血管障害に代表される大血管障害の有無等から手術の可否、注意点を手術を担当される医師にお返事を致します。 escada39さんのお父様が、30年来の糖尿病で、経口血糖降下剤を服用されている様ですので、ある程度の合併症が存在する可能性は否定できません。 そのあたりの事を内科と眼科の主治医の先生にお聞きになっていただければ安心して手術を受けられる事と思います。 食事療法と運動療法は糖尿病治療の大原則ですので、これは必ず内科の主治医及び栄養士の方にお聞きになってください。
お礼
内科の先生からのアドバイスありがとうございます。 毎日調べる血糖値を基準にしているようで、 高ければ歩き、低ければ安心して、お酒の量が増える。 お酒は止めるつもりがないようですが、 眼の事を考えると本人も少しは反省するでしょう。 内科の主治医の先生にも相談する様伝えます。 大変参考になりました。ありがとうございました。
お礼
眼科医の先生からのアドバイス、ありがとうございます。 とても、参考になりました。 半年ぶりに検査に行ったら、若い先生が担当になって、 今まで言われた事がなかったのに、今回、両眼とも白内障であるといわれ、 手術の話が出たということで、家族であせってしまいました。 以前の白内障の手術についての書き込みを読んでいきながら 手術はそれほど怖がる事はないと知りましたが、 果たして糖尿病プラス遠視の父は・・・と気になり質問させていただきました。 今までずっと検査に行っていたのだから、今までの経過はカルテにあるだろうし、 新しい若い先生が担当になっても大丈夫ですよね。 色々な疑問は、直接聞いてみることにします。 unyako先生、ありがとうございました!