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アメリカ人の感覚
私は今、大学でアメリカのことについて学んでおり、その中で自身、数年前から疑問に思っていたことなのですが、「日本に比べてアメリカははるかに障がいを持った人たちにとって暮らしやすい」と、書籍や様々な方々から教わり、知りました。実際にアメリカの障がいを持った方々に対する福祉制度は日本の数段上をいっています。また私は、困った方に対して手を差し伸べることに、アメリカ人は長けているという概念を持っています。 日本人である私はそれらの事柄に影響を受け、小さなことでも良いからと、例えば電車やバスの中では障がいを持つ方やご老人などに積極的に席を譲っています。 しかし、席を譲るという行為に対し、「恥ずかしさ」を感じる面もあります。原因は、その行為後の周囲の雰囲気の変化によるものと、もしくは私が席を譲る行為を100%当然と思わないから周りの目を過度に気にしてしまうため、であるかと思っています。 そこで質問です。勝手ながら条件・具体例を限定させていただきますが、 実際にアメリカの方々は『電車やバスの中で障がいを持った方、ご老人、病人、妊婦さん等の方が居た場合、「どのような心持ち・感覚」をもって席を譲るのか、もしくは譲らないのであれば何をもって譲らないのか』 をお答えして頂きたいです。どうぞ何らかの知識をお持ちの方、アメリカ在住の方や滞在の経験のある方、または同じような経験をお持ちの方など様々な方からの意見や事実を宜しくお願いします。
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私の経験ですと、参考にならないと思いますが、米国での主な交通機関は、車です。実際アメリカにいたときバスを使ったときは、何度もありましたが、田舎町では、席を譲るほどの利用客がいませんでした。ですから、席を譲る必要が無い。一方、大きな都市ですと、バスは所得階層の低い人たちがヨク使用します。私も貧乏学生でしたので、良く使用しました。ここでは、確かに譲り合いが行われていました。若い連中が譲ります。おじさんも譲ります。深くなんか考えません。譲られた方も、にっこり、サンキュー!で終わりです。また、車両も、10年前の話ですけど、バスは全車エアーサスペンションで、車椅子の人は誰でも利用できる車両を投入していました。これが、ホントにすぐ乗れてしまうように、設計されているんです。その代わり、一般座席には、笑えるぐらい金がかかっていません。また、バスの乗り換えも、一回までなら、初乗りの時、乗り継ぎ!と運転手に言うと、チケットをただでくれます。話が飛びましたが、結論、席を譲るのは、自分が譲った方が良いと考えたので、譲る。相手が、にっこり、ありがとうって言ってきたら、いいんだよ、そんなことは、ノープロブレムって言う。断ってきたら(ほとんど断られた事ないですが、次ぎ降りるからいいんだよ、と言われた事あります)、それでは、と私が座り続ける。周りの人は、別に何も思ってはいない。これが私の在米経験でやっていたし見た事ですし、感じた事です。
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- IXTYS
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こんにちは。 私は65才の男性です。 これまで、海外出張で約50ヶ国を訪問しました。 その際、多くの家庭に招かれました。 国のいかんを問わず、男性はこうあるべきだという家庭でのしつけが厳しい家庭ばかりでした。 質問者さんは、日本はダメだと思っておられるように感じます。 しかし、個人個人のしつけは家庭が責任をもってやるべきものです。 それも、父親の役割だと思います。 私が勤務していた会社でも、『付き合い』で、毎晩『午前様』になることを誇らしくいう上司がいました。 副社長になられましたが、離婚もされました。 この年になると、家庭円満が最高の財産です。 この年で『ガン』の宣告も受けました。 そんなに長くは生きられません。 ですから、毎日を悔いのない日々にしたいと思っています。 これから社会人になった子供たちにも積極的にアドバイスをしていこうと思っています。 残された日々は限られているからです。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 50カ国、ものすごい数の国々を渡っていらっしゃいますね。 別段、日本がダメだ!と思っているわけではないのですが、なんというか、アメリカへの羨望もあったのかもしれません。 しつけの問題は、自分自身が切に感じています。今、アルバイトという身で社会に出て、なんとかやっていけるのも親が自分をしつけてくれた部分が非常に大きいと思っています。 それだけに、近年の男女平等の理念を元に共働きが増え、親と子が接せずにしつけられない、という懸念を持っています。自分が親の立場になったら、なんとか自分が、もしくは相手が仕事を諦めて家で子と接してあげたいです。 IXTYSさん、今後ともどうぞご無理をせず、しかし我々若者世代にご指導のほど宜しくお願い致します。
- t78abyrf9c
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↓を読んで頂くと、欧米人の基本的な感覚が理解出来ると思います。 (貴方が抱く「恥ずかしさ」の根源も見えてくると思います。) http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002046.html http://www.kt.rim.or.jp/~igeta/gr00/mk/01.html http://www.josuikai.net/josuikai/21f/main53-1.htm 要するに、「個人」のあり方が正反対なのです。
お礼
ありがとうございます。早速読ませていただいております。 特に阿部氏の考えには前々から多少なり興味を持っていて、「日本社会の二元的構造」は興味深く読ませていただいています。 >「個人」のあり方が正反対 その視点で、色々と考えてみたいと思います!
男の人は小さいときからレディーファーストを教えこまれてるし、それが当たり前の環境だからじゃないかな。 女性が重い荷物を持って階段を上ったり、下りたりしてるだけでも全然知らない通りがかりの人が当たり前のように手伝ってくれます。もちろん女性に限らず男性にも手を貸します。 不自由な人に席を譲るような心配りは、アメリカが人権についてとても敏感なことも関係あるかもしれません。 アメリカではこれが公衆のマナーなんだと思いますよ。
お礼
ご意見ありがとうございます! 「環境」ですか。だとしたら日本でそのような環境を作るには大きな努力が必要になりますね。 >アメリカが人権についてとても敏感なことも関係あるかもしれません なるほど!確かにアメリカは日本と比べても人権を尊重する、というより当たり前のことだと受け止めているようですし、それともカンケイがあるような気がします。
お礼
貴重なお話、ありがとうございます!そうですか、まずは誰しもがバスや電車を利用すると言うのではないのですね! お話を聞くと、比較すると日本人はシャイなのでしょうか。 何にしても、やはりアメリカの方々は助け合いの面でのやりとりがとても素晴らしいと思いました!