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上階の足音の悩み
今年の1月にマンションを購入しました。 入居後、すぐに上階の足音に悩まされてしまいました。 子供の走りまわる音がかなりの音で聞こえています。 管理組合発足後、組合で問題を投げかけたところ かなりの住民が上階の音が気になるようでした。 ちなみに上階の足音(子供が走りまわる音)は 私の下階の家でも聞こえています。 上階の方も一緒に問題に取り組んで頂いており、 特別お子さんが暴れまわっている様子もありません。 そこで組合を通し売主に対応を求め 売主にも音を確認して頂きましたが測定では正常な範囲であると判断されましたが、体感音はそれ以上と認識 して頂き、今年の8月に私のところで試験的に工事をして頂くことになりました。 工事の内容は私の家の天井にグラスウールを敷き詰める ということでした。2週間くらいで工事を終えて現在入居しておりますが、工事の効果がそれほど感じられません。 マンションの仕様としてはスラブ厚200mm,2重天井、2重床でフローリング(LL45)と標準的な仕様です。 今週末に再度工事後の音の測定をしますが、おそらく 測定値は正常であると判断されてしまいそうです。 今回の対策(天井にグラスウール)以外になにか よい対策があれば教えて頂きたいと思います。
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#5です。 マンションの遮音に従事しており、このようなケースは非常に悩ましい問題です。 今回のようなケースの対応は売主や施工会社により様々です。床の改修は、二重床をはがして、改めて施工しますので、天井の改修に比べ費用がかさみます。 解体した物の再利用はしたくないですし(住人側)、床の改修だと、下地や仕上げ材(フローリング)など天井に比べて高くつきます。天井に使用される石膏ボードはとても安いです。今回の場合、最も安価に出来、「対策をしました!!」といえそうな天井の改修を選択されたのかなと思いました。 参考までに床の性能向上では、制振材というアスファルト系のシート材を使うことが多いです。
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- dai0911
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マンションなどの音に従事している者です。 子供の跳び跳ねなどは重量衝撃といわれます。 物(金属物など)の落下などを軽量衝撃といいます。 重量衝撃はコンクリートの躯体性能(スラブの厚み、柱間の梁ピッチなど)で遮音性能が決まってきます。 辞書を曲げにくいのと、新聞紙を曲げやすいのが厚みと梁ピッチの関係です。コンクリート構造で剛性を持たせたものもありますが。 一般的な二重床では躯体性能を1ランクほど(5dB)悪くし、一般的な天井(仕上げ100くらい)でも悪くなります。 重量衝撃は、二重床→躯体→躯体面から階下に放射→天井の影響を受け、階下に伝播します。 天井での対策も打てますが、限界もあります。グラスウールは高周波数(125Hz~)には効果ありますが、重量衝撃の63Hzではあまり効果は期待できません。 また、防振天井には防振ゴムが使用されますが、ゴムのバネと天井面の石膏ボードの重さのバランスで効果を発揮するものです。 手軽な工事として、GW敷きこまれたと思われますが、一番効果の期待できるのはやはり床かと思います。 上階の床の改修が手っ取り早いと思います。 (躯体はいまさら変えれないので)
お礼
御回答ありがとうございます。 いろいろみてみるとやはり私の悩みについては 床側で工事をしてもらうべきだったようですね。 (上の方の協力も得られている状態だし) 事前に勉強していれば工事の方法についてもう少し 売主と折衝できたかと思うとやや悔やまれます。 売主はベストの対策だと言い切っていますが その根拠は曖昧です。(なぜdai0911さんや、一般論として床側からの対策が有効だという説が多い中で 天井から工事したのか) 上の階の方は音について購入の際、何度も確認をしているので躯体の性能がどうなのかも含め もう一度よく調べ今後の対応を考えたいと思います。 ありがとうございました。
- taka0507
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考えられる対処法 防振吊り子 亜鉛鉄板t0.3+GB-Rt9.5+(吸音材t25)+GB-Rt9.5 で幾分軽減できます。 グラスウール敷込よりは効果があります。 逆に上階音が気になり出したら室内に音源を配置するのも試してみてはいかがでしょうか。(BGM、TV、ラジオ等)
- mineokachan
- ベストアンサー率69% (9/13)
天井内にグラスウールを入れるということはグラスウールで音を吸音していることになります。 例えば重い布団の中でいくら叫んでも遠くの人には聞こえないのと同じ状態です。 しかし,2階の足音というのは固体伝達音と言って 物を伝って発生してしまう音です。 例えば,発生源のものが硬ければ硬いほどより大きく感じることになります。 上階はフローリングということなので,スプーンを落としたりする音も硬いものと硬いものとがぶつかるので,伝わってしまいます。 こういう伝わり方の音はグラスウールを天井内に敷き詰めるだけではたいした対策にはなりません。 上階のフローリングをじゅうたんにすればそれなりの効果が現れるのですが,そうは簡単にはできないみたいですね。 しっかりと対策を行うのであれば,もう1重天井をつけるとそれなりに音は軽減されます。 その際,吊り木は防振吊り木といって,上の階の固体伝達を軽減するショックアブソーバーみたいなものがあるので,それを使用すると効果がより現れます。
- esezou
- ベストアンサー率37% (437/1154)
180virgoさん、こんにちは。 遮音は重量と思ってください。 天井(裏)に入れられる重さには制限があります(天井板落ちます)ので、敷いてあるだけと思います。これではほとんど遮音しないのも当然です。2重床側に対策するのが本筋と思います。業者を変え、検討されるのが良いでしょう。防音で検索すれば、業者名、知識ともわかりますよ。
お礼
esezouさん丁寧なアドバイスありがとうございます。 工事後の音の測定をしましたがやはりN値という計測値では工事前と変化なく、売主としては誠意をみせて 切り上げようとしています。 上階(音源)の方のほうが参ってしまい、大人の歩行音が聞こえる(グラスウールをいれても)こと自体おかしいとマンション理事とも意見が一致し、御指摘のとおり業者を検討しようと思います。 ありがとうございました。 ちなみに敷いてあるだけというのは厚さどのくらい なのでしょうか?t=50mmと結果報告を受けているのですが。
補足
esezouさん、御回答ありがとうございます。 実は当初の工事は上階の床からということだったのですが天井の工事のほうがしやすいような話で結局私の家の天井を工事した次第です。 ちなみにグラスウールは玄関と浴室を除き全箇所に (約73m2)32Kを入れています。 今度売主が測定に来たときに上階からも再度工事を依頼できるか聞いてみます。 施工業者についても再検討をします。 ありがとうございました。
- tuu_chan
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当方は一軒家でプランニング中ですが、2階の床下の板にネダノンと言う合板を使用しその下に24kgのグラスウールを100mm詰める予定です。 元々この合板は耐震性と床鳴り防止がメインのようですが、遮音性もあるようです。 同規格でのモデルハウス(築2年)で見学した時、2階で他のお客さん(子供連れ)が歩いていましたが、足音は聴こえませんでした。 グラスウールのみでは遮音性は私も期待できないと感じますが、北海道在住ですのでグラスウールの密度(24kg)と厚さは本州とはまるで違うと思うので、何とも言えませんが。
お礼
なるほど。 当初床から工事するといっていたものが 天井からになった理由はこれですね。 みなさんからのアドバイスをもとに売主に 天井側からの工事の根拠を聞いたらはっきりとした 回答は得られませんでした。 もう一度話し合う機会はありそうなので 参考にしたいと思います。 ありがとうございました。