魔夜峰央さんの「アスタロト」は魔界の悪魔や天界の天使が出てきます。アスタロトは魔界の最上級悪魔で四大実力者のうちの一人です。クトゥルー神話なども話に入ってきてます。
また、同じ作者の「パタリロ!」の22巻・23巻にも、アスタロトが登場しています。「ソロモンの指輪」などの魔法の話やローマ法王(だったかな?)の魂争奪戦の話なども入ってます。
あしべゆうほさんの「悪魔(ディモス)の花嫁」は、ギリシャ神話の世界で太陽神アポロンの友達?で「夜の神のようだ」と謳われたディモスという美青年(神様だったかも…)が、双子の妹のヴィーナスと愛し合ったために黄泉の国へ落とされ悪魔となり、人間界で様々な畏怖を撒き散らします。基本的には人間の欲望につけこんで、道を誤らせる、といった感じでしょうか。「パタリロ!」などよりもはっきりした1話完結です。天使もたまに登場したりしますが、有名な天使ではないですね。ギリシャ神話の神々もたまに出てきますが、人間や幽霊、何かの化身・怪物などが多く出てきます。
高橋美由紀さんの「天を見つめて、地の底で」はルシファーに唆されて天界を追放された天使が、人間を好きになる話ですが、色々怖い事件があります。
また、日渡早紀さんの作品に「アクマくんシリーズ」があります。魔界の貴公子アクマくんが、人間界で暮らす話です。後期の絵が上手くなってきた頃の作品に「ブラックミニオン」というものがありますが、これに確か大天使ミカエルやガブリエルが出てきます。でも、見かけだけですね。天使や悪魔をよく研究して描いた訳ではなさそうです。
今思いつくのは、こんなところです。