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鬱病に食事療法やサプリメントは有効なのでしょうか?
わたしは鬱病を患って一年と十一ヶ月・・2年弱になります。だいぶよくなって仕事への 復帰の予定も見えてきました。 ところで、わたしは病気の初期の頃から、鬱病患者には割と有名な「うつ病ドリル」の サイト(http://server343.dyndns.org/utu/)の記述に従って、 ・プロテイン(トリプトファンとフェニルアラニン)の摂取 ・ビタミン類(C、B6、B12)の摂取 ・DHA、EPA(オメガ3脂肪酸)の摂取 ・イチョウ葉エキスの摂取 を行なってきました。 全く同じではありませんが、同じ様な療法は 「『うつ』を克服する最善の方法」(生田 哲 著 講談社+α新書) にも書かれています。 こちらは ・ビタミンの摂取 ・ミネラルの摂取 ・メチオニンの摂取 ・トリプトファンの摂取 ・オメガ3脂肪酸の摂取 ・低GI食品の摂取 となっています。 「うつ病ドリル」の方法は最初の内は効果があったと思います。 しかし、わたしは薬も併用しているので、その効果だったような気もしています。 そして、暫く後、病状は低迷状態へ陥りました。 現在もこの療法は続けていますが、結局現在の良い状態に至ったのはメンタルクリニック から処方された薬で ・デプロメール(SSRI)(以前はトレドミン(SNRI)だったが変更した) ・パーロデル(ドーパミン受容体刺激剤) の二つのように思えます。この薬に飲むようになって劇的に改善しましたから。 果たして、鬱病に対して食事療法やサプリメントは有効なのでしょうか? 特に気になるのは、脳血液関門の存在です。 食事療法・サプリメントで摂取した物質は、消化系を経由して血液中に入り、血液の流れ にのり、脳へと向かいます。 しかし、ここに脳血液関門があり、この関門は、脳に達せさせるものと、そうでないもの を選別します。 前述の食事療法・サプリメントで摂取したものは必ず脳の中枢部に到達するのでしょうか?
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#3です。 >後は、栄養状態を整えた時に、その栄養素が脳まで届くのか--脳血液関門(BBB)の存在が気になります。 話題(?)の「うつを克服する最善の方法」と同じ著者ですが、こちらは読まれましたか? 心の病は食事で治す(生田哲著) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569640737 「同じ著者か?」と思うほど、マイルドな書き口です(笑)。 初版は半年ほど前なだけなんですけどね。 この本には「遊離アミノ酸は速やかに吸収される」「脳と体の神経ネットワークにすばやく組み込まれる」との記述がありました。信憑性はわかりませんが・・・。 また、この本の3章にはアミノ酸の効果がいろいろと書かれており、その中でも気になったのは「MAO阻害薬(抗うつ剤など)と一緒にとってはいけない」と記載されていたことです(この場合、これらのアミノ酸を含む『食品』から採らねばならないようです)。神経系の薬と、サプリは原則として併用してはいけないようです。 また、カフェインはアドレナリンを増やして結果としてフェニルアラニンを浪費させるので採ってはいけないとか、アルコールは急激に血糖値をあげる(その後の急落につながる)ので原則やめるべきであるということも書かれています。 また、軽い運動は血糖値を安定させる効果があるのでやるべき、だということです。 この本を読んでいると、さまざまなファクターがありひとつでも欠けると台無しになってしまうようで、栄養療法といってもただサプリを採っていればいいというものではないようです。
- kuroiso
- ベストアンサー率13% (35/257)
私の主治医は数年前に伺った時、どんなサプリメントを飲んでも効果は無いと、キッパリ言われました。それでも藁をもすがる思いで、楽天市場などから、色んなサプリを摂取してますが、いまだに効果を得られた実感は無いです。まだ気休めに飲んでますが・・・。余談ですが、厚生労働省のお役人方が、サプリを買うお金を国民全員が新薬開発費用に回してくれたらと、テレビでサプリを否定されてました。 でも質問者様は劇的に改善されて良かったですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。
補足
>私の主治医は数年前に伺った時、どんなサプリメントを飲んでも効果は無いと、キッパリ言われました。 うわっ、バッサリですね(苦笑) ところで、それは精神疾患だけを言ったんでしょうか、それとも病気全般でしょうか? わたしの先輩で「ローヤルゼリーを飲むようなってから調子がいいし、徹夜も結構耐えられる」とおっしゃった 方がいましたが、プラシーボ効果? とてもそれだけでは無いように思えました。 因みに、質問文にあげておいた「うつ病ドリル」の方は、9年患っていたうつ病を45日で直したそうです。 (http://server343.dyndns.org/utu/contents/flame_3.html) この方の場合、うつ病自体の研究に熱心で、なんでそんな方が鬱病にというぐらいの情熱で鬱病を研究なさって ご自分独自の治療方法に到達したようです。 その辺りの積極性や情熱、逆にマイナス思考や諦観などの個人差ってやっぱりこの病気の回復についての影響を 否定できないのかも知れませんね。 回答者の方が、よいお薬、よいサプリにめぐり逢う事を祈っています。
#3です。 本題に戻ります。 質問者はご自身がサプリによる治療を実施したうえで、効果が無い(弱い)と感じておられるようですが、割と本格的な栄養療法を実施している以下のクリニックのサイト(よく調べておられるようなのでご存知かもしれません)にこのようなことが書いてあります。 東京メディカルケアセンター http://www.yaesu-clinic.jp/guide/nourishment_treatment.html ・栄養素は、至適濃度でなければ適切な作用を示さない。 ・栄養素は単独では採用しない そのため、このクリニックでは血液検査をして欠乏している栄養素に対する最適なサプリの投与量を決定すると言うことです。私も、今度血液検査を受けに行きます(栄養療法を実施するかどうかはまだ決めてません。サプリも高いようですし)。 過剰な栄養を補充しても普通なら余分は排出されるだけだと思います。憶測ですが、うつ状態に陥ってホメオスタシスの低下している体では、この機能が低下しているのじゃないでしょうか。だから、ぴったりの栄養分を取らないと駄目。という風に考えています。 うつ状態から回復し、ホメオスタシスが向上すれば栄養療法はやめても大丈夫になるのだと思っています(受診しないと断言はできませんが)。 ちなみに、離脱症状につきご助言いただきましてありがとうございます。 離脱症状のつらさは良く知ってますし、それでリバウンドしていては本末転倒なので、慎重に減薬していこうと思っています。
お礼
ご回答ありがとうございました。
補足
「東京メディカルケアセンター」と「分子整合栄養医学」は知りませんでした。 しかし、悪口ばっかりいうようですが、ライナス・カール・ポーリング博士でしょ。胡散臭いなぁと。 元々は化学者でノーベル賞を受賞し、ノーベル平和賞も受賞しています。 でも、医学系については門外漢ではないにしろ珍説を出して、学会に相手にされない方なんですよね。 以前、ビタミンCの大量(一日の必要量以上)摂取で風邪やガンの予防ができるという説を主張したりしてます。 「分子整合栄養医学」もその延長にあるものでしょう。 ただ、栄養状態を整える事は悪いことではないと思います。外食、ジャンクフード、コンビニ弁当などの不摂生 で体調がくずれるのは実感がありますから(特にお肌がボロボロに(笑))。 後は、栄養状態を整えた時に、その栄養素が脳まで届くのか--脳血液関門(BBB)の存在が気になります。 これがフィルターになって栄養素の到達を阻止すれば、効果があるのかというのもわたしの質問に書いて置き ました。
#3です。 逆に心配していただきありがとうございます。 ただ、私も例の本を盲信しているというわけではないですよ。 私の場合、薬の副作用がひどいというのが大きいのですね(医者はうつの症状だといいますが、そんな症状は服薬前にはなかったものですから)。質問者と同じくらいの頃(服薬開始後1年経過時点くらい)はそれほど問題なかったのですが、最近「効き目の低下」と「副作用の増悪」が顕著なのです。 ですので「長年服用していると脳に恒久的な損傷を与えかねない」という警告は、私にとっては妄言ではなく実感として感じ取れてしまいます。 そのほかの部分や構成の問題点、特にサプリの章は「サプリ会社の回し者か?」というのは私も感じました(笑)。 ただ、サプリの効果がどうとか、サプリにも問題点は有るとか、著者は自分で「セロトニン仮説」を否定しているのに肯定しているような記述もあり矛盾するとか、この本の構成が良くないとか、そんなことはSSRIの危険性とは無関係ですよね。 Amazonの書評にもありましたが「日本ではあまり(医者にすら)知られていないSSRIの危険な副作用」を提示した点だけが、この本を評価できるポイントだ、というのはそのとおりかなと思います。 SSRIは危険である。質問者は「例が多くないから」といっていますが、「症状が改善するかもしれないけど、脳が損傷するかもしれないし、ひどいときには人を殺してしまうかもしれない」。それだけで危険性の判断には十分だと思います。 著者の誘導どおりサプリに走るかどうかは別として、SSRIからは脱却しようと思っています。多少ならぬ離脱症状に襲われる身としては「たとえ苦しくてもやめねば」というモチベーションを持ち続けることが大事で、その意味でこの本が役に立ったと思っています。
お礼
ご回答ありがとうございました。
補足
質問からだんだん話がそれて来たので、元に戻したいのですが・・・。 質問は「鬱病に食事療法やサプリメントは有効なのでしょうか?」ですので。 それでも、ご回答についてはコメントだけさせていただきます。 >質問者と同じくらいの頃(服薬開始後1年経過時点くらい)はそれほど問題なかったのですが、 >最近「効き目の低下」と「副作用の増悪」が顕著なのです。 >ですので「長年服用していると脳に恒久的な損傷を与えかねない」という警告は、私にとっては妄言ではなく >実感として感じ取れてしまいます。 本に書いてあった「SSRIに強く反撃する脳」を実感されているわけですね。 ただ、これは反論ではありませんが、今の脳生理学の考え方は ・脳細胞数は出産時に最大でその後減少の方向を辿る(生活や経験に合わせて余計な部分を整理して行く)。 ・一方で、認識や知覚などの重要な働きをつかさどる大脳皮質には、大人になっても新しい脳細胞が付け 加わっていく。 ・また、神経網の可塑性は大人になってからも存在する。 ということなので、(参照:http://www.naoru.com/nousaibou.htm) 脳細胞の死滅=脳の恒久的損傷とは断言できないかも知れません。 >SSRIは危険である。 わたしは、3種類SSRIを服用しましたが、副作用は初期の2~3週間だけでした。パキシルは副作用が強す ぎて直ぐにやめましたが、それ以外は3週間以降は副作用も消え正規の効果をもたらしました。 それでも2年間弱も休職してるのは、鬱病の症状が安定しないためです。医師がおっしゃるには一つの薬で一年 間ぐらい飲まないといけないということです。 これは個人差もあることなので、完全に反論できることではないですが、SSRIはそんなにも危険なのでしょ うか。わたしの服用からの実感ではそうは思えないのです。 >質問者は「例が多くないから」といっていますが、「症状が改善するかもしれないけど、脳が損傷するかも >しれないし、ひどいときには人を殺してしまうかもしれない」。それだけで危険性の判断には十分だと思い >ます。 それなりの数のサンプルが取れないのに一般論化して危険だと判断するのは論理が飛躍してますよね。だから あの本には実証的データが少な過ぎると、批判しました。 >SSRIからは脱却しようと思っています。 >多少ならぬ離脱症状に襲われる身としては「たとえ苦しくてもやめねば」というモチベーションを持ち続ける >ことが大事で、その意味でこの本が役に立ったと思っています。 断薬については、ご自身のことなので他人が口出しすることではないと思います。 しかし、どのSSRIを服用されているかわかりませんが、急激な服用量の減少は離脱症状をより激しくします。 それは薬の血中濃度が急激に減るため、正規の効果が薄れる代わりに、副作用が復活してくるからです。 それを防ぐには徐々に服用量を減らしていくしかありません。 (参考:http://www.oct.zaq.ne.jp/afalx209/hataclinic/medicine/SSRI/index.html) これは自己判断で量を決められないので、医師の指導を仰ぐべきです。
- CA700
- ベストアンサー率25% (1/4)
No.1のものです。 逆に、いろいろとアドバイスいただきありがとうございます。 確かに、体を動かすことによって、改善効果認められることは私もよく聞いたことがあります。 また、色々な方のご意見も伺え、賛否両論、色々な意見があると感じました。 今の時代、様々な情報があるため、便利でもあり、また、不安になることも多くありますよね。 No.2の方のご意見も納得できるところもあるのですが・・・・なかなか、医師を薬を信用することができれば、良いのでしょうが・・・今のご時世、難しいですね。 ただ、皆様もご存じ似ように、ひとの弱みにつけ込むような商品もあるので、注意した方が良いという点では、わたしも同感です。 しかし、メンタルな病の場合は、特に難しいですね。「病は気から」ですが、自分の気持ち(気分)が強くもてないのが、特徴ですから・・ そのような意味においては、サプリではなくとも、ご指摘いただいたように、体を動かすことで、「今日は気分が違うぞ」というものが見つかればそれが一番の薬ではないでしょうか? もちろん、それも、日によって効果があったり、なかったりするでしょうが、幾多のものを見つけてゆくことで、気持ちが向上できれば一番だと思います。 その中には、そこらで売っている安価なサプリや飴一つでも良いと思います。No.3の方もおっしゃっているようにプラセボがメンタルな病には一番効果があると思います。薬はそれを助けるためのものではないでしょうか? 私自身、医療の一端に携わるものですが、精神科医と相談し、薬は補助的な使い方をしております。 要するに、医師や薬だけを頼りにできれば(信頼できる環境にあれば)、他のものに手を出さず、薬だけでも十分効果をあげることができる思いますが、もしそうでないなら、薬のみに頼らず、自ら解決にむけ模索することも良いのではと個人的には思います。 ただし、薬の副作用のみを大きく取り上げ、薬効より副作用が重篤だというような情報はそれなりに危険だとは思います。 薬と毒は両刀の剣、副作用のない薬はほとんどありません。(ご存じかもしれませんが念のため) 薬と上手につきあってゆきたいものです。 実際、質問者さんも感じたと思いますが、薬は効果があるのは事実です。また、このような薬の場合、効果に時間がかかるのも事実です。 ただ、長期服用して、疑問を感じた場合、また、効果が体験できない場合は、薬以外ものもを見つけられれば良いですね。私も発症してから10年以上ですが、何か自分の力となるものを見つけてゆきたいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。
補足
「病は気から」は、今は普通に「病気は気の持ちようから」という意味で使われていますが、 元々の意味は「病は気の流れの乱れから」だそうです。 気とは、中国漢方などに出てくるいわゆる「気」です。(気功の「気」でいいんでしょうか) それでも、気の内「内因」には「過度の感情」を指してるので「病気は気の持ちようから」もあながち間違いで はないかも知れません。 (「病は『気』からのホントのところ。」http://www.cript.co.jp/rokuban/rokubanfille/yamaiha/index.htm から引用) そして、現代医学的には気持ちの持ちようで自己免疫力が向上して、病気が治り易くなるという考え方はある ようです。(精神神経免疫学) では精神系の病気はどうかというと、「病は気から」の気の持ちよう自体が乱れてしまっているわけですから、 病を治すために、気の持ちようを変えようとするそのものが、既に乱れてしまっているわけです。 だから、外部から薬や心理療法だったり、食事療法・サプリメントだったり、運動療法とかの刺激でなにかを 変えようとするんだと思います。 その変える対象が「気の持ち方」だけではないだろうなとわたしは思っています。 その理由は、次の経験からです。 鬱病でメンタルクリニックの初診を受けた時に、先生から鬱病患者と健常者の脳の活動状態のポジトロンCTの 写真を見せられました。そして「鬱病に罹ると脳の精神活動が停滞するんですよ」といわれました。 たしかに、鬱病患者の方が健常者より、脳の活動範囲が狭かったです。 そうすると、脳生理学的になにかで脳の精神活動を活性化する必要がある訳で、それが薬を始めとする諸々の 方法かなと思います。 そして、一番ダイレクトに脳への働きかけをするのが、薬という認識です。 (その後、急いで頭に良いといわれるDHAとEPAを買いに走ったのは、余談+笑い話です。(笑) それと、わたしが、食事療法・サプリメントに疑問を持ってるのは質問文の通りです。) ですが、一方で薬が効かない方もいらっしゃるようで(わたしは幸いにも自分に合って効果のあるのがみつかり ましたが)、その方達には、心理療法なり、食事療法、運動療法とかが必要になってくるのではないでしょうか。 そして、薬を始めとするどの方法でもそうですが、受け入れる側の患者が、受け入れられる態勢になってないと 効果が出にくい(心身ともに良い方向に変化してくれない)という面があると思います。 その意味で「病は気から」、少し言い方を変えると「病を治すためには気持ちの持ち方を整えてから」と言える と思います。
同じような考え中のものです。ただ、薬の効果はかなり疑わしいと考えています。 というのは、私自身長年服用しているのですが、それほど顕著な効果を体感できないためです。その間、さまざまな薬を試しましたがいま飲んでいるのが一番「マシ」という理由で飲み続けているだけです。 また、何度も薬をやめようとしたのですが、そのたびにひどい不快感に襲われ「やはり薬を飲まないと駄目なのだろうか」と断念しました(これは「離脱症状」であったことが今ではわかりました)。 薬を飲んでいて、効果ははっきりしませんが、副作用は非常にはっきりしており、また最近副作用が顕著に感じられるようになってきました。このまま飲み続けていると一生薬漬けになるのじゃないかと感じるようになってきました。 そんな中で「うつを克服する最善の方法」を読みました。批判も多い本なのですが、強い論調と多くの証拠を示して、「SSRIが危険な薬である」ということを強調してくれたことは私にとっては福音だったと思います(薬にもっと精神的に依存している人にとっては、相当耳障りな本なのですが)。 脳内の作用機序は、この本にも書いてあるように薬会社もまったく解明できていないし、今後も100年くらいは解明されないだろうと思います。ですから、薬やサプリの物質が、脳にどのような効果を及ぼすかということが科学的に明らかにされることは、われわれの生きている間は無いと考えていいと思います。 この本でも指摘されているように、タバコや酒でさえその害が科学的に解明されるまでには1000年以上を費やしているということです。それまで、これらの危険な「毒物」は、体にいいとさえ思われて摂取され続けてきたのです。 いまの自分の身を、タバコが「発明」されたころに置き換えてみる必要があると思います。「タバコは害があるのか、科学的に説明してほしい」といっても、誰もそんなことは説明できないのです。 サプリの効果は、試したことがないのでまったくわかりません。ただ、話だけ聞いているとSSRIよりは危険性は低いはずですし、仮に効果が無くても「プラシーボ効果」だけはあるはずです。SSRIはその危険がはっきりしている以上、できるかぎりやめるべきであるという結論に達しました。 サプリにも副作用は皆無とはいえないと思いますが、SSRIほど重篤なものではありえないのではないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。
補足
わたしの場合、SSRIは顕著に効果がでてます。 ですから、わたしは、薬支持7割、薬への疑い2割、薬でも食事療法・サプリメントでも運動でも どれでもいいからはっきりさせてという気持ちが1割といった感じで、回答者の方とはスタンス的 には違います。 わたしの場合は、人から「うつ病ドリル」のサイトの事を聞いていて、同時に何冊か鬱病関係の本を 読んでる中で 「『うつ』を克服する最善の方法」 を読みました。 その中の治療法として「うつ病ドリル」の記述に似た部分があったので、質問文に書籍名をあげました。 しかし、わたしは、あの書籍自体は問題が多いと考えています。 ○著者は、全体に実例の事件は取り上げていますが、実証的(統計的)数値データが少な過ぎます。 ○精神系の疾患は、多くの場合、正常と異常(病気)との境界ははっきりせず連続的です。 にも関わらず著者は「うつ」を病気でないと断定し、正常側(人間の感情の自然な発露)に入れようとします。 ⇒これについては、病的(本人の苦しみ、周囲への影響等)かどうかという点で判断可能でしょう。 精神科医はそうしていると聞きます。その基準の一つになるのがDSM-IVです。 ○プロザック=SSRIとし、プロザックの悪い点が他のSSRIでも同じだという感じで書いています。 ○脳内のセロトニン量は測定不可能であるから鬱とセロトニンの関係は未解明と述べています。 しかし、血中セロトニン濃度は測定可能ですから、そこから関連づける事は不可能ではありません。 (書籍「セロトニン欠乏脳」ではこの方法でセロトニンを測定しています。) ○「SSRIに強く反撃する脳」の節は、内容はともかくそれを補完する実測データは一切提示されていません。 神経細胞のセロトニン放出の停止、セロトニンに対する脳の感度低下、セロトニン再取り込み受容体の増加と いう「脳の反撃」を確かめた数値データは提示されていません。 (著者は脳内のセロトニン量は測定不可能と主張しているので、脳内生理現象は確認不可と考えてるとすれば 当然かも知れません。) ○現在のサプリメントの多くが合成物または精製物であり非常に純度が高く薬といってもいいものです。 それを考慮すると、SSRIという薬剤を否定する一方で治療にサプリメントを出す事は矛盾しています。 サプリメントでも「SSRIに強く反撃する脳」と同じような脳の防御反応が起き得るのではないかと思え ます。 (むしろ第5章無しで、第6章「生活習慣の改善でうつを予防する」に繋げたほうが薬剤否定というスタンス が明確になったのではないでしょうか。) といったところです。 いずれにしろ、わたしは薬盲信者でもないし、薬全否定者でもありません。 ただ、自分が薬の服用といっしょにやってきた、食事療法・サプリメントの有効性に疑問(あくまで疑問です)を 持ち、それを確かめたくなっただけです。 むしろ、わたしは回答者の方が「『うつ』を克服する最善の方法」を盲信しているような気がして少し不安を 感じます。 お薬が効かなかったという事の反動なんでしょうけれども、お薬の効果はその薬剤の性質に加えて個人差や環境 も影響します、特に精神系の場合。 お薬を漫然と飲むのではなく、治す意思をもって精神的負担の少ない環境の方が効果が高くなるそうです。 その点も考えられた方がよろしいのではないかと思います。
サプリメントは高価なだけで、「無効」です。副作用もあります。医師から処方されたお薬だけで充分です。
お礼
ご回答ありがとうございました。
補足
わたしも、一番効果あったと思うのはメンタルクリニックで処方された薬なんです。 ですから、薬で充分と思いつつも、質問文中にあげた書籍「『うつ』を克服する最善の方法」ではSSRIの 危険な点を指摘しているし、非常に微妙な気持ちです。 今のところ、薬支持7割、薬への疑い2割、どれでもいいからはっきりさせてという気持ちが1割といった感じ です。 ところで「無効」と断言される事の根拠はどんなことでしょうか、ご説明いただければ幸いです。
- CA700
- ベストアンサー率25% (1/4)
私の個人的な見解を・・・ 私もメンタルクリニックにお世話になっております。 一番は、病は気からというように、やはり、気持ち ではないでしょうか。 そのような意味では、食事療法に頼るのも良いと思います。 また、実際、食事やサプリにより、神経系をリラックス させるものもありますし・・・・ ですので、すべてを気持ちの問題と片付けるのも問題だと は思いますが、一番は気持ちの問題かなあと、個人的には 思います。 (BBBをご存じとは、医療に詳しそうですね) で、食事がBBBを通過できるかとのことですが、すべての 成分が、脳内で働いているとは限らないと思います。 末梢で働くことで、中枢に作用が伝わることも考えられる と思います。 もちろんSSRIのようにセロトニン取り込み阻害のように、 直接的に働くものが主流ではあると思いますが、その脇役 の一環としては良いのではないでしょうか。 私は、薬を処方していただいておりますが、残念ながら、効果が 現れている気がしません。正直、サプリに頼りたい気分です。
お礼
ご回答ありがとうございました。
補足
実はわたしの「うつ病ドリル」に従った療法ではやってないことがあります。 ・ガムを噛む事 ・散歩にでて一定のリズムで歩く事 です。 これは、「セロトニン欠乏脳」(有田 秀穂 著 生活人新書 NHK出版)に書いてあることなのですが、 ガムを噛むこと、一定のリズムで歩くこと、一定のリズムで深い呼吸をすること等のリズミカルな運動は、 セロトニン神経を活性化させるそうです。 これはちゃんとした実験データが本の中に掲載されていて、リズミカルな運動の後に血中セロトニン濃度の 上昇や、尿中のセノトニン濃度が上昇することが確認されているとありました。 それで、食事療法やサプリメントの摂取に効果があるのではなく、ガムを噛む、一定のリズムで歩く事に効果 があるのではないかと疑問を持ち始めたのがこの質問のきっかけです。 因みに、前掲書「セロトニン欠乏脳」に書いてあった、座禅による複式呼吸法を、わたしも試しましたが、 あまり効果は見られませんでした。というより、早朝に座禅をすることになっているのですが、当時朝早くに 起きられる状態ではありませんでした。
お礼
ご回答ありがとうございました。 ところで、daibutsuyoさんがSSRIや薬剤を危険視するのであれば、 「鬱病は薬で治るか」とか「鬱病に抗鬱剤は効果的なのか」という質問を起こしてみたらいかがでしょうか? いろいろな意見がよせられて、また違って視野が開けると思います。
補足
ご指摘の本は見かけたような気がしたので書店で探してみましたがありませんでした。 >この本を読んでいると、さまざまなファクターがありひとつでも欠けると台無しになってしまうようで、 >栄養療法といってもただサプリを採っていればいいというものではないようです。 でも、それだと不摂生をしている現代人の大部分が鬱病になりそうですよね。 その話はさておき「薬でうつは治るのか?」(片田 珠美 著 洋泉社新書)という本をこの機会に入手しました。 最近出た本です。 反SSRI・反薬剤的という点では「『うつ』を克服する最善の方法」に似ていますが、根本的に違う点があり ます。 「うつとは本当にひとつの病気なのか」という問題提起です。 わたしなりに解説すると、まず「うつ」とは、身体因性、内因性、心因性と分けられると著者は言います。 ・身体因性:マタニティ・ブルーのような身体的変化を原因とするうつ ・内因性:身体内部の生理的要因でおこるうつ。いわゆるセロトニン仮説が適用できるうつ。 ・心因性:心理的ストレスからおこるうつ。 そして、内因性以外のうつに抗鬱剤は有効なのだろうかという疑問を投げかけるのです。 これについては、わたしは専門家ではないので明確な反論はできません。 ただ、心の所在はどこかという事を考えると「脳」だとわたしは思っています。いわゆる心身一元論です。 ですから、心因性にしても、心理的ストレスが一次原因になって、なんらかの心の変調=脳の変調を引き起こし ていると思います(根本的治療には心理的ストレスを無くす必要がありますが)。身体因性についても身体的 変化が脳に影響を及ぼしてると思います。 ですので、セロトニン仮説の是非はさておき、何らかの脳への改善措置を図る事で、うつは治ると考えます。 薬、心理療法、栄養療法・サプリメント、いずれにしろ直接的か間接的かの差異はあっても脳の状態の改善を 意図しているものである事には変わりないと思っています。(サプリメントが効くかは質問しているぐらい ですから、疑問をもってますが) と言っている一方で、このカテゴリでも、抗鬱剤が効かないという方を多く見かけます。 そういう方をみると、その方達は本当にいわゆる「うつ」なんだろうかという疑問と、この本が提起している 「うつとは本当にひとつの病気なのか」という感を持つのも事実です。 daibutsuyoさんは、「分子整合栄養医学」の栄養療法を受けようかとお考えになっていらっしゃるようですが、 それも脳になんらかの改善措置を(間接的に)施すという点では薬と変わりありません。 生田哲氏のサプリメント療法や運動療法も同じ範疇だと思います。 いずれも、「心が脳にある」という前提を持つという意味において。 そういう意味では、抗鬱剤が効きにくいという事なら、自分は本当にいわゆる「うつ」なんだろうかという点と、 「うつ」という病気はひとつでない、自分は「うつ」でも違う系列のものに罹っているのじゃないかという点、 そして、「心は脳じゃないところにあるかも知れない」という事を見極めてみることも必要かと思いました。